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正体は?
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2日後、皇太子がやってきた。
「早すぎないか?」
「あはははっ。馬で1人できました。。」
「護衛は?」
「巻いてきました。シリーナ様が、こちらにいるとはどうゆうことですか?」
「皇太子にとっては嬉しい話ですよ。婚約破棄をされて、侯爵家も勘当されたようです。」
「ほんとに。それでシリーナ様は?」
「呼んできますよ。その間にテンション下げてください、、、」
「はい。」
「シリーナ様。皇太子が来ました。」
「え?早くないですか?」
「準備をしましょう。待たせておきましょう。勝手に早く来たのですから!」
しばらくして、、、
「シリーナ様。とても美しいですわ。ドレス似合ってますわ。」
久しぶりにこんなに綺麗にしてもらったかも。少し気分がいい。
「失礼します。シリーナです。」
「ああ。リュウジナイト皇太子がみえたよ。」
「はじめまして、シリーナと申します。」と頭を上げてびっくりした。
「リュウ!」
「覚えていてくれたんだね。」
「皇太子様?」
「ああ」
「知らなかった、、、」
「で。婚約破棄したんだよね。」
「はい。されました。」
「なら、決まりね。リーナ。帝国においで。そして、俺の妻になってほしい。」
「でも、、私なんかが、皇太子妃は、難しいと思います。婚約者にも家族にも捨てられて、今は、平民ですよ。それに、能力があまりないみたい、、、迷惑かけるから、、」
「それは相手が馬鹿だから。リーナは、素晴らしいよ。気にしなくていいから。俺は、ずっとリーナが好きだったから。気にせず、受けてくれないかな。」
「リュウ。もう少し待ってほしい。私なんかがあなたにふさわしいかわからないわ。それにまだ婚約破棄されたばかりで、整理できていないの。」
「リーナ、私なんかは禁句。俺は、リーナがいい。待つのは構わないよ。でも、諦めるつもりはもうない。」
「精一杯、頑張ります」
「頑張らなくていい。俺のそばにいてくれたらいい。」
ユート様のことは好きだったし、一緒に生きていくと思ったけど、そんなこと言ってくれるリュウにドキドキした。
ユート様の時とは少し違った。何だろ?
「リュウ。ありがとう。」
自然と笑顔が、溢れた。
破棄されてから、私は、無理して笑おうとしてたから、とりあえず、前向きに色々考えよう。
「国王。シリーナを助けてくれてありがとう。」
「いえ。あなた様が、シリーナ様を気に入っていることは、知っていましたからね。」
「え?」
皇太子は、基本女性と話さないんだよ。
女嫌いっていう噂もあった。
でも、あなたと話をしてる姿を何度かみた。もしかしてと思ってね。
「国王すまないが、馬車を貸してくれないか。馬できてしまったから、シリーナが乗れない。」
「リュウ。私、馬に乗りたい。乗せて欲しい。国王様。乗馬用の服を1着頂けないでしょうか?」
「もちろん。でもいいのか?馬は、、、」
そう。密着するんだけど、気がついないのかな?
「はい。私、一度乗りたかったのです。今は、風を感じたいの。昔よく乗せてくれましたよね?」
「ああ。シリーナがよければいいよ。」
2、3日、ゆっくり過ごして、帝国に行くことになった。まいてきた護衛の休憩も必要らしい。
「国王。あなたには感謝しますよ。何かお礼をしないとな。」
「いえ。必要ありません。私は何もしていません。」
「わかった。覚えておこう。」
3日後、
馬に乗り、帝国に向かった。
「気持ちいい。」
「怖くない?」
「大丈夫です。」
「もっと近くによっていいよ。」
「でも、、、」
昔とは違ったことを忘れていた。自分達が大人になっていたことを、、、
「落ちたらどうするの?」
「はい。」
「なら俺を頼って。甘えて。」
「はい。」
シリーナは、ドキドキした。リュウの体は、筋肉で少し硬かった。わたしを守ってくれるような体だった。
「早すぎないか?」
「あはははっ。馬で1人できました。。」
「護衛は?」
「巻いてきました。シリーナ様が、こちらにいるとはどうゆうことですか?」
「皇太子にとっては嬉しい話ですよ。婚約破棄をされて、侯爵家も勘当されたようです。」
「ほんとに。それでシリーナ様は?」
「呼んできますよ。その間にテンション下げてください、、、」
「はい。」
「シリーナ様。皇太子が来ました。」
「え?早くないですか?」
「準備をしましょう。待たせておきましょう。勝手に早く来たのですから!」
しばらくして、、、
「シリーナ様。とても美しいですわ。ドレス似合ってますわ。」
久しぶりにこんなに綺麗にしてもらったかも。少し気分がいい。
「失礼します。シリーナです。」
「ああ。リュウジナイト皇太子がみえたよ。」
「はじめまして、シリーナと申します。」と頭を上げてびっくりした。
「リュウ!」
「覚えていてくれたんだね。」
「皇太子様?」
「ああ」
「知らなかった、、、」
「で。婚約破棄したんだよね。」
「はい。されました。」
「なら、決まりね。リーナ。帝国においで。そして、俺の妻になってほしい。」
「でも、、私なんかが、皇太子妃は、難しいと思います。婚約者にも家族にも捨てられて、今は、平民ですよ。それに、能力があまりないみたい、、、迷惑かけるから、、」
「それは相手が馬鹿だから。リーナは、素晴らしいよ。気にしなくていいから。俺は、ずっとリーナが好きだったから。気にせず、受けてくれないかな。」
「リュウ。もう少し待ってほしい。私なんかがあなたにふさわしいかわからないわ。それにまだ婚約破棄されたばかりで、整理できていないの。」
「リーナ、私なんかは禁句。俺は、リーナがいい。待つのは構わないよ。でも、諦めるつもりはもうない。」
「精一杯、頑張ります」
「頑張らなくていい。俺のそばにいてくれたらいい。」
ユート様のことは好きだったし、一緒に生きていくと思ったけど、そんなこと言ってくれるリュウにドキドキした。
ユート様の時とは少し違った。何だろ?
「リュウ。ありがとう。」
自然と笑顔が、溢れた。
破棄されてから、私は、無理して笑おうとしてたから、とりあえず、前向きに色々考えよう。
「国王。シリーナを助けてくれてありがとう。」
「いえ。あなた様が、シリーナ様を気に入っていることは、知っていましたからね。」
「え?」
皇太子は、基本女性と話さないんだよ。
女嫌いっていう噂もあった。
でも、あなたと話をしてる姿を何度かみた。もしかしてと思ってね。
「国王すまないが、馬車を貸してくれないか。馬できてしまったから、シリーナが乗れない。」
「リュウ。私、馬に乗りたい。乗せて欲しい。国王様。乗馬用の服を1着頂けないでしょうか?」
「もちろん。でもいいのか?馬は、、、」
そう。密着するんだけど、気がついないのかな?
「はい。私、一度乗りたかったのです。今は、風を感じたいの。昔よく乗せてくれましたよね?」
「ああ。シリーナがよければいいよ。」
2、3日、ゆっくり過ごして、帝国に行くことになった。まいてきた護衛の休憩も必要らしい。
「国王。あなたには感謝しますよ。何かお礼をしないとな。」
「いえ。必要ありません。私は何もしていません。」
「わかった。覚えておこう。」
3日後、
馬に乗り、帝国に向かった。
「気持ちいい。」
「怖くない?」
「大丈夫です。」
「もっと近くによっていいよ。」
「でも、、、」
昔とは違ったことを忘れていた。自分達が大人になっていたことを、、、
「落ちたらどうするの?」
「はい。」
「なら俺を頼って。甘えて。」
「はい。」
シリーナは、ドキドキした。リュウの体は、筋肉で少し硬かった。わたしを守ってくれるような体だった。
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