【完結】25妹は、私のものを欲しがるので、全部あげます。

華蓮

文字の大きさ
28 / 45

対面

しおりを挟む
エアリーとデュークが、イチャイチャ話をしていると、お義母様に声をかけられた。


「エアリー、入ってきなさい。」

使用人によって、ドアを開かれたので、デュークと一緒に部屋に入った。
さっきまで、震えてたのに、今は、大丈夫だった。リラックスできたようで、安心した。


「エアリー。」

と言って母が、泣きながら声をかけてきた。

それを見てもわたしは何も感じなかった。
嘘泣きとしか思えず、わざとらしいなと思った。

本当に心配していたなら、わたしを探し出すはずだもの。
プレーリーが、出張と偽って探しているのは、デュークの影から聞いていたし、両親が探している様子も全くなかったことも聞いていた。
なのに、泣いて私の名前を呼ばれてもね、、、、。


父を見ても、心配している様子なんてなかった。この人も自分のことだけなのだろうなと思ってた。


妹を見ると嫌悪感しかなかった。
優しくしたいそんな気持ちは一切怒らなかった。


人間らしい感情が出たことは嬉しかった。今までは、本当に人形だったのだろう。。人間になれて本当によかった。

「お久しぶりです。」

思ったより低い声で挨拶をした。
会いたいとは思わなかったからだろうな。声に出てしまったわ。



「お前はなぜ、居なくなったんだ!」
父は、いきなり怒ってきた。


「なぜ?って聞きます?あの家にいることが苦痛以外ありますか?」


「何を言ってる。お前を俺たちが育ててきた。妹と同じように。」


「お姉ちゃんが勝手に居なくなったのよ。私は、ずっと心配してたのに。あれ?横の人、、、、」

「久しぶりだね。エアリーの妹さん。」

「嘘、、、」

「どうしたんだい?」

「まさか、、、」

「そうだよ。あの時の、、、
君が媚薬をもって、俺を襲おうとしたよね?初めて会ったのに、君に誘われた。うまく逃げたけどな。」

「あの時、、、」

「媚薬?」エアリーは、びっくりした。
だからなのね。理解はできたけど、媚薬を盛ることを普通にしていたリリーが怖かった。

「俺は好きな人しか欲情しないって言ったよね。エアリーがいるんだから、あなたに欲情はしない。」


「嘘!お姉様と関係していたから、私が欲しかったのね。やっぱり。お姉様が選ぶ人は、いいわ。お姉様。私にちょうだい。」
リリーは、全く人の話を聞かなかった。
さっきまで私がいなかなって心配したって言ってたのにね。


「頭悪いね。さっき言ったよね?あなたには欲情しないって」

デュークも結構きついこと言うわね。
わたしデュークにそんなこと言われた落ち込むわ。。


「大丈夫よ。私と経験したら、みんなお姉様よりいいというわ。」
そして、強烈にポジティブな性格だった。
振られていることが、わからないのか?自信があるのか?よくわからないけど、わたしは怖いと思うけど、父は普通に

「リリー。その話は、また後でしなさい。」
と言っている。
認めてるんだ。

父も常識がなかったのね。
わたしってほんと狭い空間で過ごしていたのね。
父が非常識人間だと知らなかったもの、、、。






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

両親から謝ることもできない娘と思われ、妹の邪魔する存在と決めつけられて養子となりましたが、必要のないもの全てを捨てて幸せになれました

珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたユルシュル・バシュラールは、妹の言うことばかりを信じる両親と妹のしていることで、最低最悪な婚約者と解消や破棄ができたと言われる日々を送っていた。 一見良いことのように思えることだが、実際は妹がしていることは褒められることではなかった。 更には自己中な幼なじみやその異母妹や王妃や側妃たちによって、ユルシュルは心労の尽きない日々を送っているというのにそれに気づいてくれる人は周りにいなかったことで、ユルシュルはいつ倒れてもおかしくない状態が続いていたのだが……。

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・

青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。 「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」 私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・ 異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。

妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。

夢草 蝶
恋愛
 シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。  どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。  すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──  本編とおまけの二話構成の予定です。

お父様、お母様、わたくしが妖精姫だとお忘れですか?

サイコちゃん
恋愛
リジューレ伯爵家のリリウムは養女を理由に家を追い出されることになった。姉リリウムの婚約者は妹ロサへ譲り、家督もロサが継ぐらしい。 「お父様も、お母様も、わたくしが妖精姫だとすっかりお忘れなのですね? 今まで莫大な幸運を与えてきたことに気づいていなかったのですね? それなら、もういいです。わたくしはわたくしで自由に生きますから」 リリウムは家を出て、新たな人生を歩む。一方、リジューレ伯爵家は幸運を失い、急速に傾いていった。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」 公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。 死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」 目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。 「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」 隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。 そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……? 「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」 資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。

処理中です...