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言いたいこと、海
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「私は使用人ではありません。デューク様の婚約者です。
デューク様はとてもモテます。まだ発表していないのに、婚約者だと言われると色々面倒なので、使用人と言うことにしてあっただけですわ。」
「はあ?お前は勝手に家を出て行って、何を言っている。婚約?結婚は、家のつながりだろ?」
父は怒り出した。
「家のつながりだから、リリーは、プレーリーと結婚できたんでしょう。
普通、姉の婚約者を奪って、結婚なんてできないでしょう?
恥ずかしいと思いませんか?略奪ですよ。
まさか美談だと思っています?
家のつながりだから、表向きはうまくいったとは思いますよ。
わたしは、お父様の言う通りに、政略結婚は受け入れたし、破談にされたけど受け入れたわ。
リリーのためにね。
「そうだろ。リリーは、可愛くて、みんなに愛されるから、お前も妹を好きで、妹想いのいい子だっただろう。
妹を可愛いと思っていたから全てを許したんだろ?」
この人は何を考えているんだろう?
本当にそう思ってるわけ?どんなにリリーが好きなんだろうね。
「リリーのことは大嫌いよ。わがままで、嘘泣きしたら、みんなが許されることをしているし、嘘ばっかり言ってるしね。私は、リリーが好きだから許していたんじゃないわ。諦めていたのよ。両親のエコ贔屓から。わたしは、愛されていないし、望んではならないからよ。」
母が泣きながら言い出した。
「エアリー。ごめんなさい。
リリーが嫁いだら、あなたの好きなのようにさせてあげようと思ってたのよ。
浮気者ではなく、あなたを思ってくれる誠実な人を婿養子にして、家を継いだらいいと思ってたのよ。
でもあなたがいなくなるから、、、」
私は、我慢せず、全てを吐き出すことにした。
お母様は、リリーが泣くことが一番めんどくさい。だから、私に我慢させるの。
そして、全て私のせいにするの。
さっきもね。。
あなた方は、妹が一番でしたね。
私はあなた方の人形。
妹のやることをなんでも許し、親には反抗しない人形が良かったのでしょう。
あなた方が望むように演じたわ。でも、人形もいずれ壊れるわ。
海に行った時のこと覚えていますか?
とても、楽しみにしていたのに、リリーが、帰りたいと言ったら、すぐに帰ると言った。
私が拒否をすると私をわがままだと言い、私を海に残して、3人で食事をしに行った。
私のことを海に捨てて、、、
「捨てていないわ。あれは、エアリーがわがままを言ったから。」
母は、私のせいにしてきた。
私の願いで行った海なのに、誰も私の願いを叶えてくれない。
いつも我慢してるのは、私なのにね。
その日ぐらい、私のために居てくれると思ったわ。
帰ってきた私に、寝着で、もうわがまま言うな、って。
寝着ということは、海に置いてきたことさえ忘れていたのかしら?
それとも、海に本当に捨てられたのかしら?
お母様も次の日に同じことを言ったよね。
2人してね。。
お父様もお母様も私の手首の跡に気がついていて、知らないふりをした。
「そんなの知らないわ。」
私はあなた方に気がついて欲しくて、わざと手首を見えるようにしたもの。
お母様は、目を逸らしたわ。
あの日から私は、明かりを消して寝ることができないのよ。知ってた?
と両親に問うと
「何?明かりをつけないと寝れないの?お子様ね。」
リリーは、くすくすと笑っていう。
その海で何があったか知ってる?
知らないよね。私のこと心配したなんて口だけだものね。
教えてあげましょうか?
私はあの時、男の人に声をかけられた。優しい口調だったけど、目が怖かった。断ろうとしたら、手首を強く掴まれて、私が逃げないようにされたのよ。
だから、明かりを消すとその光景を追い出すのよ。今でもね。それぐらい恐怖だったのよ。
今となれば、あの時は、それでも良かったのかも知れないわ。
そしたら、そのあと、辛い思いをしなくて良かったもの。
寂しそうに言うと、デュークが、私の顔見つめてくれた。
それだけで、私は頑張れた。淡々と話をし始めた。
デューク様はとてもモテます。まだ発表していないのに、婚約者だと言われると色々面倒なので、使用人と言うことにしてあっただけですわ。」
「はあ?お前は勝手に家を出て行って、何を言っている。婚約?結婚は、家のつながりだろ?」
父は怒り出した。
「家のつながりだから、リリーは、プレーリーと結婚できたんでしょう。
普通、姉の婚約者を奪って、結婚なんてできないでしょう?
恥ずかしいと思いませんか?略奪ですよ。
まさか美談だと思っています?
家のつながりだから、表向きはうまくいったとは思いますよ。
わたしは、お父様の言う通りに、政略結婚は受け入れたし、破談にされたけど受け入れたわ。
リリーのためにね。
「そうだろ。リリーは、可愛くて、みんなに愛されるから、お前も妹を好きで、妹想いのいい子だっただろう。
妹を可愛いと思っていたから全てを許したんだろ?」
この人は何を考えているんだろう?
本当にそう思ってるわけ?どんなにリリーが好きなんだろうね。
「リリーのことは大嫌いよ。わがままで、嘘泣きしたら、みんなが許されることをしているし、嘘ばっかり言ってるしね。私は、リリーが好きだから許していたんじゃないわ。諦めていたのよ。両親のエコ贔屓から。わたしは、愛されていないし、望んではならないからよ。」
母が泣きながら言い出した。
「エアリー。ごめんなさい。
リリーが嫁いだら、あなたの好きなのようにさせてあげようと思ってたのよ。
浮気者ではなく、あなたを思ってくれる誠実な人を婿養子にして、家を継いだらいいと思ってたのよ。
でもあなたがいなくなるから、、、」
私は、我慢せず、全てを吐き出すことにした。
お母様は、リリーが泣くことが一番めんどくさい。だから、私に我慢させるの。
そして、全て私のせいにするの。
さっきもね。。
あなた方は、妹が一番でしたね。
私はあなた方の人形。
妹のやることをなんでも許し、親には反抗しない人形が良かったのでしょう。
あなた方が望むように演じたわ。でも、人形もいずれ壊れるわ。
海に行った時のこと覚えていますか?
とても、楽しみにしていたのに、リリーが、帰りたいと言ったら、すぐに帰ると言った。
私が拒否をすると私をわがままだと言い、私を海に残して、3人で食事をしに行った。
私のことを海に捨てて、、、
「捨てていないわ。あれは、エアリーがわがままを言ったから。」
母は、私のせいにしてきた。
私の願いで行った海なのに、誰も私の願いを叶えてくれない。
いつも我慢してるのは、私なのにね。
その日ぐらい、私のために居てくれると思ったわ。
帰ってきた私に、寝着で、もうわがまま言うな、って。
寝着ということは、海に置いてきたことさえ忘れていたのかしら?
それとも、海に本当に捨てられたのかしら?
お母様も次の日に同じことを言ったよね。
2人してね。。
お父様もお母様も私の手首の跡に気がついていて、知らないふりをした。
「そんなの知らないわ。」
私はあなた方に気がついて欲しくて、わざと手首を見えるようにしたもの。
お母様は、目を逸らしたわ。
あの日から私は、明かりを消して寝ることができないのよ。知ってた?
と両親に問うと
「何?明かりをつけないと寝れないの?お子様ね。」
リリーは、くすくすと笑っていう。
その海で何があったか知ってる?
知らないよね。私のこと心配したなんて口だけだものね。
教えてあげましょうか?
私はあの時、男の人に声をかけられた。優しい口調だったけど、目が怖かった。断ろうとしたら、手首を強く掴まれて、私が逃げないようにされたのよ。
だから、明かりを消すとその光景を追い出すのよ。今でもね。それぐらい恐怖だったのよ。
今となれば、あの時は、それでも良かったのかも知れないわ。
そしたら、そのあと、辛い思いをしなくて良かったもの。
寂しそうに言うと、デュークが、私の顔見つめてくれた。
それだけで、私は頑張れた。淡々と話をし始めた。
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