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料理

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カンナとマロンは、小さい頃から二人は、本当に仲が良かった。
お互い好きだと認識したのが、早くて、
その後すぐに、正式に婚約者になった。


カンナは、幼いときから、公爵家で手伝いをして、家のことも覚え、
カイジライト公爵家のみんなにも可愛がってもらった。

お義母様もお義父様も優しく、弟のハノンもしっかりしていて、懐いてくれた。

使用人とも仲が良く、いつもカウジライト公爵家に行くといろんな話をしていた。
みんなも、2人が、結婚することを楽しみにしていた。
カンナも自分の家にいるより落ち着いていることができたし、楽しかった。


阿吽の呼吸で、マロンが、言いたいことをカンナが読み取って、行動に移す事が多かった。
小さい頃から一緒にいたから、互いの表情を読み取れる。
お互いのことが、好きだから、よく見てるから、言いたいこともわかり、心がつながる。
一人にしてほしい時もあるし、一緒にいてほしい時もある。

一緒にいても、そばにいるだけの時もあるし、抱きしめてほしい時もある。
手を握ってほしいとか、、

そのタイミングが絶妙な二人。
前世は、1人の人間だったのではないか?というぐらい、わかりすぎていた。


一緒に学んできてるから、学習の能力も、近かく、2人ともかなり優秀だった。

マロンが、剣を極めてる時は、
カンナは、お茶会に参加したり、料理をしていた。

公爵令嬢が料理をするなんて、思われるが、カンナの趣味だった。

昔、マロンが風邪をひいた時に、スープなら食べれると言ったので、
自分で作ってあげたいと思い、カイジライト公爵の料理長にスープの作り方を教えてもらった。
マロンが、
「美味しいっ」と言って、完食してくれたことが嬉しくて、
それから、料理をするようになった。

マロンの誕生日の時、2人は、カンナの作った料理を食べて、お祝いしていた。


初めは、サンドイッチとゼリーだった。
それが今は、公爵のシェフに負けないくらいの腕前になっていた。

愛情もたっぷりだから、美味しい。
毎日食べたいと思う。
でも、負担はかけられない。

今は、特別な時に特別に作ってもらえることが嬉しいけど、
結婚したら、休みの日料理をしてくれると、約束してくれた。

カンナの料理を食べると美味しいし、元気が出る。あと少しで食べれる事を喜んでた。
一緒に暮らしてから、1番初めに作ってもらうのは、煮込みハンバーグ。

俺の好物は、ハンバーグ。でも煮込みにした理由は、
カンナがレースの白いエプロンをして、ワンピースで、作ってる姿を眺めていたい。という、俺の願望。煮込みだと時間がかかるからな。
今まで作ってる姿は見せてくれなかった。結婚したら見せてくれるそう。
楽しみにしているのだ。
早く結婚したい








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