【完結】4公爵令嬢は、この世から居なくなる為に、魔女の薬を飲んだ。王子様のキスで目覚めて、本当の愛を与えてもらった。

華蓮

文字の大きさ
15 / 15

それぞれの道

しおりを挟む
ユウザ王子とメイは、とらえられ、王国に強制送還された。。、

その後の2人は、

ユウザ王子は、メイを抱くことができず、自分の過ちを悔やみ、マリアを忘れずにいた、、、
本当に愛していたのは、マリアだった。。それに気がついたが遅かった、、、
「マリア、、マリア、、」


第二王子が王太子となり、国は安泰だった。
ユウザ王子は、マリアとアレクに子供が生まれたことを新聞で知るとおかしくなった、、、
「マリアは、私の妻である。私の子を産むべきだ、、浮気したのか、、、」といい出した。

精神の病気と認定され、幽閉された。


メイは、ユウザ王子に、抱かれなり、王宮を出された、、、
他の男を漁った、、、でも、悪い噂がまわっていたので、誰一人相手をしなかった、、、
娼婦の道に進んだ、、、






結婚式が終わり、ひと騒動はあったけど、幸せな時間だった。夜、2人の初めての時間だった。

いつもより念入りに磨き上げられ、なぜかマッサージもされた、、、

魔女様からいただいた香油を塗り、アレク様の元へ、、、
ノックをすると、、

「はい。」と言って、ドアを開けてくれた。

「マリア。」と顔が赤い、、、

「アレク様?」

「いや。なんでもないよ。入って、、
シャンパンがあるよ。マリアの誕生年のものだ、、、」

「いただきます。綺麗!!」

「マリア。生きてくれてありがとう。」

「生きれてよかった。魔女様のおかげだよ。」

「そうだな.普通、魔女は、1人の人に関わることはないし、情をかけることもないんだよ。まず貴族は、魔女を嫌う。魔女は、悪い印象しかないからな。実際会えるものもほとんどいない。」

「私も偶然、街を歩いて、あの店を見つけなければ会わなかったもの、、、
私は、魔女様を見た時、いい印象しかなかったな。」

「でも、普通考えたら、死ぬためのものをくれるんだから、良くないよね。」

「そうよね、、でも、魔女様は、私を助けてくれたの、、、」

「そうだね。そんなマリアだから、好かれたんだろ。よかったな。」

「私魔女様のこと好き。。」

「それは、いいけど、少しやけるな。。。」

「ん?」

「おれは?」

「魔女様の好きとアレク様の好きとは違うわ。」

「俺のことは?」

「大好きっ。アレク様とずっと一緒に居たい。一緒に幸せになりたい」

「俺もマリアのこと好き。離さないから、、、」
とキスをした。

「アレクさまっ。」

「可愛いよ。」

アレク様は、結婚するまで、軽いキスとスキンシップだけだった、、、
アレク様は、もしかしたらタンパクなのかしら?
と考えてた、、、
それが間違いだった、、、

「さあ。油断したかわいいうさぎちゃん。オオカミに食べられちゃう覚悟はできたかな?」

「????」

といつもとは違うキス。

「嘘っ。」

「何が嘘なのかな?」

「なにも、、」


魔女様が言ってたように、アレクは、マリアを離さなかった。。

ハーブのおかげで、マリアは、毎日元気だった。

余計にアレクは離さなかったけど、、、 



4人の子供に恵まれた。そのうち下の2人は、双子の女の子だった。家族みんなが仲良かった。。

そして、もう1人お腹の中にいる。
アレクは、生涯マリアを愛し、離さなかった。
マリアは、アレクに愛され、愛して、幸せな人生になった。


ありがとう。魔女様。
あの時、私を生かせてくれて。
死んでいたら、こんな幸せなことを感じることがなかった。。


マリア。お前は幸せになるべき子なんだよ。
私もお前に会えて楽しかったよ。。。

しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

殿下の婚約者は、記憶喪失です。

有沢真尋
恋愛
 王太子の婚約者である公爵令嬢アメリアは、いつも微笑みの影に疲労を蓄えているように見えた。  王太子リチャードは、アメリアがその献身を止めたら烈火の如く怒り狂うのは想像に難くない。自分の行動にアメリアが口を出すのも絶対に許さない。たとえば結婚前に派手な女遊びはやめて欲しい、という願いでさえも。  たとえ王太子妃になれるとしても、幸せとは無縁そうに見えたアメリア。  彼女は高熱にうなされた後、すべてを忘れてしまっていた。 ※ざまあ要素はありません。 ※表紙はかんたん表紙メーカーさま

お前を愛することはないと言われたので、姑をハニトラに引っ掛けて婚家を内側から崩壊させます

碧井 汐桜香
ファンタジー
「お前を愛することはない」 そんな夫と 「そうよ! あなたなんか息子にふさわしくない!」 そんな義母のいる伯爵家に嫁いだケリナ。 嫁を大切にしない?ならば、内部から崩壊させて見せましょう

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

完結 殿下、婚姻前から愛人ですか? 

ヴァンドール
恋愛
婚姻前から愛人のいる王子に嫁げと王命が降る、執務は全て私達皆んなに押し付け、王子は今日も愛人と観劇ですか? どうぞお好きに。

あなたの側にいられたら、それだけで

椎名さえら
恋愛
目を覚ましたとき、すべての記憶が失われていた。 私の名前は、どうやらアデルと言うらしい。 傍らにいた男性はエリオットと名乗り、甲斐甲斐しく面倒をみてくれる。 彼は一体誰? そして私は……? アデルの記憶が戻るとき、すべての真実がわかる。 _____________________________ 私らしい作品になっているかと思います。 ご都合主義ですが、雰囲気を楽しんでいただければ嬉しいです。 ※私の商業2周年記念にネップリで配布した短編小説になります ※表紙イラストは 由乃嶋 眞亊先生に有償依頼いたしました(投稿の許可を得ています)

婚約者が記憶喪失になりました。

ねーさん
恋愛
 平凡な子爵令嬢のセシリアは、「氷の彫刻」と呼ばれる無愛想で冷徹な公爵家の嫡男シルベストと恋に落ちた。  二人が婚約してしばらく経ったある日、シルベストが馬車の事故に遭ってしまう。 「キミは誰だ?」  目を覚ましたシルベストは三年分の記憶を失っていた。  それはつまりセシリアとの出会いからの全てが無かった事になったという事だった─── 注:1、2話のエピソードは時系列順ではありません

【完結】私の婚約者はもう死んだので

miniko
恋愛
「私の事は死んだものと思ってくれ」 結婚式が約一ヵ月後に迫った、ある日の事。 そう書き置きを残して、幼い頃からの婚約者は私の前から姿を消した。 彼の弟の婚約者を連れて・・・・・・。 これは、身勝手な駆け落ちに振り回されて婚姻を結ばざるを得なかった男女が、すれ違いながらも心を繋いでいく物語。 ※感想欄はネタバレ有り/無しの振り分けをしていません。本編より先に読む場合はご注意下さい。

こちらからお断りです

仏白目
恋愛
我が家は借金だらけの子爵家 ある日侯爵家から秘密裏に契約結婚が持ちかけられた、嫡男との結婚 受けて貰えるなら子爵家を支援するが?という話 子爵家には年頃の娘が3人いる 貧乏子爵家に縁を求めてくる者はなく、まだ誰も婚約者はいない、侯爵家はその中の一番若い末娘を求めていた、 両親はその話に飛びついた,これで自分たちの暮らしも楽になる、何も無い子爵家だったが娘がこんな時に役に立ってくれるなんて,と大喜び 送り出され娘はドナドナな気分である 「一体何をされるんだろう・・・」 *作者ご都合主義の世界観でのフィクションです。

処理中です...