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皇太子は、すぐに別邸に行ったけど、
鍵が掛かっていて、入れなかった。
庭を見ると花が全部摘んであった。
確かここは、カノンが好きだった花、、、
そこにプリンスがやってきた。
「コンフィール様こんなところにどうされたのですか?」
「プリンスは?」
「ご指導の時間ですわ。今日が最後になるそうです。昨日で全て、終わり、今日は挨拶だけって、、、」
「予定より早くないか?」
「カノン様が、もう教えることないわ。終わりって、、、
あれ?ここのお花、昨日まで咲き誇っていたわ。
全部ないわ。カノン様は、とても気に入っていたお花よ。確か、フィールというお花よ。」
「フィール?フールか?」
「いえ。カノン様は、フィールと言っていました。コンフィールと似ていると思っていたから、覚えているわ。」
部下にこの花を調べさせた。
「皇太子、この花は、毒です。別に外に咲いている時、害ではありません。」
「だから、カノン様は、気がついて刈り取ったのね。」
気がついて、いや今までそんなことなかった。おかしい。
「その花は?どこにある?」
よく見ると、花びらが、入り口3枚落ちていた、、、
「まさか」
入口の鍵を壊して、中に入った。
「プリンス、入ってきてはいけない。自分の部屋に戻って。」
プリンスは帰った。
部屋の前に、一人の女の子がいた。
「退きなさい」
何も反応しない。。そーいえば、聞こえないと、、
顔を見て退くように言うけどその子は、どかなかった。
「カノン!」
鍵が掛かっているから、開かなかった。
また蹴り倒した。
そーすると、強烈な匂いが充満していた。
「皇太子、、離れてください。ここは危険です。」
「カノンは?」
部下は、部屋に入り、窓を開けて、充満した空気を外に出した。
「どうぞ入ってください。」
「カノン!!」
今まで見たことのない顔だった。
赤い唇。頬は、ピンク。顔色は白い。
何より微笑んでいた。
「カノン!!」
何度も呼んでも、返事はしなかった。
心臓を触るとまだ動いていた、呼吸もあった。
「医師を呼んでくれ。本邸のカノンの部屋に運ぶぞ。」
鍵が掛かっていて、入れなかった。
庭を見ると花が全部摘んであった。
確かここは、カノンが好きだった花、、、
そこにプリンスがやってきた。
「コンフィール様こんなところにどうされたのですか?」
「プリンスは?」
「ご指導の時間ですわ。今日が最後になるそうです。昨日で全て、終わり、今日は挨拶だけって、、、」
「予定より早くないか?」
「カノン様が、もう教えることないわ。終わりって、、、
あれ?ここのお花、昨日まで咲き誇っていたわ。
全部ないわ。カノン様は、とても気に入っていたお花よ。確か、フィールというお花よ。」
「フィール?フールか?」
「いえ。カノン様は、フィールと言っていました。コンフィールと似ていると思っていたから、覚えているわ。」
部下にこの花を調べさせた。
「皇太子、この花は、毒です。別に外に咲いている時、害ではありません。」
「だから、カノン様は、気がついて刈り取ったのね。」
気がついて、いや今までそんなことなかった。おかしい。
「その花は?どこにある?」
よく見ると、花びらが、入り口3枚落ちていた、、、
「まさか」
入口の鍵を壊して、中に入った。
「プリンス、入ってきてはいけない。自分の部屋に戻って。」
プリンスは帰った。
部屋の前に、一人の女の子がいた。
「退きなさい」
何も反応しない。。そーいえば、聞こえないと、、
顔を見て退くように言うけどその子は、どかなかった。
「カノン!」
鍵が掛かっているから、開かなかった。
また蹴り倒した。
そーすると、強烈な匂いが充満していた。
「皇太子、、離れてください。ここは危険です。」
「カノンは?」
部下は、部屋に入り、窓を開けて、充満した空気を外に出した。
「どうぞ入ってください。」
「カノン!!」
今まで見たことのない顔だった。
赤い唇。頬は、ピンク。顔色は白い。
何より微笑んでいた。
「カノン!!」
何度も呼んでも、返事はしなかった。
心臓を触るとまだ動いていた、呼吸もあった。
「医師を呼んでくれ。本邸のカノンの部屋に運ぶぞ。」
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