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レイの心
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「何があったか話をしてくれる?」
「何もないよ。」
「あるよね?」
「何かあったわけじゃない。時々、アオイを抱き潰したくなる。アオイは、いろんなことができる。アオイは、俺の妻じゃない方が、よかったのかもしれないと思う時がある。」
「なんで?」
「俺というカゴに入れてる。自由に飛び立つべきなんじゃないかと思う。仕事をしてる時のアオイを見るとな。でも、離せない。その葛藤と戦ってる。」
「仕事は自由にさせてもらってるよ。私は、レイのために動いてるだけだよ。」
「それが俺のためじゃなく、もっと、、、」
「案外馬鹿なのね。レイ。」
「?」
「レイのためだから、動くのよ?私のやりがいをとらないでね。」
「アオイ。ごめんな。俺はもうお前を離してあげれない。全てが好きなんだ。迎えに行った時も、好きだったよ。
でもその時とは違う感情がある。
好き過ぎてこわいんだよ。
アオイが俺と違う男と話していると嫉妬する。
仕事だってわかっていても。
アオイと繋がってから、もっと俺だけを見て欲しいと思うよ。
もう、俺異常者じゃないかな?」
不安そうな顔で言ってた。
「私も好きだよ。レイ。そんなに悩まないで、、
わたしが、気持ちが不安定だったから、レイが優しいから、そばにいてくれたのよね。ごめんね。
でも、わたしは嫌じゃないから安心して。
わたしを好きって嬉しくて、、もっと求めて欲しいよ。
気にしなくていいから。
レイがわたしを愛してくれて、裏切らないなら、いいから。
わたしの体が負担なるからと言って、わたしを求めず、違う処理をする方が嫌。」
レイは、確かに絶倫といっていい。
昔のレイでは想像できなかった。
でも、それが嬉しいけどね。
レイが異常者なら、わたしも異常者だろうな。
気にしなくていいのに。
なぜ気にする必要があるのかしら?
2人が求め合ってるなら問題ないのにな。
この前令嬢に言われたのをまだ気にしてるのかしら?
それにしても、レイト王子は、わたしのこと以外はとても優秀。厳しいところもあり、でも民のことを1番に考えているのに、、、
この前のお披露目の時に、
「わたしは、民が、平和で過ごせるように、王族として、努めるが、アオイのことは、何があっても1番だ。もし、アオイが何があった時は、わたしも一緒に死ぬ。だから、わたしは第一王子だが、王太子には、ならない。王太子は、弟である第二王子に任せる」
「兄上。何を言ってるんですか?あなたの方が、王太子は合っている。」
「俺は、もしもの時は、アオイが1番なんだ。そんなものが国王になるべきではない。お前は、俺より優秀だ。経験が違うだけだよ。だから、大丈夫だ。父上も知ってることだ。」
「どうゆうことでしょうか?」
「アオイを探しに行く時の条件だよ。」
「そんな、、、わたし、、、」
「アオイ。俺は、アオイがいないと生きていけない。申し訳ないと思うなら、もっと愛してほしい。それだけでいいんだ。」
「レイ、、、」
距離をおきたいからと言われて、隣国に
逃げた頃が懐かしい。もう随分前のような気がする。
今は、距離なんておけない。一分一秒でも一緒にいたい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後がなかなか決まらず、見切り発車でしたが、無事完結に至りました。
久しぶりのお気に入り2000人越え。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。華蓮
「何もないよ。」
「あるよね?」
「何かあったわけじゃない。時々、アオイを抱き潰したくなる。アオイは、いろんなことができる。アオイは、俺の妻じゃない方が、よかったのかもしれないと思う時がある。」
「なんで?」
「俺というカゴに入れてる。自由に飛び立つべきなんじゃないかと思う。仕事をしてる時のアオイを見るとな。でも、離せない。その葛藤と戦ってる。」
「仕事は自由にさせてもらってるよ。私は、レイのために動いてるだけだよ。」
「それが俺のためじゃなく、もっと、、、」
「案外馬鹿なのね。レイ。」
「?」
「レイのためだから、動くのよ?私のやりがいをとらないでね。」
「アオイ。ごめんな。俺はもうお前を離してあげれない。全てが好きなんだ。迎えに行った時も、好きだったよ。
でもその時とは違う感情がある。
好き過ぎてこわいんだよ。
アオイが俺と違う男と話していると嫉妬する。
仕事だってわかっていても。
アオイと繋がってから、もっと俺だけを見て欲しいと思うよ。
もう、俺異常者じゃないかな?」
不安そうな顔で言ってた。
「私も好きだよ。レイ。そんなに悩まないで、、
わたしが、気持ちが不安定だったから、レイが優しいから、そばにいてくれたのよね。ごめんね。
でも、わたしは嫌じゃないから安心して。
わたしを好きって嬉しくて、、もっと求めて欲しいよ。
気にしなくていいから。
レイがわたしを愛してくれて、裏切らないなら、いいから。
わたしの体が負担なるからと言って、わたしを求めず、違う処理をする方が嫌。」
レイは、確かに絶倫といっていい。
昔のレイでは想像できなかった。
でも、それが嬉しいけどね。
レイが異常者なら、わたしも異常者だろうな。
気にしなくていいのに。
なぜ気にする必要があるのかしら?
2人が求め合ってるなら問題ないのにな。
この前令嬢に言われたのをまだ気にしてるのかしら?
それにしても、レイト王子は、わたしのこと以外はとても優秀。厳しいところもあり、でも民のことを1番に考えているのに、、、
この前のお披露目の時に、
「わたしは、民が、平和で過ごせるように、王族として、努めるが、アオイのことは、何があっても1番だ。もし、アオイが何があった時は、わたしも一緒に死ぬ。だから、わたしは第一王子だが、王太子には、ならない。王太子は、弟である第二王子に任せる」
「兄上。何を言ってるんですか?あなたの方が、王太子は合っている。」
「俺は、もしもの時は、アオイが1番なんだ。そんなものが国王になるべきではない。お前は、俺より優秀だ。経験が違うだけだよ。だから、大丈夫だ。父上も知ってることだ。」
「どうゆうことでしょうか?」
「アオイを探しに行く時の条件だよ。」
「そんな、、、わたし、、、」
「アオイ。俺は、アオイがいないと生きていけない。申し訳ないと思うなら、もっと愛してほしい。それだけでいいんだ。」
「レイ、、、」
距離をおきたいからと言われて、隣国に
逃げた頃が懐かしい。もう随分前のような気がする。
今は、距離なんておけない。一分一秒でも一緒にいたい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後がなかなか決まらず、見切り発車でしたが、無事完結に至りました。
久しぶりのお気に入り2000人越え。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。華蓮
応援ありがとうございます!
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