【完結】6夫の上司の家政婦をすることになった妻の運命が変わっていく。

襲来3

突然父が、部屋に入ってきた。


「かりん！お前が浮気をして、陸と離婚したから俺たちが、大変な思いをしてるんだ。お前さえ、俺たちの言うこと聞いていれば。」
と父が怒ってきた。。


「何を言ってるのお父さん？
浮気なんてしていないわよ。

お父さんが、メールで、
陸の言うことは必ず聞きなさいと送ってきたよね？
陸から、話があったんでしょ？」

「かりんが、仕事をたのんだけど、嫌がるって」

「浮気はしていないわよね？陸さん」

「ああ。浮気をしたのは俺だ。かりんは、家政婦の仕事をした。」

「まだ、はっきり言わないのね。。
俺は、自分の浮気を隠すために、
自分の妻を自分の上司に、性処理の道具として差し出して、お金をもらった」と言ったら？

「、、、、、」

「何を言ってる？」

ほらっこのメールに書いてあるじゃない？

「陸の言うことを必ず聞くように。
どんなこともな。お前にできることは、陸の言う通りにすることだ。」
これはお父さん。


「陸さんのことは、信頼できるから、貴方は陸さんの言う通りにしたらいいのよ。心配しないで。」こっちはお母さんね。



「お父さんとお母さんは、こーやってメールを私に送ってきたのよ。だから、貴方たちの言う通りにしたのよ。
まさか実親に、知らない男の人に、体を売れって言われるとは思わなかったわ。」



「どうゆうことだ、、陸」

「、、、、、、」


「陸に何、怒ってるの？
陸が言っても、お父さんなら、陸のために体売れって言うわ。だって、不倫相手を夫の秘書にするって言う人だもの。

お母さんも我慢しなさい。って言うもの。
陸は信頼できるってね。
どこを信頼してるのかよくわからないけど？
あの時、私がそー訴えても、信じなかったはずよ。

私を娘とは思ってないものね。
ただの道具だもの、、、

小さい頃から、
私は、どこかにつれて行ってもらったこともないし、
留守番させられてたし、、何一つ褒めてもらったこともない。
しかも、アレルギーの食事なんてめんどくさいから自分で作ればっていいうのよ。
そんなふうに産んだのは、お母さんなのにね。


私てっきりもらわれた子だと思ったのに、、、違ったのよね。
DNA鑑定したら、親子だったわ。」

「かりん。DNAって、、」

「お兄ちゃん。私ね。どうしても、この家の子じゃないと思ったから、DNA鑑定に出したの。。実親って、判定が出て、ショックだった。。もらわれた子のがよかった、、、、ってね。

そうそうお兄ちゃん知ってた？
お母さんに義務的に私を産ませたんだって。
だから、愛情ないんだってね。

お母さんも知ってたみたいで、
だから、私に愛情がないんだって、、
なら産まなければよかったのに。」

「、、、、」

「そんな話は、知らなかった、、、どこで知ったんだ？」

「お父さん、知らないと思ってた？ツメが甘いよ。なんでそんな話、家でするかな。
誰かと電話して話をしてるの聞いたもの。。

だから、陸さんとの子供は、絶対に産まないって決めたのよ。」

「「「え？」」」

「義務的に子供作って、私みたいな子になったらかわいそうだもの。
私は愛するけど、多分、陸は、愛さないから、私みたいな子になったら嫌だから、作らなかったのよ。」

「作らないって？」

「避妊薬を飲んでいたに、決まってるよね？」

「そんな、、」

「夫婦の義務としてやらないといけないからやってたけど、苦痛に、頑張ってたえたもの。。」


「今更どうでもいいけど、、もう、本当に、私の前に、現れないで、、

私、今、晴翔さんに愛されて、初めて人間としての生活をしてるの。
毎日が幸せなの。もうあなた達に邪魔されたくないの。」

「父さん、母さん、もう本当に俺たちの前に現れないでくれ。かりんにもう辛い思いをさせたくない。俺たちは、死んだと思ってくれ。」

「そんな、、、」

「かりんは、今まで、我慢した。。我慢しすぎたんだよ。DNA鑑定までしてたなんて、知らなかった、、ごめん、かりん。気づいてあげれなくて、、、」

「ごめんね、、お兄ちゃん。私も早くお兄ちゃんに助けてと言えばよかったんだけど、
私は、あの家では、ずっと押し殺して生きていたの。辛くても辛いって言ったらダメだったの。。

でも、晴翔さんと会って、私の意志を聞いてくれた。
私の意志で、家政婦をしたの。

家政婦として、晴翔さんのそばにいると人間になっていったのよ。

晴翔さんといると心が温かくなるの。
初めて感じる温かい感情なの。毎日が楽しいの。お兄ちゃんが、晴翔さんに出会わせてくれたおかげよ。」

「良かったよ。」


「かりん。」晴翔が抱きしめて、、

「もう出てくれ。かりんの見えるところには、いないでくれ。これ以上。辛い目に合わしたくない。」



追い出し、鍵を閉めた、、、