【完結】8私だけ本当の家族じゃないと、妹の身代わりで、辺境伯に嫁ぐことになった

華蓮

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お披露目

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無事、男の子が生まれ、5歳になったので、国王へ報告のために王都へ。

「お久しぶりです。国王陛下。王妃殿下。」

「久しぶりだな。もう大きくなったな。」

「はじめまして、アルフレッドです。」と挨拶をした。


「赤ちゃんの時もアルファにそっくりだったけど、大きくなってもそのままだな。
アルファの小さい時を思い出す。ほんとに可愛い弟でな。
俺の後をいつもついて回るんだ。。」

「兄上。」

「ほんと可愛い弟だったんだぞ。今では、体も大きくて、可愛さが、面影にないけどな。」

「ほんとに可愛らしいわ。」

王子たちも集まって、アルフレッドと遊んでくれた。
アルフレッドもすぐに懐いた。




「アルフレッドは、アルファの運動神経が良いところサマリーの優しい心と2人の勉学の良さを引き継いだようで、本当にいい子に育ったな。」

庭で駆け回ってる姿を見て、みんなが微笑んでくれていた。


「オジ上は、今、若い奥さんをもらって、幸せそうです。今までと違います。」

「ああ。人生には色々あるけど、ちゃんとコツコツ頑張ってたら、いいことがあるよ。人には、優しくな。」

「はい。」

「お母様。僕、お兄様たちと一緒に寝てもいい?」

「え?」

「お兄様たちと一緒にいると楽しくて。」

「アル。嬉しいよ。一緒に寝よう!
つぎは何が知りたい?」

「お兄様が、得意なこと!!」

王子たちは、アルフレッドを可愛がってくれた。

アルフレッドは、王子たちから離れなかった。

「では、遠慮なく、お願いしてもよろしいでしょうか。」

「お任せください。」



「2人きりで長い時間夜を過ごせるのは、久しぶりだな。」

「そうですね。いつもアルフレッドが眠ってからですからね。」

「サマリー。明日だな。」
「そうですわ。久しぶりにあの人たちと会いますわ。」
「本当に、サマリーに一度も会いに来なかったな。」

「、、、、」

「アルファ様。」
「ん?  おいで。」
抱きしめた。
「サマリーの初めてをこの部屋でもらったんだな。」
「そうですわ。。あの時も幸せでしたけど、今はもっと幸せです。」

「あの時のサマリーは、何も知らなくて可愛かった。」

「サマリー。いい?」

「え?明日、、、」とキスをしてきた。

「無理。抱きたい。あの時とサマリーも好きだったけど、今はもっと好きなんだ。」

「私も好き。アルファ様と結婚できてほんとに幸せ。」

2人は、昔を懐かしみ、愛を育むのであった。  



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