34封印した恋心

華蓮

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幸せ

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甘い時間だったのに、、

急に、、
「ねえ?今日何人の男の人話をした?」

「え?」

「何人か覚えていない?」

「6人くらいかな?」

「違うよ。15人。」

「そうか。仕事になるとそれなりに話さないといけないからね。仕方ないね」

「仕方ないわけないよね?今後男の人話をした人数分お仕置きね。」

「お仕置き?」

「そう。アリーナからキスをするんだよ。」

「え?私から?」

「うん。そうじゃないとお仕置きにならないよね?さあ。始めようか。俺の上に乗って。」



アリーナは、顔を赤くしながら、サライズの上に乗った。

セクシーなドレスだから、肌の露出が多く、座ってるだけで俺を誘惑する。

触れるだけのキス。
それでも恥ずかしそうにしてる。
あかりもついてるからね。
回数が増えていく度に、濃厚になってきた。


15回が終わった時、、、アリーナはスイッチが入った。


シャツのボタンを一つ一つゆっくりと外していく、、、

アリーナの指先が、サライズのの心臓あたりを触る。

この鼓動を感じる。

キスマークをつけ、ベルトに手をかけながら、、


「サライズ。私のどこが好き?」


「全部。嫌いなところがない。」

「直してほしいところは?」

「ないよ。」


本当にアリーナ一筋だった。
「どんな姿でもアリーナを嫌いにはなれない。」


「してほしいことは?」

「俺を愛して欲しい。満足できるまで、、、心も体も。」

   
サライズにキスを落とした。   

「愛してる。」

俺もスイッチがはいり、アリーナの体を触りはじめた。
「あっ。」

アリーナの可愛い声が漏れ出した。

俺を好きという顔が1番好きだ。

「今日は私がする」

と言って積極的に動き出した。

その姿を初めて見るから興奮した。
自分の上で、髪を乱れて、
顔が赤くなり、目が潤んでいる。

声もいつもより大きく、魅力的だった。

やばいな。
アリーナの魅力は、宇宙一だな。
ウーズリには感謝だ。
本当に良かった。盗られなくて、、、、


今後、パーティの翌朝は、お休みをとることにした。

いや。とらないと動けない、、、、


仕事だから話さないわけにはいかないから、話さないことはないけど、
少し嬉しかったりする。

愛されていることに、、、、

離れていた分、、、前よりも確実に愛が深まった。
死ぬまで、仲良く暮らすであろう。


もう封印しなくていい恋心。


「死ぬ時は一緒がいい。一人置いていかないでほしいし、私も置いていきたくないの。」

「俺も思ったよ。一緒だといいな。その時までずっと二人だね。いや来世も、、、」

「うん。。。。」


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