34封印した恋心

華蓮

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二人☆

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薬の効果が回ってきたようで、、、意識朦朧になってきたよう。

「んっ。熱いのつ。助けて。」

「もう少し待って、、、」

サライズの別荘に着いた。

鎮痛剤を飲ませて、落ち着かせようとした。

流石に今は手を出せない。

我慢しているのに、パリアナは、煽ったくる。

「熱いの。ねえ。サライズ。
ずっと好きだった。忘れられるわけがないの。はあっ。ねえっ。あなたが欲しいの。
私のなの。誰にもあげない。愛してるの。だからあなたをちょうだい。ねえ。」

その間、俺の体を触り、軽くキスをしてくる。
避けても求められる。
シャツを脱がそうとするし、、、
湯船に浸けて、落ち着かせようとしたけど、俺が逃げると感じるのか?
余計にくっついてくる。

誤ってシャワーの水が、二人にかかり濡れると、余計に色気が出て、俺が抑えることができなくなる。
好きな女にこんなに攻められて、断れるわけがない。

「俺が誰がわかってるか?」

「サライズっ。」

「本当に俺とわかってるのか?」

「だって、、、、この別荘も来たことあるよね?」

覚えていたのか。
この別荘は、二人で勉強するのに来たところだ。
一生懸命に勉強するパリアナにドキドキした懐かしい思い出がある。


さっきまでわかってなかったのに、、、


「本気か?後で後悔しないな。」

「私を置いてかないで。ずっとそばにいて。怖いの。あなたがいない世の中は嫌なの。」

もう我慢できずに、、、
ドレスをぬがし、ベビードールに手をかけると、サラシだった。

「え?」

そのサラシを外すと豊満な胸が見えた。

昔は、そこまで大きくなかったし、アリーナの時は、かなり寄せあげしたなって思ってだけど、、、締め付けてたのか、、、

そーいや義妹は、スタイル良くないって昔言ってたから、
今も偽ってたのか、、、、


そんな豊満な胸を目の前にして、しないわけにはいかない、、、

俺も求めた。

媚薬の効果で、今まで見たことないパリアナだった。

お互い全身に
花吹雪のように、赤い証が、ついた。

流石に媚薬の効果で覚えていないから、そろそろ辞めようとは思った。

我慢はできないけど、自分で処理したらいい。
記憶のない時にだきたくないとは思ってたけど、、、



泣きながら、「もっと。離れちゃいや。もっと近くに、、、」


「許して。お願い。あなたと離れたこと後悔しかない。」
少し意地悪をしたくなった。いや。俺への愛を確かめたかった。


「他に男いたんだろ?」

「いない。いるわけない。あなたしか知らない。あなたじゃないとだめなの。サライズっ。」

「でも5年も一人でいられないだろ?」



「私なんか好きになる人はいないよ。地味でしょ。」

「可愛いよ。パリアナは、、」

「あなたの前だけでいいの。あなたに可愛いって言ってもらいたい。好きって言ってもらいたいの。」

「本当に俺だけ?」

「サライズ以外いらない。サライズは、私のこと好き?」

「すきだよ。パリアナだけ。他の女を見ようとしたけど、無理だった。」

「他の女を見たんだ。見ないで。私だけにして。何をしてもいいから。」


「何をしても?」

「うんっ。あなたにされるなら嫌なことはないわ。私はあなたのものよ。だから、何をしてもいいの。あなただけの特権。」

「いいんだね?」

「うんっ。いいのっ。」

そんなことを聞いて我慢なんてできない。
我慢できるわけない。

「挿れるよ?」

「うん。あつ。」

キツイな。本当に俺だけなんだな。


「好きっ。」

パリアナは、すごく乱れた。
また、好きになった。
俺しか見せない姿。

もうだき潰すしかないな。
サライズも今までの想いをぶつけた。

「パリアナ愛してる。もう離さないからな。何があっても。」


二人は、媚薬の効果が消えても、繋がり続けた。

気がついたら、外が明るくなってきた。
どんなにお互い求めてたんだ。

パリアナは疲れ果てて眠った。
その横で、嬉しすぎてテンションがあがって眠れなかったサライズ


でも、二人で眠れる幸せを感じた。
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