31【完結】王太子を支えるために頑張っていたけど、婚約破棄をされました。

華蓮

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公爵夫妻は、一足早く帰ってきた。

妻、アンリーナが、家に帰りたいというので、すぐに帰った。
馬車の中では、アンリーナは、眠っていた。
疲れたのだろう。

皇后を言いくるめることができて安心したのだろう。

宰相は、フロンティアとプライズがいなくなり、忙しくなり思考回路が、今までと違い、ポンコツになっていた。


いや。フロンティアが、王宮をうまく回していて、
プライズが、文官や騎士団、外交をうまく回していたから、宰相として君臨していたに過ぎなかった。

公爵は、屋敷に帰り、ゆっくりしていた。

皇后が、プライズとフロンティアを返してくれると言っていたから、

プライズの縁談を探さないとな。
フロンティアは、側妃になればいいから、一安心だな


下の息子は、何も知らない。
この子は、当主にするつもりではなかったので、家庭教師にも厳しくしてもらっていない。
公爵の息子。宰相の息子の立場だから好き勝手していた。


留学していて、プライズが行方不明になった時に戻ってこさせた。
プライズの代わりになってもらうために

「プライズ兄さんもフロンティア姉さんも行方不明だって?
ファミリア姉さんが王太子妃なんて無理でしょ。父さんは、反対しなかったの?」


「ああ。フロンティアが、側妃になれば問題ないと思ったからな。フロンティアは、養子であり、お前たちの従兄弟になる。」

フロンティア姉さんを側妃?
何を考えているんだが、、、。
ファミリア姉さんが側妃ならわかるけど、、、、はあ、



「血のつながりがないんだ。
父さんはプライズ兄さんのこと何も見ていなかったんだね?
プライズ兄さんはずっと、フロンティア姉さんのこと好きだったよ。
いつも気にかけていてさ。宰相になるために頑張ったのも、フロンティア姉さんのためだろ?」

「なんでお前は知ってるんだ。知っていたら教えろよ。俺は気が付かなかった。」
睨んできた。

「プライズ兄さんにしては、大胆だね。」

「フロンティアが心臓病で、倒れてた。」


「父さんは、俺が公爵当主になりたいと思ったことがないと思う?
知らないだろうな。プライズ兄さんに相談したんだ。
なら、なりたいのなら、お前がなったらいい。
ただし、留学して、勉強をしなさい。
それができたら、当主は、お前だ。
俺は当主にはなりたいとは思わない。
フロンティアを支えたいから、宰相になりたいんだって言ってたよ。
兄妹の関係だから進展はしないと思ったけど、もう関係ないなら、良かったな。」

「お前は何を言っている。フロンティアは、側妃にならないと。」
怒り出した。

「皇后様が、兄さん姉さんを素直に返すわけないだろ?あの皇后様だよ?」

「お前は会ったことがあるのか?」

「会ったことはあるよ。留学していた時にね。あの人はやり手だよ。」

「そんなわけないだろ」と言っていたら、

「父さん本当に宰相なの?あの皇后様だよ?」

「フロンティアの遺産を返す必要がないと、、訴えることもないと言われたぞ」


「父さん、、、それは、うちを潰すということだよ。わかる?あの人皇后様が許すと思えないな。」


もう終わりだな。
公爵としての立場もな。

俺はどうするかな。この公爵にしがみつくか、国を出て、フラフラしようか。


プライズ兄さんもフロンティア姉さんも帰ってくるのか?

ファミリア姉さんが帰ってくる可能性もあるな。。。

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