【完結】29国一金持ちの娘達は、幸せを掴めるのでしょうか?

華蓮

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「お父様、、私、爵位を返上しました。、、、」

「ナラリ。はやすぎない?あなた帰ったばかりよね?それにあなたの荷物は?」

「お姉様。わたし、、、」

泣きついた、、、
アスファルト様はハヤト様にお願いし、ナラリを部屋に連れていった。

ナラリは、ポツポツ話をしだした。

アスファルト様の荷物を無断に売られたことが一番ショックだった。大事にしていたものがあるのは知っていた。
あの人たちが信じられなかったし、そんな人の娘だと思うとアスファルト様に申し訳なくて、、

アスファルト様とは一緒にいたい。愛しているけど、
申し訳なくて、、、
でもアスファルト様は一緒にいたいと言ってくれることが嬉しい。でも、辛いの。


サラリは、
「大切なものは、あったとは思うわ。アスファルトもショックは受けてると思う。でも。一番大事なものは、ナラリなのよ。
ナラリさえいてくれたらいいというのは、そーゆことよ。物は買えばいい。」


「でも、、、借金だらけだもの。」

「バカね。お父様が、チャンスをくれたのよ?あなたは、私に謝った。そして、私を頼ってくれたわ。そして、アスファルト様に借金を背負わせなかった。借金は心配しなくていいわ。ちゃんと仕事はあるから。あなたが頑張れば大丈夫よ。」


「まず、お風呂に入って疲れを取りましょう。」

ナラリを湯浴みに連れていってもらった。

「アスファルト様。教えてもらってもよろしいですか?」

「こちらにきている間、自分たちの預金が底をついたようで、私たちの荷物を売られ、私たちは追い出されました。」

「え?10億もあったのよ?」

「ドレスに宝石、そしてま、毎日の食事です。」


「そうなの、、、ナラリは、お母様に可愛がられていたけど、キラリほどではないのは知っていた。でも、まさか。追い出すとは、、、、」


「少しの間、ここに置いてもらえませんか?私はその間に、家を探します。ナラリを少しでも休ませたい。」


「そのことだが、サラリ、、私もこの家を出ようと思う。」

「お父様、、、アスファルト様。ここで一緒に暮らしませんか?」

「ハヤト君、それは、流石に、、」

「どうしてですか?」

「私たちは平民ですよ。3人も、、」

「ハヤト様、、いいの?」

サラリは、お父様と住みたいだろ?
それにナラリとも、姉妹のように過ごすべきだと思う。
サラリにも必要な時間だと思う。

それに、タダですませるのではないよ。
お父様には、引き続き、農園をしてもらいますし、
アスファルトには、私の仕事を手伝ってもらおうと思う。私の右腕になってもらいたい。

「待ってください。それは、、、」

「ナラリには、農園を手伝いをしてもらおうと、、、」

「良いのですか?」

「みんなで仲良くしよう。大勢のが楽しいよ。それに、子供達のことも、お父様がいる方がいいだろ?」

「ハヤト様。、ありがとう。」

「サラリ。ご褒美くれるよね?」

「はい。もちろんです。」

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