【完結】29国一金持ちの娘達は、幸せを掴めるのでしょうか?

華蓮

文字の大きさ
42 / 46

番外編 サラリ専属侍女

しおりを挟む
時は遡り、北の領地に着いたころのこと。

思ったより大きい家が、見つかり、護衛数名とリエも一緒に泊まった。


ちなみにリエの旦那さんは、護衛の一人、ハルだった。
二人は、喧嘩もするけど仲良かった。


ここでは、食事も全て自分達でしないといけなかった。
サラリは、そんな生活も楽しんでいた。

夜、ハヤト様と散歩をしてると、

声がした。
「リエっ。」「ハルっ」
「最近忙しいから、久しぶりね。」
「ああ。そうだな。」

「サラリ様どうなんだ?」

「やばいわね。あんなに純粋な子いないわよ。それに、優しくて、人想いで、何より可愛い。
実家では、辛い思いしたみたいで、わたし可愛くないって言うの。
それが悔しくて、わたしは、サラリ様が自信を持って、ハヤト様に愛されてほしい」

「確かに、ハヤト様ベタ惚れだよね。あんな笑顔見たことないぞ。サラリ様のお陰で、平和だな。
いつもピリピリしてたのに、最近穏やかだな。
でも、サラリ様に近寄ろうとしたら、睨まれたぞ。ただの護衛だぞ?」

「そうなんだ。ハヤト様、ベタ惚れなんだ。二人が幸せになれるといいな。
サラリ様も笑ってることが多くなって本当によかった。
本当にサラリ様は可愛い。ああ!わたしが男なら絶対結婚したわ。」

「はあ?何言ってんの?俺のことは?」

「やきもち?」

「ああ。」
二人はキスを始めた。

「ハルっ。好きよ。」

「俺も好き。久しぶりにいい?」

「ここで?」

「仕方ないじゃん。家に戻るとリエはサラリ様から離れないし、、」

「だって、サラリ様可愛いんだよ。一緒に居て、もっと磨きたいもん。ドレスもいっぱい着せたい。」

「わかった。もう俺を見て、、、」

二人は、抱き合って愛し合っていた。

「邪魔したら悪いから違うところ行こうか。リエは、サラリの事好きなんだね。よかったよ。リエを連れてきて良かった。」

「んっ。」

顔が赤い。さっきのやりとりを見て、パンク気味、、、

少し風が通る涼しいところに、行った。

「リエのおかげで、サラリは、おしゃれをすることを覚えたかな?」

「リエはとても素敵なの。」

「良かった。リエは、貴族から、平民に落ちて、ひどい扱いをされてたんだ。ボロボロで、それで俺が買い取った。」

「買い取った?」

「借金のために、タダ働きのような事してる。」

買い取ったというより借金返済ね。

「リエは、今も俺に返済しているんだ。だから、連れてきた。ハルとリエは、結構早くに惹かれあってて、少し前に結婚したんだ。サラリのために仕事してもらおうと思ってな。」

「ハヤト様、お優しいんですね。」

「え?どこが?買い取ったんだよ?金でリエを働かせてる」

「本当にそんなふうに思ってるの?」

「ああ。」

「ハヤト様は、とても優しいです。わたしは好きです。」

「よくわからないな。」

「ハヤト様。好きです。私を選んでくれて、ありがとうございます。
あなたと毎日夜を過ごせる幸せ。あなたの温もりを感じる幸せ。
あなたと一緒に食事ができる幸せ。
あなたといると心が温かくなるの。」

「ありがとう。サラリ。私も好きだよ。」
キスをした。

「口を少し開けて、、、」
ハヤト様の舌が入ってきた。それが気持ちよかった。
なんか幸せな気持ちになったから、サラリも同じように真似をした。

それに驚いたハヤト。でも嬉しかった。
「うちに帰ろうか。」
離れたのが寂しかったサラリは、顔に出ていた。

ハヤトは耳元で
「可愛いよ。俺だけのサラリ。結婚したら、可愛がってあげるからな。」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。

石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。 自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。 そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。 好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。 この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。 扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】

iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。 小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。 両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。 両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。 しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。 魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。 自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。 一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。 初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。 恋人になりたいが、年上で雇い主。 もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。 そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。 そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。 レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか? 両片思いのすれ違いのお話です。

【完結】番としか子供が産まれない世界で

さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。 何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。 そんなニーナが番に出会うまで 4話完結 出会えたところで話は終わってます。

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜

クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。 生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。 母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。 そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。 それから〜18年後 約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。 アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。 いざ〜龍国へ出発した。 あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね?? 確か双子だったよね? もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜! 物語に登場する人物達の視点です。

【完結80万pt感謝】不貞をしても婚約破棄されたくない美男子たちはどうするべきなのか?

宇水涼麻
恋愛
高位貴族令息である三人の美男子たちは学園内で一人の男爵令嬢に侍っている。 そんな彼らが卒業式の前日に家に戻ると父親から衝撃的な話をされた。 婚約者から婚約を破棄され、第一後継者から降ろされるというのだ。 彼らは慌てて学園へ戻り、学生寮の食堂内で各々の婚約者を探す。 婚約者を前に彼らはどうするのだろうか? 短編になる予定です。 たくさんのご感想をいただきましてありがとうございます! 【ネタバレ】マークをつけ忘れているものがあります。 ご感想をお読みになる時にはお気をつけください。すみません。

【完結】義母が来てからの虐げられた生活から抜け出したいけれど…

まりぃべる
恋愛
私はエミーリエ。 お母様が四歳の頃に亡くなって、それまでは幸せでしたのに、人生が酷くつまらなくなりました。 なぜって? お母様が亡くなってすぐに、お父様は再婚したのです。それは仕方のないことと分かります。けれど、義理の母や妹が、私に事ある毎に嫌味を言いにくるのですもの。 どんな方法でもいいから、こんな生活から抜け出したいと思うのですが、どうすればいいのか分かりません。 でも…。 ☆★ 全16話です。 書き終わっておりますので、随時更新していきます。 読んで下さると嬉しいです。

【完結】地味な私と公爵様

ベル
恋愛
ラエル公爵。この学園でこの名を知らない人はいないでしょう。 端正な顔立ちに甘く低い声、時折見せる少年のような笑顔。誰もがその美しさに魅了され、女性なら誰もがラエル様との結婚を夢見てしまう。 そんな方が、平凡...いや、かなり地味で目立たない伯爵令嬢である私の婚約者だなんて一体誰が信じるでしょうか。 ...正直私も信じていません。 ラエル様が、私を溺愛しているなんて。 きっと、きっと、夢に違いありません。 お読みいただきありがとうございます。短編のつもりで書き始めましたが、意外と話が増えて長編に変更し、無事完結しました(*´-`)

冷徹公爵の誤解された花嫁

柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。 冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。 一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。

処理中です...