【完結】2愛されない伯爵令嬢が、愛される公爵令嬢へ

華蓮

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第一章

夜★

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この1週間は、シャーロットとリュートの二人だけの時間。
だから、誰にも邪魔されない。

次の日は、ゆっくりした。初めての夜で、体に負担がかかってるから、、

あと、様子も知りたかったから、ベットに入り眠る。

シャーロットはうなされる事なく、眠り続けた。
リュートがそばを離れても大丈夫だった。

4日間。何も起こらなかった。


「リュートさまっ。わたし。。」顔を赤くして言う。

「あのっ」

「どうしたの?」

「あの」

「うん。」

「リュート様と。」

「私と?」

「一緒に、、、」真っ赤になった。

「一緒に?」

「したいの。」

「したい?ごめん。意地悪だな.可愛すぎて、、、」

「うん.、僕もしたい。」


「リュートさまっ。うれしいっ。幸せっ。繋がってると安心できる。繋がってたら、離れていかないでしょ。」

「シャーロット。繋がってなくても、離れつもりはないよ。だから、安心して、、、」


「わたしっこわいのっ。こんなに幸せでいいの?」

「もっと幸せにしたい。シャーロット無しでは、俺は生きていけないよ。もっと甘えて、いっぱい甘えて。」

「甘えるの?わがまま言っていいの?」

「ワガママ?」

「うん。」

「何?」

「私をずっと愛してほしいの。わたしだけを見てほしいの。
毎日おやすみのキスをしてほしいの。夜。そばにいてほしいの。」

「夜?」

「あのね.夜が怖いの。夜、一人で眠るのが怖いの。だから、一緒に居てくれる?リュートさまにそばにいて欲しいの。だめっ?」

「今まで1人で大丈夫だったの?」

「伯爵家でいた時は、寒い部屋に冷たい布団、あったかくなりたくて、丸まって眠ってた。
でも、ずっと体も心も冷えていた。だから、幸せを感じなかった。でも、リュート様の温もりを感じてしまったから、あの生活に戻れない。戻るぐらいなら、死にたい。もう嫌なの。」

「シャーロット。安心して僕のそばにいて、離れることはないよ。離すつもりなんてないよ。シャーロットが離れたいと言ってもむりだよ。だから安心して。」

「リュート様は、優しいから、私のこと同情して、、、」

「シャーロット!その発言は、怒るよ!同情で、付き合うってるんじゃない。」

「ごめんなさい、、でも、、私、愛されたことがないから、不安なの。」

「俺を信じて。シャーロット以外考えられない。」

「リュート様を信じてるんだよ。一緒に過ごしてると、わかるの。私を見てくれてるって。
でも、、寝てる時におかしいの。何がおかしいかなんてわからないの。でも、夜が怖いの。
でも、、心の奥底で、不安があるの。。どうしたらいいかわかんないの。」

「ここにきてからは、どう?不安だった?」

「大丈夫なの。1人になると不安なの。。」

「俺がずっとそばにいるよ。」

「安心したいの。抱いて欲しいの。。。」

ガウンを脱いだ。ピンクのナイトドレス。

ピンクは、「私は、あなたのもの。好きなように食べてください。」と言う意味がある。

「おいで。」リュートは、シャーロットを抱きしめ、熱いキス。野獣のようなキス。食べられそうなキスだった。

「リュートさまっ。」トロトロな顔になった。

「可愛いよ。 もっと見せて、俺にだけ。  
全てを曝け出して。  我慢しなくていい。」

「んっ。」

「このナイトドレスも、可愛い。脱がすの勿体無い。今は、着たままね。」

「んんっ。。はっ」

「このドレスの意味わかってるよね?」

「はいっ。」

「そぉ。良かった。」ナイトドレスの上から体を触った。

「ピンクのナイトドレスとシャーロットの肌に似合うよ。ヤラシっ。」
シャーロットは赤くなった。
「そうそうそういうところが、可愛い。赤くなるところ。」

「恥ずかしいの。」と顔を隠す。

「でも、シャーロット、言葉にしないとわかんないよね?俺がどれだけシャーロットを欲しがってるか?」

「。。。」
2人は、残り時間は、ベットから出ることなく、過ごした。
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