レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン

文字の大きさ
34 / 283
第二章 美少女とはじめる、むっつりスケベの冒険

第33話 新しい目的地

しおりを挟む
「おめえだち、強くなりすぎでねか?」

「がんばりました!!」




************

名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:21→26
HP:3941→4968
MP:390→491
体力:374→473
力:378→483
素早さ:397→500
器用さ:383→487
魔力:375→474
スキル:
【剣士 ★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【麻痺針 ★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】

************

************

名前:ティナ
パーティ:ラフリンクス
Lv:18→22
HP:1390→1698
MP:208→253
体力:142→171
力:126→152
素早さ:136→166
器用さ:164→198
魔力:215→258
スキル:
【   】
【慈愛の祈り ★★★】
【全能力50%UP ★★★★】

************



「がんばっでどうにがなるレベルじゃねえべ…。
 2人ともEランクになっでるし…。
 もう普通にツイストコブラ倒しでもおかしぐねえがら、おらがきだ意味が…。」

「Dランクも倒せるようになりました!!」

「まあ…、そういうこどだべな…。」

「ゴルドさんはどんなモンスターを倒したんですか?」

「あ、ああ。
 おらはこいづだ。」


ゴルドは担いでいた大きな袋をおろし、中を見せてくれた。

小さな子どもほどの大きさがある鋭利な歯がいくつも入っていた。


「ディラゴドスっで奴の歯だ。
 Cランクではつええが、Bランクなのにこんなやづを狩っでる自分が恥ずかしぐなっできたべ…。」

「というと、あのディランの上位種ですね…?」

ティナが思い出して身震いするように聞いた。

「そだな。
 デカすぎで素材が持ち帰りにくぐてな。
 あんまり狩ってぐる奴がいねえんで、ちょぐちょぐ依頼が出んだ。」

「上には上がいますね…。」

「おめえらなら1週間もあれば抜がれちゃいそうで怖えべ。」

「いやいや、流石にそれは無理ですよ~!」


というロックだったが、実際にステータス値だけならBランク中堅のゴルドと同等まで成長していた。

もし今、「まともに」2人が戦えば勝つのはゴルドだろう。

それはスキルの差だ。

ゴルドのスキルは【気配察知】と【槍術士】。

【槍術士】は中級の槍術を使うとこができる。


だが、【スキルスナッチ】を使えば、あっという間に立場は逆転する。

ユニークスキル持ちの冒険者とは、「まともな」戦いにならないことが多い。


低レベルでは恩恵を感じにくかった【スキルスナッチ】が、真価を発揮するようになってきたのだ。


一方、ティナも急成長してはいるが、ロックとの実力差は広がる一方だ。

しかもティナは魔法型。

矢を使う戦術では実力を出しきれない。

ティナは密かに思い悩んでいた。


「ゴルドさん。」

「なんだべ?」

「魔力を使える武器ってないでしょうか?」

「あ~、魔剣とが魔弓とがかな?
 魔武器っちゅうやづだべ。」

「それはどこにいったら手に入るんでしょう?」

「ん~。
 店にはほとんど出回らんがらな~。
 売られでいたどしでも、億を超える場合が多いな。」

「お、億…!?」

「そういっだ武器は基本攻撃力は低い。
 づまり、低レベルからでも装備でぎる。
 魔力によっで攻撃力が上がっで、ちょっとしだ魔法も使える。
 S級も欲しがるから高騰すんだよ。」

「…。」

ティナは黙り込んでしまった。

(足手まといになるかもっていうのを、気にしてるんだろうな…。)


「その魔武器はどういったところで手に入るんですか?
 生息域でモンスターが落とすとか、宝箱とか?」

「モンスターが落とすこどなんてねえべよ?
 道具袋も持ってねえモンスターが倒された後に急にアイテム落とすなんておがしいだろ?

 宝箱も一緒だ。
 道とが山ん中にいいもんが入っだ箱が落ちでるわけねえんだ。
 あれは一部の冒険者の妄想だべ。

 リザードマンなんかが装備しでるものは手に入るが、大しだもんじゃねえしな。」
 
「それじゃあどこで?」

「世界で1人だけ魔武器を作れる鍛治師がいでな。
 そいづに作っでもらうか、誰かが売っで流通しだもんを買うか、どっちかだべ。」

「その方はどこに…?」

「別の大陸だべ。歩いてなら1年以上かかる。
 馬車で乗り継いで…、半年ってとこかな。」

「ちょっと遠すぎるわね…。」

「ティナ、行ってみようよ!」

「え?そんな簡単に…。
 行っても作ってもらえるかわからないし。」

「ティナ、大事なのは挑戦すること、でしょ?」

「あ…。
 それ言うのは私の役目だったのに…。
 



 …そうね。
 行ってみてもいい?ロック。」

「もちろん!
 どっちにしろ目的地が決まってる旅じゃなかったからね!」

「若いどいうのはええな。
 勢いで動ける。
 とりあえず今日は野宿しで、明日迎えにぐる馬車で町まで帰るべ!」
 
そのあとはお互いの数日間のことを語り合い、夜が更けていった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。

ヒツキノドカ
ファンタジー
 誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。  そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。  しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。  身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。  そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。  姿は美しい白髪の少女に。  伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。  最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。 ーーーーーー ーーー 閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります! ※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。

幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』 電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。 龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。 そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。 盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。 当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。 今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。 ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。 ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ 「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」 全員の目と口が弧を描いたのが見えた。 一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。 作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌() 15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

処理中です...