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第2部 上巻
33.よー知らんが…。
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2月26日11時20分のメールだ…。
**************************************
「映画は、安楽死についてのものだったみたいだけど?」
「うぅん。なんていうか…俺は、一応「側」の人間なんだよね。」
「うん。それで?」
「一方で俺は、対抗勢力にも属しているみたいな…。」
「それは仲間がでしょう?」
「いや。俺が属してるの…。」
「ふぅん。あんた、話をややこしくしていない?」
「でも、立場上の問題でそうなったっていうだけじゃない?」
「…。」
「微妙な立場だな…。」
「ただ、救いもあるんじゃないか?」
「救いとは?」
「つまりは、「女」さ…。」
**********************************”***
11時29分のメールだ…。
**************************************
「もう食べ終えたのか?」
「早いね。」
「このあとは、齋藤の教えを読みにいく?」
「うーん。いいけど…。」
「半分反対なんだろおめぇの場合は。」
「うん。なんていうか…。うーん。でも、まぁ、今はやめとく…。」
「意味ありげだな?」
「…。」
「わけありなんですよ。きっと…。」
「ウルトラマンには間に合う?」
「そう、急ぎなさんな…。」
「ちょっとだけ、レモンティー飲みたいかも。」
「了解。」
**************************************
11時34分のメールだ…。
**********************************”***
僕はレモンティーを一口のみ、レモンをストローでつついた。
グラス内の溶液は、完璧な、レモンティーになったといえるだろうか?
僕には、よくわからないという気がした…。
確かめるように、レモンティーを飲むと、リプトンのレモンティーはもう少し甘かったんじゃないかな?というような気もした。
「でも、別に、苦くはないんでしょ?ガムシロ足しても、そんなにあまくないんだ…。」
「リプトンのはもっと甘かった気がする…」
「贅沢ね…。」
「…。」
彼女に言われ僕は黙った。
ガムシロがもうひとつ必要だろうか?
**********************************”***
11時43分のメールだ…。
**************************************
結局、ガムシロを頼まずに、レモンティーを飲み干した。
そういえば、メニューが変わったので、もう、冬のメニューは食べられなくなったのかもしれない。
「でも、君には春はおとずれる。少し早かったんじゃないのか?」
蔵馬が言った。
僕は、どうだっただろうか?と考えた。
春は…。
だが、それ以上に、「赤い雪」のシーンが
「その映画は血塗られている…。」
蔵馬は言う。
僕は、「考えない」を選びたい…。
「フラッシュバックだよ。君の責任も…。」
「ゼロじゃない?」
蔵馬はなんともいえないな。という顔をした。
彼にすら、お手上げというものがあるらしい。
一旦、ここをでたほうがいいな…。
「じゃ、齋藤道場の方にいくのか?」
「さぁね。」
まずは、店を出たいということらしかった。
店の居心地が悪いというわけではなく、とにかく、まずは、場所を移動することが話を進める条件ということらしかった。
「そういうことって結構あるの?」
彼女の質問に蔵馬はもう答えなかった。
**************************************
12時50分のメールだ…。
**********************************”***
そのあと、僕は、本屋で齋藤の本を一通り読んだ。
読んだといっても、太字で書いてあるところだけだった。
読みながら、なんだか、泣きそうになっている自分に気づいた。
本自体は2017年に書かれたもののリバイバルらしかったが…。
2017年のことは随分と昔のように感じられた。
これからは、齋藤の本ばかりに頼っていられないという気もしたが、だからといって、他に何かあるだろうか?という問いには、うまく答えられない自分みたいなものがもどかしかった。
「世の中には、商人ギルドの反対勢力がいるんだ。」そう話したのはカイトだった。
「世の中には、商人ギルドの反対勢力がある。齋藤の本を読んでいてもその話はどこにも出てこなかっただろ?」
「陰謀論ですか?」
「恐怖政治に言論の弾圧…。君がまだいない頃の話さ。でも、こういってはなんだが、その話は今でも現実で続いているんだ…。」
「…。」
「君はその話をわざわざ聞きにきたというのか?」
カイトの声は言った…。
ウルトラマンの入場開始のアナウンスが流れたので、僕は、場所をうつすことにした。
**********************************”***
13時のメールだ…。
**********************************”***
一部の言論弾圧があったとして…。
「アーク…。光と闇のウルトラマン…。いい題材じゃないか…。」
彼は言った…。
「ルナアーラのこと?」
「ウルトラマンにルナアーラは出てこないぜ?」
「だが、二つの世界が繋がっているとしたら?」
「あぁ。アケホノの歌詞か…。」
「でも、ルナアーラの話とかをやってたのは随分昔の話だよ。」
「今は、ギルアークっていう闇のウルトラマンが出てくるっていう話らしい。詳しいことは見てないからよくはわからないけれど?」
「…。」
「ウルトラマンをまたみだしたのっていつ頃からだったか覚えてる?」
「うーん。いつ頃だったかなぁ?」
「だいぶたってると思うよ。家に七本くらいたまっているだろ?」
「三年ぐらい前からなんじゃないかな?」
「当時やってたウルトラマンってなんだった?」
「ちょっと調べてみるよ。」
**************************************
13時7分のメールだ…。
**************************************
「たぶん、ウルトラマンデッカー。」
「そうだね。」
「でも、その前の、ウルトラマントリガーぐらいから気になっていたのかもしれない…。」
「ふぅん…。オーケー。また、新しいウルトラマンシリーズが始まるからね。たぶん…。」
「ところで、アークの前のウルトラマンはなんだった?」
「ちょっと待って。」
**************************************
13時10分のメールだ…。
**************************************
「ウルトラマンブレーザーだよ。」
「去年の映画だね。」
「大体天皇誕生日ぐらいにぶつけてきてるのがわかるでしょ?」
「あぁ!」
「ブレーザーの時…。」
「あぁ!ブレーザーの時は、女のウルトラマンが出て地球を守るみたいな話だった気がした…。」
「そう。よく思い出したじゃないか!」
**************************************
14時53分のメールだ…。
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「ウルトラマンブレーザーだよ。」
「去年の映画だね。」
「大体天皇誕生日ぐらいにぶつけてきてるのがわかるでしょ?」
「あぁ!」
「ブレーザーの時…。」
「あぁ!ブレーザーの時は、女のウルトラマンが出て地球を守るみたいな話だった気がした…。」
「そう。よく思い出したじゃないか!」
***********************************
14時56分のメールだ…。
**************************************
「前情報になるかはわからないが、ガレッジセールのゴリが監督をしてる映画らしいぜ?」
「ふぅん。あのガレッジセールのゴリさんか…。」
「ゴリさん…。」
「ん?どっちでもいいけど?」
「ゴリさんって何歳なんだろうな?」
「ちょっと待って。調べてみる…。」
**************************************
15時のメールだ…。
**************************************
「もう52歳らしいよ。」
「随分年上じゃないか。」
「うん。もう少し若いイメージがあったね。」
「まぁ、あと12年もしたら、わかるんじゃないかな?」
「ガレッジセールのゴリさんの気持ちが?」
「いや、52歳とはどういうことかということについてさ…。」
「いや、わかんないんじゃないかな?」
「というと?」
「最近、精神年齢と肉体年齢の解離が激しいという気がする…。」
「ふぅん。君だけか?」
「まぁ、まわりのことはよくわからないけれども…。」
「そうか…。」
**************************************
17時7分のメールだ…。
**************************************
「「かなさんどー」はよくわからなかったね…。」
「うーん。わかる部分とわからない部分があるみたいな感じかな。」
「次の映画は…。」
「「小学校」っていう映画ね…。きっとためになるある。」
「…。」
「でも、「かなさんどー」」
「それは違う映画ある。」
「「小学校」か…。いつのまにか、やってた映画だな…。」
「「大きな家」とは違う映画なんじゃない?」
「これを見れば、日本の小学校の現状がよくわかるあるよ…。」
「必ずしもそうとは限らないという気がするけれども…。」
「君は何小あるか?」
「今はもう小学生じゃないよ。」
「そんなの当たり前ある。」
「まぁ、そうかもしれないけども…。」
「小学校の話と言えばなんだったあるか?」
「え?何?この映画を見る前にその質問?」
「そうある。」
「給食のきな粉あげパンがおいしかったことかな?まだあるのかなあのメニューは。」
「給食とは食いしん坊あるな…。」
「まぁ、なんだったかといわれとも、授業とかではないかもしれないし…。」
「んなもんいちいち覚えてる人はほとんど皆無ある。」
「何年前の話なんですか?」
「いやぁ。もう28年以上も前の話だよ。」
**************************************
22時27分のメールだ…。
**************************************
「シレーヌ編見たのは、別に言いふらす話でもないかもな…。」
「だから、頭いいというかちゃんと考えてる。理性は邪魔だと思うかもしれないが、君にはデビルマンは無理なのさ…。」
「でも、あの怪鳥シレーヌは時代のオブジェだったと思わないか?」
「ふぅむ…。」
**************************************
22時37分のメールだ…。
**********************************”***
「だけど、ひさびさに昔の」
「「だまりやがれ」の制裁かね?」
俺は…。
誰かが言った…。
「「サダさま」の謎…。」
「「無花果」ぐらいでベタおりするべきだったと思わないか?」
「…。」
「そして今日も君は秘密を抱える…。菊地さんはそんな「秘密」を抱えやすい君の特質を「謎」と簡潔に表現したのさ。」
「…。」
「でも、そんな風にして君は大人の階段をもう一度登り直したりもしている…。随分な身分だと回りにはうとまれながらもね…。」
「!」
「うとまれているは言い過ぎだったかもしれないが、君は休みたまえ。必要なのは」
「シャバト」
「そう。君はわかっている。だが、裏腹に君は「早く終えたい」とも考えている…。」
「…。」
「彼女のためなんだろ?」
彼にはすべてが見抜かれていた。俺は…。
「でも、だとしても君はいろいろ「おそい」んだ。」
「…。」
「まぁ、それでも、前進するところが君のよいところさ…。休むか休まないかは自分で考えたまえ。みんななにかをおいかけているのさ…。」
彼は言った…。
沈黙が闇を包んだ。
新橋についたところだった。
**************************************
22時57分のメールだ…。
**************************************
「でもよかったんじゃないか?」
「あぁ、よかったんだよ。」
「いつまで続くんだい?」
「ひぃ…。」
「な、聞こえるんだろ?君が見るべきだったシーンは、実はシレーヌ以前さ…。」
「進撃の巨人」
「「母がたきの少年」については僕も若い頃に取り上げてはいるんだよ…。当時の僕は僕なりに切れていてね…。」
「でも、結局のところ、そういうところは、誰にも伝わらなかったんじゃないかな?」
「だから、たぶん、何もいってこない側のやつらさ。」
「そちらの方が権限を持っているとでも?」
「君は、難しいかもしれないけれど、人を探してるんだろ?」
「なんのことかな?」
「そら、すぐに、ぼろが出る。君は実は嘘が下手なやつさ。」
「…。ボロ?」
「残念ながら、僕には、嘘みたいなものは通用しない。君は、僕の、まぁ、分身という言い方はおかしいが、分け御霊みたいなものだから?」
「わからないな?神様かなにかだと勘違いしている?」
「別に君の父親の話をしているわけではないよ。」
「315で、最後とかゴロアワセを考えているんだろ?おめぇの場合は?」
「一年は何日あるかわかるかい?」
「365日でぇ!」
「それで、日めくりカレンダーがあっただろ?」
「あぁ、あの商材か。」
「いいか。相手はあくまで、「商人」なんだぜ?」
「「鴨」にされているといいたい?」
「いつからか、斎藤の「話術」は心には響かなくなってしまっただろ?」
「そうともいいきれないんじゃ…。」
「いいや。今の君は、むしろ、「霊夢と魔理沙」みたいなものを信じているとみたね…。」
「…。」
**************************************
23時6分のメールだ…。
**************************************
「別に、「信じている」わけじゃないぜ?まぁ、参考にしているくらいかな…。」
「情報収集は必要なんだ…。」
「誰と話してるの?」
「ひぃ…。」
「な?おかしいだろ?」
「おかしいのはてめぇだ。」
「だから、「よかった」でやめません?」
「「暴力」なんだ…。」
「何?デビルマンについて…?」
「ウルトラマンもだよ。そういうのは、もう卒業したじゃないか?」
「だけど、君は帰ってきたのさ。」
「…。」
「打ち負かされて、羽を休めていると言った方が君のプライドは…。」
「よせよせよせよせぃ…。」
「なるほど…。」
「まぁ議論による解決じゃないじゃろ?」
「ウルトラマンアークの話?」
「ふぅむ…。どうしたものじゃて…。」
「じじいになった…か…。」
「わしは生まれたときからじじぃじゃないぜ?」
「わぁっとる…。」
「次は錦糸町だぜ…?」
「ん?なんか用でもあんのか?」
「いや、別に。」「あのな…。」
「それにしても、昔の作品でも結構すごいな…。」
「デビルマンでググってみれば?」
「っていうか、そんなにデビルマン好きなら、漫画で見ろよって思ったけど…?」
「聞けばなんでも答えてくれると思ってたんじゃね?」
「よー知らんが…。」
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「映画は、安楽死についてのものだったみたいだけど?」
「うぅん。なんていうか…俺は、一応「側」の人間なんだよね。」
「うん。それで?」
「一方で俺は、対抗勢力にも属しているみたいな…。」
「それは仲間がでしょう?」
「いや。俺が属してるの…。」
「ふぅん。あんた、話をややこしくしていない?」
「でも、立場上の問題でそうなったっていうだけじゃない?」
「…。」
「微妙な立場だな…。」
「ただ、救いもあるんじゃないか?」
「救いとは?」
「つまりは、「女」さ…。」
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11時29分のメールだ…。
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「もう食べ終えたのか?」
「早いね。」
「このあとは、齋藤の教えを読みにいく?」
「うーん。いいけど…。」
「半分反対なんだろおめぇの場合は。」
「うん。なんていうか…。うーん。でも、まぁ、今はやめとく…。」
「意味ありげだな?」
「…。」
「わけありなんですよ。きっと…。」
「ウルトラマンには間に合う?」
「そう、急ぎなさんな…。」
「ちょっとだけ、レモンティー飲みたいかも。」
「了解。」
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11時34分のメールだ…。
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僕はレモンティーを一口のみ、レモンをストローでつついた。
グラス内の溶液は、完璧な、レモンティーになったといえるだろうか?
僕には、よくわからないという気がした…。
確かめるように、レモンティーを飲むと、リプトンのレモンティーはもう少し甘かったんじゃないかな?というような気もした。
「でも、別に、苦くはないんでしょ?ガムシロ足しても、そんなにあまくないんだ…。」
「リプトンのはもっと甘かった気がする…」
「贅沢ね…。」
「…。」
彼女に言われ僕は黙った。
ガムシロがもうひとつ必要だろうか?
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11時43分のメールだ…。
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結局、ガムシロを頼まずに、レモンティーを飲み干した。
そういえば、メニューが変わったので、もう、冬のメニューは食べられなくなったのかもしれない。
「でも、君には春はおとずれる。少し早かったんじゃないのか?」
蔵馬が言った。
僕は、どうだっただろうか?と考えた。
春は…。
だが、それ以上に、「赤い雪」のシーンが
「その映画は血塗られている…。」
蔵馬は言う。
僕は、「考えない」を選びたい…。
「フラッシュバックだよ。君の責任も…。」
「ゼロじゃない?」
蔵馬はなんともいえないな。という顔をした。
彼にすら、お手上げというものがあるらしい。
一旦、ここをでたほうがいいな…。
「じゃ、齋藤道場の方にいくのか?」
「さぁね。」
まずは、店を出たいということらしかった。
店の居心地が悪いというわけではなく、とにかく、まずは、場所を移動することが話を進める条件ということらしかった。
「そういうことって結構あるの?」
彼女の質問に蔵馬はもう答えなかった。
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12時50分のメールだ…。
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そのあと、僕は、本屋で齋藤の本を一通り読んだ。
読んだといっても、太字で書いてあるところだけだった。
読みながら、なんだか、泣きそうになっている自分に気づいた。
本自体は2017年に書かれたもののリバイバルらしかったが…。
2017年のことは随分と昔のように感じられた。
これからは、齋藤の本ばかりに頼っていられないという気もしたが、だからといって、他に何かあるだろうか?という問いには、うまく答えられない自分みたいなものがもどかしかった。
「世の中には、商人ギルドの反対勢力がいるんだ。」そう話したのはカイトだった。
「世の中には、商人ギルドの反対勢力がある。齋藤の本を読んでいてもその話はどこにも出てこなかっただろ?」
「陰謀論ですか?」
「恐怖政治に言論の弾圧…。君がまだいない頃の話さ。でも、こういってはなんだが、その話は今でも現実で続いているんだ…。」
「…。」
「君はその話をわざわざ聞きにきたというのか?」
カイトの声は言った…。
ウルトラマンの入場開始のアナウンスが流れたので、僕は、場所をうつすことにした。
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13時のメールだ…。
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一部の言論弾圧があったとして…。
「アーク…。光と闇のウルトラマン…。いい題材じゃないか…。」
彼は言った…。
「ルナアーラのこと?」
「ウルトラマンにルナアーラは出てこないぜ?」
「だが、二つの世界が繋がっているとしたら?」
「あぁ。アケホノの歌詞か…。」
「でも、ルナアーラの話とかをやってたのは随分昔の話だよ。」
「今は、ギルアークっていう闇のウルトラマンが出てくるっていう話らしい。詳しいことは見てないからよくはわからないけれど?」
「…。」
「ウルトラマンをまたみだしたのっていつ頃からだったか覚えてる?」
「うーん。いつ頃だったかなぁ?」
「だいぶたってると思うよ。家に七本くらいたまっているだろ?」
「三年ぐらい前からなんじゃないかな?」
「当時やってたウルトラマンってなんだった?」
「ちょっと調べてみるよ。」
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13時7分のメールだ…。
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「たぶん、ウルトラマンデッカー。」
「そうだね。」
「でも、その前の、ウルトラマントリガーぐらいから気になっていたのかもしれない…。」
「ふぅん…。オーケー。また、新しいウルトラマンシリーズが始まるからね。たぶん…。」
「ところで、アークの前のウルトラマンはなんだった?」
「ちょっと待って。」
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13時10分のメールだ…。
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「ウルトラマンブレーザーだよ。」
「去年の映画だね。」
「大体天皇誕生日ぐらいにぶつけてきてるのがわかるでしょ?」
「あぁ!」
「ブレーザーの時…。」
「あぁ!ブレーザーの時は、女のウルトラマンが出て地球を守るみたいな話だった気がした…。」
「そう。よく思い出したじゃないか!」
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14時53分のメールだ…。
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「ウルトラマンブレーザーだよ。」
「去年の映画だね。」
「大体天皇誕生日ぐらいにぶつけてきてるのがわかるでしょ?」
「あぁ!」
「ブレーザーの時…。」
「あぁ!ブレーザーの時は、女のウルトラマンが出て地球を守るみたいな話だった気がした…。」
「そう。よく思い出したじゃないか!」
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14時56分のメールだ…。
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「前情報になるかはわからないが、ガレッジセールのゴリが監督をしてる映画らしいぜ?」
「ふぅん。あのガレッジセールのゴリさんか…。」
「ゴリさん…。」
「ん?どっちでもいいけど?」
「ゴリさんって何歳なんだろうな?」
「ちょっと待って。調べてみる…。」
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15時のメールだ…。
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「もう52歳らしいよ。」
「随分年上じゃないか。」
「うん。もう少し若いイメージがあったね。」
「まぁ、あと12年もしたら、わかるんじゃないかな?」
「ガレッジセールのゴリさんの気持ちが?」
「いや、52歳とはどういうことかということについてさ…。」
「いや、わかんないんじゃないかな?」
「というと?」
「最近、精神年齢と肉体年齢の解離が激しいという気がする…。」
「ふぅん。君だけか?」
「まぁ、まわりのことはよくわからないけれども…。」
「そうか…。」
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17時7分のメールだ…。
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「「かなさんどー」はよくわからなかったね…。」
「うーん。わかる部分とわからない部分があるみたいな感じかな。」
「次の映画は…。」
「「小学校」っていう映画ね…。きっとためになるある。」
「…。」
「でも、「かなさんどー」」
「それは違う映画ある。」
「「小学校」か…。いつのまにか、やってた映画だな…。」
「「大きな家」とは違う映画なんじゃない?」
「これを見れば、日本の小学校の現状がよくわかるあるよ…。」
「必ずしもそうとは限らないという気がするけれども…。」
「君は何小あるか?」
「今はもう小学生じゃないよ。」
「そんなの当たり前ある。」
「まぁ、そうかもしれないけども…。」
「小学校の話と言えばなんだったあるか?」
「え?何?この映画を見る前にその質問?」
「そうある。」
「給食のきな粉あげパンがおいしかったことかな?まだあるのかなあのメニューは。」
「給食とは食いしん坊あるな…。」
「まぁ、なんだったかといわれとも、授業とかではないかもしれないし…。」
「んなもんいちいち覚えてる人はほとんど皆無ある。」
「何年前の話なんですか?」
「いやぁ。もう28年以上も前の話だよ。」
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22時27分のメールだ…。
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「シレーヌ編見たのは、別に言いふらす話でもないかもな…。」
「だから、頭いいというかちゃんと考えてる。理性は邪魔だと思うかもしれないが、君にはデビルマンは無理なのさ…。」
「でも、あの怪鳥シレーヌは時代のオブジェだったと思わないか?」
「ふぅむ…。」
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22時37分のメールだ…。
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「だけど、ひさびさに昔の」
「「だまりやがれ」の制裁かね?」
俺は…。
誰かが言った…。
「「サダさま」の謎…。」
「「無花果」ぐらいでベタおりするべきだったと思わないか?」
「…。」
「そして今日も君は秘密を抱える…。菊地さんはそんな「秘密」を抱えやすい君の特質を「謎」と簡潔に表現したのさ。」
「…。」
「でも、そんな風にして君は大人の階段をもう一度登り直したりもしている…。随分な身分だと回りにはうとまれながらもね…。」
「!」
「うとまれているは言い過ぎだったかもしれないが、君は休みたまえ。必要なのは」
「シャバト」
「そう。君はわかっている。だが、裏腹に君は「早く終えたい」とも考えている…。」
「…。」
「彼女のためなんだろ?」
彼にはすべてが見抜かれていた。俺は…。
「でも、だとしても君はいろいろ「おそい」んだ。」
「…。」
「まぁ、それでも、前進するところが君のよいところさ…。休むか休まないかは自分で考えたまえ。みんななにかをおいかけているのさ…。」
彼は言った…。
沈黙が闇を包んだ。
新橋についたところだった。
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22時57分のメールだ…。
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「でもよかったんじゃないか?」
「あぁ、よかったんだよ。」
「いつまで続くんだい?」
「ひぃ…。」
「な、聞こえるんだろ?君が見るべきだったシーンは、実はシレーヌ以前さ…。」
「進撃の巨人」
「「母がたきの少年」については僕も若い頃に取り上げてはいるんだよ…。当時の僕は僕なりに切れていてね…。」
「でも、結局のところ、そういうところは、誰にも伝わらなかったんじゃないかな?」
「だから、たぶん、何もいってこない側のやつらさ。」
「そちらの方が権限を持っているとでも?」
「君は、難しいかもしれないけれど、人を探してるんだろ?」
「なんのことかな?」
「そら、すぐに、ぼろが出る。君は実は嘘が下手なやつさ。」
「…。ボロ?」
「残念ながら、僕には、嘘みたいなものは通用しない。君は、僕の、まぁ、分身という言い方はおかしいが、分け御霊みたいなものだから?」
「わからないな?神様かなにかだと勘違いしている?」
「別に君の父親の話をしているわけではないよ。」
「315で、最後とかゴロアワセを考えているんだろ?おめぇの場合は?」
「一年は何日あるかわかるかい?」
「365日でぇ!」
「それで、日めくりカレンダーがあっただろ?」
「あぁ、あの商材か。」
「いいか。相手はあくまで、「商人」なんだぜ?」
「「鴨」にされているといいたい?」
「いつからか、斎藤の「話術」は心には響かなくなってしまっただろ?」
「そうともいいきれないんじゃ…。」
「いいや。今の君は、むしろ、「霊夢と魔理沙」みたいなものを信じているとみたね…。」
「…。」
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23時6分のメールだ…。
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「別に、「信じている」わけじゃないぜ?まぁ、参考にしているくらいかな…。」
「情報収集は必要なんだ…。」
「誰と話してるの?」
「ひぃ…。」
「な?おかしいだろ?」
「おかしいのはてめぇだ。」
「だから、「よかった」でやめません?」
「「暴力」なんだ…。」
「何?デビルマンについて…?」
「ウルトラマンもだよ。そういうのは、もう卒業したじゃないか?」
「だけど、君は帰ってきたのさ。」
「…。」
「打ち負かされて、羽を休めていると言った方が君のプライドは…。」
「よせよせよせよせぃ…。」
「なるほど…。」
「まぁ議論による解決じゃないじゃろ?」
「ウルトラマンアークの話?」
「ふぅむ…。どうしたものじゃて…。」
「じじいになった…か…。」
「わしは生まれたときからじじぃじゃないぜ?」
「わぁっとる…。」
「次は錦糸町だぜ…?」
「ん?なんか用でもあんのか?」
「いや、別に。」「あのな…。」
「それにしても、昔の作品でも結構すごいな…。」
「デビルマンでググってみれば?」
「っていうか、そんなにデビルマン好きなら、漫画で見ろよって思ったけど…?」
「聞けばなんでも答えてくれると思ってたんじゃね?」
「よー知らんが…。」
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