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第一章 清浄編
第7話 病を消す病 【静かな始まり】
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私は慈眼の手を握りながら、馬を走らせていた。
港の海風は次第に遠ざかり、街の匂いや活気も薄れていく。
おばあさんは後ろを振り返り、不安そうに目を細めた。
おばあさんは、話好きのようで、私達に止まる間もなく取り留めのない話をしている。
だが、都の門が見えると口を閉ざしてしまう。心配になり、馬から降りながらおばあさんに声をかける。
「大丈夫ですか?」
おばあさんは肩を少し震わせ
「あぁ、少し心配になっただけや」
笑ってごまかすように言うのだ。
私も慈眼が言っていたことが気がかりに思いながら都の門をくぐる。
都の門をくぐった瞬間、匂いが消えた。
港町の潮も、生活の気配も。
「都は、匂いがせえへんのやね」
清潔すぎる街並みに、なぜか胸がざわついた。
白い羽が舞う。
平和の象徴のような純白。
胸がざわつく。
足元では、何かを踏みつけている気がした。
見えない何かを。
けれど——自分のしてきた事は、きっと正しい。
おばあさんの顔を見て、罪悪感で、心臓が黒い靄に包まれたような気持ちになる。
おばあさんのご飯を食べて、救われる人がいるはずだこの行いは正しいのだ。
陰陽堂の門をくぐると、てきぱきと皆が働いていた。
私達の横を、足の骨が折れた男性を担いだ同門の先輩が通る。
足は無残に折れている。
だが男は無表情で、自分の足が治されるのを見ていた。
先輩たちもまた、同じ顔で。
おばあさんも治療中の男性の様子に気が付き、ドン引きしたように言う。
「あんたら冷静すぎちゃう?鋼の心やろ」
話しかけられた先輩達は、考えるそぶりもなく返答をする。
「迷ったら死にます」
「迷いは即ち、過ちに繋がる」
口々に無表情で告げるもんだから、ひぃと小さく声をあげ、おばあさんはすぐ慈眼と私の後ろに引っ込んだ。
「あんたらやっぱおかしいわ」
私達を非難するように言ってくる。
そこへ待ちわびていたかのように、師匠が立っていた。いつも通りの白い服、にこにことした笑顔。
師匠はゆったりと私達の元へ歩き出す。
目の前でぴたりと止まった。
「楽しかったですか?」
師匠はいつもの笑みで私達に問う。
横にいた慈眼が、私の手を急に握る。
「慈眼?」
慈眼は、肩に力を込めた姿勢のまま野生動物がじっと身を潜めるみたいに師匠だけを真っすぐに見ていて、返事はない。
師匠はそんな慈眼を一瞥し、私の首元をみてまた慈眼へ視線を戻し、にこりとやさしく微笑む。
「薬は効きましたか?」
「効きすぎた」
睨みつけて、私の手を再び握りなおした。
師匠は、そんな慈眼の震える手を見て満足げに微笑み、私へと視線を向ける。
「蘇芳、どれがその病を治す食事を作る人間ですか?」
と聞いてくる。
「この方がそうです。慈眼が食べたら意識を失ったので本当かと思われます。」
言いながら指し示すと、師匠は後ろにいるおばあさんをじっと見る。
一瞬の沈黙。
師匠の口が「ちがった」と動いた気がした。
何が違うのだろうと思い、師匠に尋ねようとすると、するりと近づき、私たちの間を縫い大きな体躯を曲げながらニコニコとした笑顔でおばあさんの顔を覗き込む。
「……これが、病を治す食事を作る人間ですか」
と言うとおばあさんが不快そうに一歩下がって言う。
「なんや、この失礼な男は?」
「あぁ、すみません、安倍吉平と言います。この都の帝付きの陰陽師です。貴方を探すように
この二人に告げた者ですよ」
「……やっぱり陰陽師は好かんわ」
とおばあさんが言う。
「貴方の噂を聞いて、帝が会いたがっていますので会っていただけますか?」
師匠はにこにこと、笑みを絶やさず告げた。
◆
広い座敷の庭には夏だというのに季節外れの桜が咲いている。
中央には目隠しをするための竹で作った御簾《みす》が垂れ下がりその奥には八角形の黒塗りの屋形が載せられていて、見事な鳳凰が描かれた大きな高御座《たかみくら》――天皇だけが座ることを許された座敷があった。
そこへ朗らかな顔の貴族たちが左右に並んでいる。
皆とても幸せそうだ。
私は見習いの為、初めて帝に直接仕えるような貴族の方を見た。
美しい着物に身を包んでいる。
思わず気になり、失礼のない程度にじろじろと見る。
笑顔。
穏やかな笑顔。
病に冒された貴族しか見ていなかったが、誰一人、瞬きをしていない気がした。
胸がざわつく。
横に座る慈眼は胡坐をかいて、耳をほじっている。私たちは貴族に挟まれる形で中央に座り、帝が来るのを待っていた。
どぉん!と太鼓の音が鳴り、貴族の一人は言う。
「帝がお越しになる!頭を下げよ」
慈眼が頭を下げないものだから、慌てて頭を掴んで下げさせる。
「いて、なにすんだよ」
慈眼に非難されたが私は無視をする。
御簾がするすると上がる音がする。
「よい、面《おもて》をあげよ 」
声を張り上げていないのに、はっきりと聞こえる声がする。
少し魂のないような声。
顔を上げることを許されて見た顔はとても整った顔立ちをしていた。
笑っているのに、目だけ動いていない。
おくれ毛一つない結い上げた髪、白い肌、切れ長の瞳、でもなぜか美しいと感じない。
私と同じなのか、おばあさんも固まっていた。
慈眼だけは何か変なものを見たような驚愕した顔で固まる。
帝が続ける。
「成果を報告せよ 」
声が口の動きより後から聞こえる気がする。
師匠が笑みを浮かべながら、報告をし出した。
「今回、食べるだけで病《ケガレ》を消滅させる食事を作る人間を保護してまいりました。
帝や貴族の皆様のご健康にお使いになってはいかがかとそして、病《ケガレ》を喰える鬼、酒呑童子を使い着々と、病を無くしていっております。帝の望む、病の無い都までもう少しかと」
帝は目を一切動かさずに、微笑む。
「また一つ、都が美しくなるな。よくやった 」
帝は檜《ひのき》で作られた扇子を広げ、周りの貴族に目配せをする。
「右大臣、安倍吉平以外はすべて下がらせなさい 」
周りの貴族たちに出ていくよう促されながら、帝から私は目が離せない。
気持ち悪いー。
私がじっと見つめていたせいか帝が扇子越しに、目が合う。
私を見つめて、慈眼を見た。
そして目が弧を描く。
「吉平、蘇芳は清らかだなぁ 」
師匠へ声をかけて一切目を逸らさずに、ほほ笑む。
師匠は帝へ頭を下げた。
「あなたさまほどではございません」
といって私を見た。
その時、慈眼が、立ちあがり帝に詰め寄る。
貴族たちは慈眼が帝に近づいても、誰一人、眉一つ動かさない。
すぐに師匠が、慈眼と帝の前に立ちふさがるが気にせず、言葉を紡ぐ。
「おまえ、ほんとうに人間か?」
慈眼がとても失礼なことを言うので、慌てて肩を叩いて止める。
周りが慈眼を処罰するのではないかと思ったが師匠以外は、ただ見ている。
ーーなんで止めないの。
みぞおちの奥に、冷たいものが落ちた。
慌てて慈眼へ駆け寄った。
「慈眼!だめだって」
慈眼の衣を引っ張る。
師匠は笑みを浮かべて慈眼に一言告げた。
「薬、いりますか?」
ほんの少しいらだちがあるような音色が含まれていた。
師匠は、自分自身の首に手を置く仕草をする。慈眼が少し、気圧されたように後ずさる。
師匠は帝の方へ向き直し
「私の弟子達が失礼いたしました。
今、追い出します。」
というと、周りの貴族が急に動き出し、私たちを追い出そうとする。
そんな中、帝はよいよいと手で止めて、気にも留めていないように言う。
「鬼よ、我はあらびと神だ。
わたしの威光を鬼が恐れるのも道理よ 」
師匠も笑みを浮かべ、やれやれと肩をすくめながら慈眼に、慈眼の首に手を当てて言う。
「鬼には眩しすぎましたか?」
「っ!」
慈眼が何かを言おうとして私を見て、呼吸が速まったかのように、息を何度か吸う。
そしてやめた。
帝は慈愛に満ちた顔で、慈眼と私を見る。
その顔を見ると、みぞおちのあたりからぞわぞわした。
「鬼にまで、人でないと言われるか 」
帝は、ほんのわずかに口角を上げる。
「ならば、私は正しく近づいている 」
手で止めていた部下に帝が目配せをする。
貴族たちに無理やり外へ出される。
師匠と目が合う、師匠が私たちに優しい笑顔で言う。
「あー、貴方達、私は何日か戻りませんから、私の蔵の掃除と、病を喰い続けることを、忘れないようにしてくださいね」
無理やり押し出され、扉が閉まった。
◆
「して、もうすぐ完成するか? 」
帝は、師匠へ言う。
「あちらはまだ、でもあなた様はもうじき」
平伏して師匠が、答えると、帝は口元だけで笑みを浮かべる。
「あぁ、正しさこそが、我らの病だな 安倍晴明 」
帝の着物から一枚の羽が落ちる。
音もなく。
それはゆっくりと、
インクのように黒く染まっていった。
だが誰も気づかない。
港の海風は次第に遠ざかり、街の匂いや活気も薄れていく。
おばあさんは後ろを振り返り、不安そうに目を細めた。
おばあさんは、話好きのようで、私達に止まる間もなく取り留めのない話をしている。
だが、都の門が見えると口を閉ざしてしまう。心配になり、馬から降りながらおばあさんに声をかける。
「大丈夫ですか?」
おばあさんは肩を少し震わせ
「あぁ、少し心配になっただけや」
笑ってごまかすように言うのだ。
私も慈眼が言っていたことが気がかりに思いながら都の門をくぐる。
都の門をくぐった瞬間、匂いが消えた。
港町の潮も、生活の気配も。
「都は、匂いがせえへんのやね」
清潔すぎる街並みに、なぜか胸がざわついた。
白い羽が舞う。
平和の象徴のような純白。
胸がざわつく。
足元では、何かを踏みつけている気がした。
見えない何かを。
けれど——自分のしてきた事は、きっと正しい。
おばあさんの顔を見て、罪悪感で、心臓が黒い靄に包まれたような気持ちになる。
おばあさんのご飯を食べて、救われる人がいるはずだこの行いは正しいのだ。
陰陽堂の門をくぐると、てきぱきと皆が働いていた。
私達の横を、足の骨が折れた男性を担いだ同門の先輩が通る。
足は無残に折れている。
だが男は無表情で、自分の足が治されるのを見ていた。
先輩たちもまた、同じ顔で。
おばあさんも治療中の男性の様子に気が付き、ドン引きしたように言う。
「あんたら冷静すぎちゃう?鋼の心やろ」
話しかけられた先輩達は、考えるそぶりもなく返答をする。
「迷ったら死にます」
「迷いは即ち、過ちに繋がる」
口々に無表情で告げるもんだから、ひぃと小さく声をあげ、おばあさんはすぐ慈眼と私の後ろに引っ込んだ。
「あんたらやっぱおかしいわ」
私達を非難するように言ってくる。
そこへ待ちわびていたかのように、師匠が立っていた。いつも通りの白い服、にこにことした笑顔。
師匠はゆったりと私達の元へ歩き出す。
目の前でぴたりと止まった。
「楽しかったですか?」
師匠はいつもの笑みで私達に問う。
横にいた慈眼が、私の手を急に握る。
「慈眼?」
慈眼は、肩に力を込めた姿勢のまま野生動物がじっと身を潜めるみたいに師匠だけを真っすぐに見ていて、返事はない。
師匠はそんな慈眼を一瞥し、私の首元をみてまた慈眼へ視線を戻し、にこりとやさしく微笑む。
「薬は効きましたか?」
「効きすぎた」
睨みつけて、私の手を再び握りなおした。
師匠は、そんな慈眼の震える手を見て満足げに微笑み、私へと視線を向ける。
「蘇芳、どれがその病を治す食事を作る人間ですか?」
と聞いてくる。
「この方がそうです。慈眼が食べたら意識を失ったので本当かと思われます。」
言いながら指し示すと、師匠は後ろにいるおばあさんをじっと見る。
一瞬の沈黙。
師匠の口が「ちがった」と動いた気がした。
何が違うのだろうと思い、師匠に尋ねようとすると、するりと近づき、私たちの間を縫い大きな体躯を曲げながらニコニコとした笑顔でおばあさんの顔を覗き込む。
「……これが、病を治す食事を作る人間ですか」
と言うとおばあさんが不快そうに一歩下がって言う。
「なんや、この失礼な男は?」
「あぁ、すみません、安倍吉平と言います。この都の帝付きの陰陽師です。貴方を探すように
この二人に告げた者ですよ」
「……やっぱり陰陽師は好かんわ」
とおばあさんが言う。
「貴方の噂を聞いて、帝が会いたがっていますので会っていただけますか?」
師匠はにこにこと、笑みを絶やさず告げた。
◆
広い座敷の庭には夏だというのに季節外れの桜が咲いている。
中央には目隠しをするための竹で作った御簾《みす》が垂れ下がりその奥には八角形の黒塗りの屋形が載せられていて、見事な鳳凰が描かれた大きな高御座《たかみくら》――天皇だけが座ることを許された座敷があった。
そこへ朗らかな顔の貴族たちが左右に並んでいる。
皆とても幸せそうだ。
私は見習いの為、初めて帝に直接仕えるような貴族の方を見た。
美しい着物に身を包んでいる。
思わず気になり、失礼のない程度にじろじろと見る。
笑顔。
穏やかな笑顔。
病に冒された貴族しか見ていなかったが、誰一人、瞬きをしていない気がした。
胸がざわつく。
横に座る慈眼は胡坐をかいて、耳をほじっている。私たちは貴族に挟まれる形で中央に座り、帝が来るのを待っていた。
どぉん!と太鼓の音が鳴り、貴族の一人は言う。
「帝がお越しになる!頭を下げよ」
慈眼が頭を下げないものだから、慌てて頭を掴んで下げさせる。
「いて、なにすんだよ」
慈眼に非難されたが私は無視をする。
御簾がするすると上がる音がする。
「よい、面《おもて》をあげよ 」
声を張り上げていないのに、はっきりと聞こえる声がする。
少し魂のないような声。
顔を上げることを許されて見た顔はとても整った顔立ちをしていた。
笑っているのに、目だけ動いていない。
おくれ毛一つない結い上げた髪、白い肌、切れ長の瞳、でもなぜか美しいと感じない。
私と同じなのか、おばあさんも固まっていた。
慈眼だけは何か変なものを見たような驚愕した顔で固まる。
帝が続ける。
「成果を報告せよ 」
声が口の動きより後から聞こえる気がする。
師匠が笑みを浮かべながら、報告をし出した。
「今回、食べるだけで病《ケガレ》を消滅させる食事を作る人間を保護してまいりました。
帝や貴族の皆様のご健康にお使いになってはいかがかとそして、病《ケガレ》を喰える鬼、酒呑童子を使い着々と、病を無くしていっております。帝の望む、病の無い都までもう少しかと」
帝は目を一切動かさずに、微笑む。
「また一つ、都が美しくなるな。よくやった 」
帝は檜《ひのき》で作られた扇子を広げ、周りの貴族に目配せをする。
「右大臣、安倍吉平以外はすべて下がらせなさい 」
周りの貴族たちに出ていくよう促されながら、帝から私は目が離せない。
気持ち悪いー。
私がじっと見つめていたせいか帝が扇子越しに、目が合う。
私を見つめて、慈眼を見た。
そして目が弧を描く。
「吉平、蘇芳は清らかだなぁ 」
師匠へ声をかけて一切目を逸らさずに、ほほ笑む。
師匠は帝へ頭を下げた。
「あなたさまほどではございません」
といって私を見た。
その時、慈眼が、立ちあがり帝に詰め寄る。
貴族たちは慈眼が帝に近づいても、誰一人、眉一つ動かさない。
すぐに師匠が、慈眼と帝の前に立ちふさがるが気にせず、言葉を紡ぐ。
「おまえ、ほんとうに人間か?」
慈眼がとても失礼なことを言うので、慌てて肩を叩いて止める。
周りが慈眼を処罰するのではないかと思ったが師匠以外は、ただ見ている。
ーーなんで止めないの。
みぞおちの奥に、冷たいものが落ちた。
慌てて慈眼へ駆け寄った。
「慈眼!だめだって」
慈眼の衣を引っ張る。
師匠は笑みを浮かべて慈眼に一言告げた。
「薬、いりますか?」
ほんの少しいらだちがあるような音色が含まれていた。
師匠は、自分自身の首に手を置く仕草をする。慈眼が少し、気圧されたように後ずさる。
師匠は帝の方へ向き直し
「私の弟子達が失礼いたしました。
今、追い出します。」
というと、周りの貴族が急に動き出し、私たちを追い出そうとする。
そんな中、帝はよいよいと手で止めて、気にも留めていないように言う。
「鬼よ、我はあらびと神だ。
わたしの威光を鬼が恐れるのも道理よ 」
師匠も笑みを浮かべ、やれやれと肩をすくめながら慈眼に、慈眼の首に手を当てて言う。
「鬼には眩しすぎましたか?」
「っ!」
慈眼が何かを言おうとして私を見て、呼吸が速まったかのように、息を何度か吸う。
そしてやめた。
帝は慈愛に満ちた顔で、慈眼と私を見る。
その顔を見ると、みぞおちのあたりからぞわぞわした。
「鬼にまで、人でないと言われるか 」
帝は、ほんのわずかに口角を上げる。
「ならば、私は正しく近づいている 」
手で止めていた部下に帝が目配せをする。
貴族たちに無理やり外へ出される。
師匠と目が合う、師匠が私たちに優しい笑顔で言う。
「あー、貴方達、私は何日か戻りませんから、私の蔵の掃除と、病を喰い続けることを、忘れないようにしてくださいね」
無理やり押し出され、扉が閉まった。
◆
「して、もうすぐ完成するか? 」
帝は、師匠へ言う。
「あちらはまだ、でもあなた様はもうじき」
平伏して師匠が、答えると、帝は口元だけで笑みを浮かべる。
「あぁ、正しさこそが、我らの病だな 安倍晴明 」
帝の着物から一枚の羽が落ちる。
音もなく。
それはゆっくりと、
インクのように黒く染まっていった。
だが誰も気づかない。
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