2 / 3
中
しおりを挟む
「俺、隊長の冷えた懐を暖めてあげたいっす!」
デリーは作戦内容を変えることにした。
……だが、その言い方は誤解を生む。
デリーは懐の意味を間違って覚えていたのだ。
「おー、奢ってくれるのか。じゃあ帰ったら頼むわ」
「えっ、そういう意味じゃないっすよ!?」
案の定ザックに勘違いされてしまう。
まぁ、今のは仕方ない……。
「隊長のお財布の中身が寂しいのは知ってるっすけど」
アカン!
それは例え知っていても言ったらアカン!!
デリーは、言ってはいけないワードを言ってしまった。
……お財布事情はデリケートなのだ。
「俺の財布の中身が寂しくて悪かったな。高い酒でも集るか」
一体ザックはいくらぐらいの酒を求めるつもりだろうか……。
「えぇっ!?俺もそこまで金ないっすよ……。でも、隊長がヤラせてくれたら頑張って貢ぐっすよ?」
デリーはちょっと可愛らしくザックを上目遣いする。
そんなデリーをザックは可愛く思った。
「何の見返りもなく俺に貢げるとは隊長想いのいい部下だ」
どう聞いたらそう変換されるのか……。
もはや貢ぐのところしかあっていないじゃないか!
「都合の良いところだけ拾っている……だと……!?」
思わずデリーは驚愕してしまったのだった。
「隊長、もう俺、我慢ならないっす!」
「……」
ガバっと衣類を脱いで全裸になったデリーの股間は、それは見事に勃起していた。
「ハァハァ!こうなったらストレートっすよ。隊長!ヤラせてくださいっす!」
「……」
今のデリーは変態としか呼べない雰囲気で、さぁみろと股間を隠しはしない。
その目はちょっと血走っている。
「ハァハァ、隊長、こっちみてくださいっす!ハァハァ、俺のこの興奮を隠しきれない魔剣をみてくださいっす!」
「……」
自分の股間のブツを魔剣だなんてかっこよく言っているが、実はザックにサイズで負けているのをデリーは知っている。
それでもデリーは、デリーの股間のブツを魔剣と言い張っていた。
「隊長?隊長……はっ!寝ている……だと……!?ダメっすよ隊長!!遭難中に寝たら死ぬって知らないんすか!?隊長!隊長ーーーっ!!」
座ったままいつの間にかスヤスヤと寝ていたザック。
寝ているとわからないぐらいそれは自然な姿で、普段つまらない会議なんかでよく居眠りしては、絶対にバレないという一種の特技だった。
そんなザックを全裸のままガクガク揺さぶり、デリーは全力で叫んで起こす。
「ぐほっ!?」
その結果、ザックは起きたがデリーはお腹を殴られてしまった。
……今のは少し痛かったようだ。
「……うるさい。あと、それは雪山の遭難の話な。で、なんで全裸で勃起してるんだ」
不機嫌そうにデリーを睨むザック。
そんなザックにデリーは股間のブツをみせる。
「俺の魔剣をみてくださいっす!♡」
「……汚い魔剣だな」
「あぁっ!蔑む眼差しを股間に受けながらの罵り……ご馳走様っす!ハァハァ♡」
「気持ち悪い」
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
デリーはドMなのかって?
ザック限定のMではある。
「……はぁ。チン蹴りすれば静かになるのか?」
「え、や、やめて?俺の魔剣はデリケートで優しくていい子っすよ。乱暴しないで、頭を撫で撫でして、口でチュッチュッとキスして、愛してあげてほしいっす」
怯えつつもデリーは求愛を続行した。
「まったく。……怯えるお前が可愛いからイジメてしまったじゃないか」
「隊長♡愛してるっす!」
「あぁ、俺もデリーだけを愛してる」
そして、やっとデリーの頑張りが報われた。
デリーは作戦内容を変えることにした。
……だが、その言い方は誤解を生む。
デリーは懐の意味を間違って覚えていたのだ。
「おー、奢ってくれるのか。じゃあ帰ったら頼むわ」
「えっ、そういう意味じゃないっすよ!?」
案の定ザックに勘違いされてしまう。
まぁ、今のは仕方ない……。
「隊長のお財布の中身が寂しいのは知ってるっすけど」
アカン!
それは例え知っていても言ったらアカン!!
デリーは、言ってはいけないワードを言ってしまった。
……お財布事情はデリケートなのだ。
「俺の財布の中身が寂しくて悪かったな。高い酒でも集るか」
一体ザックはいくらぐらいの酒を求めるつもりだろうか……。
「えぇっ!?俺もそこまで金ないっすよ……。でも、隊長がヤラせてくれたら頑張って貢ぐっすよ?」
デリーはちょっと可愛らしくザックを上目遣いする。
そんなデリーをザックは可愛く思った。
「何の見返りもなく俺に貢げるとは隊長想いのいい部下だ」
どう聞いたらそう変換されるのか……。
もはや貢ぐのところしかあっていないじゃないか!
「都合の良いところだけ拾っている……だと……!?」
思わずデリーは驚愕してしまったのだった。
「隊長、もう俺、我慢ならないっす!」
「……」
ガバっと衣類を脱いで全裸になったデリーの股間は、それは見事に勃起していた。
「ハァハァ!こうなったらストレートっすよ。隊長!ヤラせてくださいっす!」
「……」
今のデリーは変態としか呼べない雰囲気で、さぁみろと股間を隠しはしない。
その目はちょっと血走っている。
「ハァハァ、隊長、こっちみてくださいっす!ハァハァ、俺のこの興奮を隠しきれない魔剣をみてくださいっす!」
「……」
自分の股間のブツを魔剣だなんてかっこよく言っているが、実はザックにサイズで負けているのをデリーは知っている。
それでもデリーは、デリーの股間のブツを魔剣と言い張っていた。
「隊長?隊長……はっ!寝ている……だと……!?ダメっすよ隊長!!遭難中に寝たら死ぬって知らないんすか!?隊長!隊長ーーーっ!!」
座ったままいつの間にかスヤスヤと寝ていたザック。
寝ているとわからないぐらいそれは自然な姿で、普段つまらない会議なんかでよく居眠りしては、絶対にバレないという一種の特技だった。
そんなザックを全裸のままガクガク揺さぶり、デリーは全力で叫んで起こす。
「ぐほっ!?」
その結果、ザックは起きたがデリーはお腹を殴られてしまった。
……今のは少し痛かったようだ。
「……うるさい。あと、それは雪山の遭難の話な。で、なんで全裸で勃起してるんだ」
不機嫌そうにデリーを睨むザック。
そんなザックにデリーは股間のブツをみせる。
「俺の魔剣をみてくださいっす!♡」
「……汚い魔剣だな」
「あぁっ!蔑む眼差しを股間に受けながらの罵り……ご馳走様っす!ハァハァ♡」
「気持ち悪い」
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
デリーはドMなのかって?
ザック限定のMではある。
「……はぁ。チン蹴りすれば静かになるのか?」
「え、や、やめて?俺の魔剣はデリケートで優しくていい子っすよ。乱暴しないで、頭を撫で撫でして、口でチュッチュッとキスして、愛してあげてほしいっす」
怯えつつもデリーは求愛を続行した。
「まったく。……怯えるお前が可愛いからイジメてしまったじゃないか」
「隊長♡愛してるっす!」
「あぁ、俺もデリーだけを愛してる」
そして、やっとデリーの頑張りが報われた。
45
あなたにおすすめの小説
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる