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5◆世界の平和のために【神視点
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人間の爺さんに化けていたのを解いて、元の姿になった私はほくそ笑む。
「悪いねぇ。でも、君も願いが叶っただろう?」
誰かに対して私は一人呟いた。
あの子は無事に魔道具を使えたようだ。
「君も、もう一人で苦しくて報われない研究を続けなくていいんだ。悪い話じゃないだろう?」
別の誰かへの呟きは、少し憐れみの感情を含む。
敵だってあんまり哀れだと同情するものだ。
「まぁ、君達のためにしたことではないのだけれどね」
そう、それは世界の平和のために。
邪神復活なんて、迷惑極まりないからね。
といっても、まったく上手くいってなかったから脅威ではなかったけれど。
魔道具は思いつきなアイデアだったけど、上手くいって良かった。
あの子は大好きなマスターに夢中だから、邪神としての脅威はあまりない。
これからも彼らを見張るつもりだけれど、今度は討伐対象になるような馬鹿なことをしないでね。
私はそう思いながら、見張りという名の見守りを続けるのだった。
え、私は誰かだって?
……人は私を神と呼ぶよ。
「悪いねぇ。でも、君も願いが叶っただろう?」
誰かに対して私は一人呟いた。
あの子は無事に魔道具を使えたようだ。
「君も、もう一人で苦しくて報われない研究を続けなくていいんだ。悪い話じゃないだろう?」
別の誰かへの呟きは、少し憐れみの感情を含む。
敵だってあんまり哀れだと同情するものだ。
「まぁ、君達のためにしたことではないのだけれどね」
そう、それは世界の平和のために。
邪神復活なんて、迷惑極まりないからね。
といっても、まったく上手くいってなかったから脅威ではなかったけれど。
魔道具は思いつきなアイデアだったけど、上手くいって良かった。
あの子は大好きなマスターに夢中だから、邪神としての脅威はあまりない。
これからも彼らを見張るつもりだけれど、今度は討伐対象になるような馬鹿なことをしないでね。
私はそう思いながら、見張りという名の見守りを続けるのだった。
え、私は誰かだって?
……人は私を神と呼ぶよ。
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