4 / 5
4◆愛してる【バトラ視点
しおりを挟む
僕はバトラ。
僕には恋人がいる。
彼の名前はフィナ。
愛しい愛しい僕の恋人だ。
僕のいる部屋は、トイレとお風呂の扉と鍵のついた扉がある。
室内には、ベッドと机と椅子とベッド横のチェストがある。
あとは、壁と天井と床がある。
……何か足りないような気がするけど、わからないから気にしない。
きっと大事なことじゃないのだろう。
フィナは、いつも鍵のついた扉から出入りしている。
その先の世界を僕は知らない。
「あの先は危険に満ちているから、バトラは出たらダメなんだよ」
フィナはそう言うけれど、そのフィナはその扉から出入りしているのに。
なんだか矛盾しているね。
でも大丈夫。
愛するフィナがダメと言うなら絶対に出ないから。
フィナとベッドで愛し合う。
深く深く、フィナの愛で満たされる。
まるで、今までずっと空っぽだったみたいに、僕は積極的に求めてしまうんだ。
「あっ…フィナ!もっとして……もっとほしいっ!あぁんっ!」
「バトラ!俺だけのバトラ!愛してる!」
この部屋の中では、正しく世界に二人きり。
誰にも邪魔されない幸せ。
あぁ、愛してるよフィナ。
例え、フィナが僕を騙していても愛してるよ。
だって、フィナの愛は嘘ではないのでしょう?
だから、どんな嘘を僕についているのかは知らないけれど、なんにも問題ないよ。
僕だけを愛し続けてくれるなら、どんな嘘でも僕は騙されてあげる。
ずっとずっとフィナの都合の良い僕でいてあげる。
だから……。
僕の前から消えないでね?
勝手に死なないでね?
他の誰かなんかを愛さないでね?
もしも、そんなことしたら許さない。
許さない許さない許さない。
逃がさないから……。
……フィナ、愛しているよ。
僕には恋人がいる。
彼の名前はフィナ。
愛しい愛しい僕の恋人だ。
僕のいる部屋は、トイレとお風呂の扉と鍵のついた扉がある。
室内には、ベッドと机と椅子とベッド横のチェストがある。
あとは、壁と天井と床がある。
……何か足りないような気がするけど、わからないから気にしない。
きっと大事なことじゃないのだろう。
フィナは、いつも鍵のついた扉から出入りしている。
その先の世界を僕は知らない。
「あの先は危険に満ちているから、バトラは出たらダメなんだよ」
フィナはそう言うけれど、そのフィナはその扉から出入りしているのに。
なんだか矛盾しているね。
でも大丈夫。
愛するフィナがダメと言うなら絶対に出ないから。
フィナとベッドで愛し合う。
深く深く、フィナの愛で満たされる。
まるで、今までずっと空っぽだったみたいに、僕は積極的に求めてしまうんだ。
「あっ…フィナ!もっとして……もっとほしいっ!あぁんっ!」
「バトラ!俺だけのバトラ!愛してる!」
この部屋の中では、正しく世界に二人きり。
誰にも邪魔されない幸せ。
あぁ、愛してるよフィナ。
例え、フィナが僕を騙していても愛してるよ。
だって、フィナの愛は嘘ではないのでしょう?
だから、どんな嘘を僕についているのかは知らないけれど、なんにも問題ないよ。
僕だけを愛し続けてくれるなら、どんな嘘でも僕は騙されてあげる。
ずっとずっとフィナの都合の良い僕でいてあげる。
だから……。
僕の前から消えないでね?
勝手に死なないでね?
他の誰かなんかを愛さないでね?
もしも、そんなことしたら許さない。
許さない許さない許さない。
逃がさないから……。
……フィナ、愛しているよ。
13
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる