12の守護者と闇と光の神

ミクリ21 (新)

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1◆ミナト視点

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『どうか、僕を助けてください………』



俺は神崎カンザキミナト、18歳だ。

謎の声が脳内に響いて、気がついたら異世界にいた。

何を言っているかわからないって?

俺も分からない。

さっきまで俺はコンビニにいたんだけどな………。

今いるのは神殿のような場所で、目の前にはきらびやかな服を着た小学生ぐらいのショタがいる。

祈るように跪く姿は、まるで聖女のようだ。

「どうか、僕を助けてください」

「!」

あ、謎の声の主だ!

ショタの声で俺はそれに気づいた。

ゆっくり閉じていた瞼を開いて俺をみつめるショタの、憂いを感じる悲しげな瞳に俺は胸が締め付けられる。

………な…な…なんて尊くてきゃわいいショタなんだ!!

実は俺は、大のショタ好きなんだ。

ショタ受けBLマニアとまで言われた俺が、ショタに助けを求められるなんて運命を感じるよ。

「俺で良ければなんでもするよ!俺は神崎ミナト。ミナトって呼んでくれ」

食い入るように俺はショタの手を握った。

一瞬驚いたショタは、俺に微笑みをみせてくれる。

「ありがとうミナト。僕はメア。よろしくお願い致します」

可愛いメアに、俺は今はぁはぁと呼吸を荒くしてしまうがショタ……メアは動じなかった。

あぁ……メアから甘い香りがする!

興奮が下半身に行く前に、俺はメアに訊ねた。

「俺は何をすればいいんだ?」

「僕には双子の弟がいて、弟は今行方不明なんです。弟をみつけるためには、12人の敵が持つ宝石を集めなくてはいけません。なので、一緒に旅をしてくれませんか?」

「わかった。一緒にいこう!」

可愛いメアの頼みならなんでも聞くよ!

それに、双子の弟ということは弟もショタということだ。

ショタが増える!

俺にとってのテンションゲージが爆上がりだぜ!

もしかしから、ショタショタハーレムも夢じゃないかも?

両手にショタという名の愛らしい花を抱けるかもしれない未来に、俺はご機嫌になる。

「旅の支度なら出来ています。あ、この服に着替えてくださいね。着替えたら行きましょう」

「わかった」

俺は旅人の服を着る。

そして俺達は旅立った。

明るい未来を信じて………。



隠された嘘に気づかずに………。
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