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番外編◆監禁系メリー君
2◆逆バニーを着るメリー君
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監禁されて、今が何日目かわからない。
時間もわからない。
時計もカレンダーもないのだから、わからなくて当たり前だろう。
テレビもネットもないから、情報を知る術が何もない。
メリー君が食事を持ってきても、それが朝食なのか昼食なのか夕食なのかわからない。
何も何も、俺にはわからない。
………けれど、メリー君が教えてくれて知っていることはある。
世間で俺は、行方不明扱いで捜索とかされてるらしい。
「栗栖君はみつかる予定ないから、ずっと行方不明だね!」
そう笑っていたメリー君に、俺は何も言えなかった。
とりあえず、死亡届とかが出ちゃう前に逃げられたらいいなとは思ったよ。
「栗栖君、僕逆バニーの服着てみたの♡似合うかな?」
「おっふ!?」
逆バニーのコスプレ衣装を身にまとうメリー君に、鼻血が噴き出しそうになった俺はたぶん悪くない。
なんというエロい姿をしているんだ……!!
大事なところはビキニみたいな下着……下着なのかな?まぁ、そんな感じので隠れてはいる。
だが、パンツからはその……はみ出している。
一番大事なモノがこんにちはしているぞ。
こんな美人がはみチンとか……萌えるじゃないか……!
視線のやり場に困りながらも、俺はメリー君の股間をガン見してしまった。
「やぁん♡そんなにみつめられたら勃っちゃうの♡」
「ごめん……はみチンしてるからつい……」
「え?……きゃあっ!?」
悲鳴をあげて、後ろを向いて、慌てふためくメリー君の兎の尻尾がふりふり揺れて愛らしい。
こんなにメリー君可愛いのに、俺を監禁している犯人……犯幽霊?なんて、信じられないよね。
「あ……はみチンはわざとじゃなかったんだ?」
「わざとでこんな恥ずかしいことしないよ!うわぁん!」
「……なんか、ごめんね」
よっぽど恥ずかしいらしく、真っ赤になって泣いている。
………だけど、メリー君。
泣くなら、ちゃんと涙も出そうよ。
涙が一切出てないじゃないか。
まぁ、可愛いから口にはしないけれどね。
さて、そんなメリー君ははみチンを直したが、そのパンツをずらして俺を犯した。
直す必要あったのかとか、逆バニー着てるのに攻めなのかとか、たぶん突っ込んだらもっと激しくヤラれるかもしれない。
そう思って、俺は突っ込めなかった。
「やぁっ……んあぁっ…もう、あぁ…イクっ!」
「栗栖君可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い栗栖君栗栖君栗栖君♡僕でいっぱいになってイッてね♡僕も栗栖君の中にいっぱいいっぱい僕の愛を注いであげるよ♡好き好き好き好き!♡」
「あああぁっ!」
お腹にメリー君の熱くてドロドロの愛を注がれて、俺は絶頂を迎えた。
けれど………。
「ふふ、もっともっと……僕と愛し合おうね♡」
メリー君が満足するまで、愛の行為は終わらない。
時間もわからない。
時計もカレンダーもないのだから、わからなくて当たり前だろう。
テレビもネットもないから、情報を知る術が何もない。
メリー君が食事を持ってきても、それが朝食なのか昼食なのか夕食なのかわからない。
何も何も、俺にはわからない。
………けれど、メリー君が教えてくれて知っていることはある。
世間で俺は、行方不明扱いで捜索とかされてるらしい。
「栗栖君はみつかる予定ないから、ずっと行方不明だね!」
そう笑っていたメリー君に、俺は何も言えなかった。
とりあえず、死亡届とかが出ちゃう前に逃げられたらいいなとは思ったよ。
「栗栖君、僕逆バニーの服着てみたの♡似合うかな?」
「おっふ!?」
逆バニーのコスプレ衣装を身にまとうメリー君に、鼻血が噴き出しそうになった俺はたぶん悪くない。
なんというエロい姿をしているんだ……!!
大事なところはビキニみたいな下着……下着なのかな?まぁ、そんな感じので隠れてはいる。
だが、パンツからはその……はみ出している。
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こんな美人がはみチンとか……萌えるじゃないか……!
視線のやり場に困りながらも、俺はメリー君の股間をガン見してしまった。
「やぁん♡そんなにみつめられたら勃っちゃうの♡」
「ごめん……はみチンしてるからつい……」
「え?……きゃあっ!?」
悲鳴をあげて、後ろを向いて、慌てふためくメリー君の兎の尻尾がふりふり揺れて愛らしい。
こんなにメリー君可愛いのに、俺を監禁している犯人……犯幽霊?なんて、信じられないよね。
「あ……はみチンはわざとじゃなかったんだ?」
「わざとでこんな恥ずかしいことしないよ!うわぁん!」
「……なんか、ごめんね」
よっぽど恥ずかしいらしく、真っ赤になって泣いている。
………だけど、メリー君。
泣くなら、ちゃんと涙も出そうよ。
涙が一切出てないじゃないか。
まぁ、可愛いから口にはしないけれどね。
さて、そんなメリー君ははみチンを直したが、そのパンツをずらして俺を犯した。
直す必要あったのかとか、逆バニー着てるのに攻めなのかとか、たぶん突っ込んだらもっと激しくヤラれるかもしれない。
そう思って、俺は突っ込めなかった。
「やぁっ……んあぁっ…もう、あぁ…イクっ!」
「栗栖君可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い栗栖君栗栖君栗栖君♡僕でいっぱいになってイッてね♡僕も栗栖君の中にいっぱいいっぱい僕の愛を注いであげるよ♡好き好き好き好き!♡」
「あああぁっ!」
お腹にメリー君の熱くてドロドロの愛を注がれて、俺は絶頂を迎えた。
けれど………。
「ふふ、もっともっと……僕と愛し合おうね♡」
メリー君が満足するまで、愛の行為は終わらない。
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