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2◆婚約破棄……できない!?
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放課後。
シルフィを広場に呼んだレナードは、シルフィを婚約破棄しようと鼻息を荒くする。
シルフィを婚約破棄するための呼び出しの話が学内で噂になり、野次馬達はワクワククスクスとシルフィの周りに集まっていた。
シルフィは不安で泣きたい気持ちを抑え、レナードを待つ。
そしてやってきたレナードに、痛む胸を必死に我慢していた。
シルフィはレナードを愛しているが、レナードはシルフィを嫌っているからいつかこうなることはわかっていたのだ。
だから……婚約破棄は、レナードへの恋心を殺す処刑の言葉。
「シルフィ・アルフェル伯爵令嬢!お前を婚や……痛っ!?」
ガシャーン!!
「!?」
シルフィはビックリして目を見開く。
レナードはシルフィに婚約破棄を突きつけようと指をさしたが、婚約破棄と言おうとしたら何故かタライが頭に落ちてきたのだ。
周りの野次馬達もビックリである。
「なんでタライが………?まぁいい。シルフィ・アルフェル、お前を婚や……冷たっ!!」
バシャーン!!
「!?」
タライの攻撃よりも婚約破棄だと仕切り直したら、今度はレナードの真上から冷水が降ってきた。
バケツの水ぐらいの量の冷水がレナードの心臓と股間をヒュンとして、レナードは寒くてガクガクブルブルと震える。
しかし、それでもレナードは婚約破棄をしようとした。
「くしゅん!ああっもう!シルフィ・アルフェルを婚約破……っ!?」
ビリビリビリビリッ!!
「っ!?きゃーーーっ!!」
「「「きゃーーーっ!?」」」
シルフィの絶叫と、女生徒達の絶叫が響き渡る。
何故なら突然レナードの衣類が破れ散り、レナードは全裸になってしまったからだ。
驚きでレナードは婚約破棄という言葉を口にできなかった。
まぁ突然フルチンの全裸になってしまったのだから、思考がフリーズするのも無理はない。
シルフィ含む女生徒達は目を隠し、男子生徒達はついレナードの股間をみて、男としての個人的な勝負に勝ったり負けたりしている。
………ナニの勝負かはあえて言わないことにしよう。
全裸レナードは急いで馬車で帰ったので、婚約破棄は結局できなかったのだった。
そしてレナードを心配した親が連れてきた神官により、レナードが婚約破棄を妨害されるというある意味特殊な呪いにかかっていることが判明した。
ちょっと特殊な呪いなので、解呪が難しいそうだ。
それを知ってレナードは頭を抱えるのだが、なんとかシルフィを婚約破棄するつもりなのは変わらないらしい。
シルフィを広場に呼んだレナードは、シルフィを婚約破棄しようと鼻息を荒くする。
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シルフィは不安で泣きたい気持ちを抑え、レナードを待つ。
そしてやってきたレナードに、痛む胸を必死に我慢していた。
シルフィはレナードを愛しているが、レナードはシルフィを嫌っているからいつかこうなることはわかっていたのだ。
だから……婚約破棄は、レナードへの恋心を殺す処刑の言葉。
「シルフィ・アルフェル伯爵令嬢!お前を婚や……痛っ!?」
ガシャーン!!
「!?」
シルフィはビックリして目を見開く。
レナードはシルフィに婚約破棄を突きつけようと指をさしたが、婚約破棄と言おうとしたら何故かタライが頭に落ちてきたのだ。
周りの野次馬達もビックリである。
「なんでタライが………?まぁいい。シルフィ・アルフェル、お前を婚や……冷たっ!!」
バシャーン!!
「!?」
タライの攻撃よりも婚約破棄だと仕切り直したら、今度はレナードの真上から冷水が降ってきた。
バケツの水ぐらいの量の冷水がレナードの心臓と股間をヒュンとして、レナードは寒くてガクガクブルブルと震える。
しかし、それでもレナードは婚約破棄をしようとした。
「くしゅん!ああっもう!シルフィ・アルフェルを婚約破……っ!?」
ビリビリビリビリッ!!
「っ!?きゃーーーっ!!」
「「「きゃーーーっ!?」」」
シルフィの絶叫と、女生徒達の絶叫が響き渡る。
何故なら突然レナードの衣類が破れ散り、レナードは全裸になってしまったからだ。
驚きでレナードは婚約破棄という言葉を口にできなかった。
まぁ突然フルチンの全裸になってしまったのだから、思考がフリーズするのも無理はない。
シルフィ含む女生徒達は目を隠し、男子生徒達はついレナードの股間をみて、男としての個人的な勝負に勝ったり負けたりしている。
………ナニの勝負かはあえて言わないことにしよう。
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