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19◆鳥使い、光に包まれるショタ!?
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アンゼには首輪がつけられていて、それは鎖で壁に繋がっている。
そんなアンゼをユリアスは不思議そうにみていた。
「僕はね、逃げられないように捕まっているんだよ。何年も、何年も………。ユリアス様も、今は捕まっているんだよ。悪い悪い人間にね」
「………ぼく、おうち、かえれりゅ?」
「帰れないよ。でも、悪い悪い人間を倒したら、きっとお家に帰れるよ」
「………うぅっ」
ユリアスは帰りたくて泣いてしまうが、そんなユリアスの頭をアンゼは撫でる。
手枷がついていて不自由な両手だが、それぐらいならできるから。
ちなみに、アンゼには足枷もついていたりする。
「可哀想なユリアス様。人間の王が強欲だったせいで、悲しい悲しいユリアス様。だけど……あの強欲者の言葉を聞いてはいけないよ。あの強欲者は、人間以外が嫌いなんだ。だから、ユリアス様の大好きな人達はきっと酷いことをされる。ユリアス様の大好きな人達を守れるのはユリアス様だけだよ」
「ぼくの……だいしゅきなひとたち………」
「守る力があるのに、大好きな人達を守りたくない?ユリアス様は守られるだけの存在でありたい?」
「……ぼくにしか、まもれないの?」
「そうだよ。だってユリアス様は勇者だからね」
「ゆーしゃ………」
ユリアスは泣くのをやめて考えた。
考えて考えて、そしてユリアスはぱぁっ!と笑顔をみせる。
「わかった!ぼく、だいしゅきなみんなをまもりゅ!あんのことも、ぼくがまもりゅね!」
「僕も?」
アンゼは、少し首を傾げた。
「だってね、あんのこともぼくはしゅきだよ!だってね、やしゃしいから!とりしゃんもあんがだいしゅきなんだって!だからね、ぼくね、あんたしゅける!」
「………僕が優しい、ね。鳥が僕を大好き?ふふ、ユリアス様はおかしな方だ」
アンゼはユリアスに優しくしたつもりはない。
利用するために微笑み、慰めるフリして頭を撫でているだけ。
それに鳥がアンゼを大好きなんて、そんなことあるわけないとアンゼは思って皮肉な笑みを浮かべてしまう。
ユリアスは鳥と言葉を交わせるわけではないが、鳥達がアンゼを愛していることをなんとなくで感じていた。
大好きだから、皆を守りたい。
僕にしか守れないなら、僕にしかできないなら。
どんな力ならば、ちゃんと皆を守れるかな?
サイモンもジルベールも、フランドールだって、屋敷の使用人のお姉さんお兄さんも、一度しか会ってないけどエイデンのことだって。
守りたい……皆を守りたい………。
今日会ったばかりの寂しそうな表情をするアンゼも、守りたい……助けたい………。
だから僕は……僕は………。
………勇者の僕は。
僕の使命を……理解した。理解……してしまった。
あぁ……サイモン、ジルベール、フランドール………。
どうか、僕を嫌わないでね………。
突如、ユリアスの身体を眩しい光が包む。
「えっ!?」
アンゼはユリアスが光りだしたことにも驚いたが、ユリアスが光の中で変わりゆく様にも驚きを隠せなかった。
そんなアンゼをユリアスは不思議そうにみていた。
「僕はね、逃げられないように捕まっているんだよ。何年も、何年も………。ユリアス様も、今は捕まっているんだよ。悪い悪い人間にね」
「………ぼく、おうち、かえれりゅ?」
「帰れないよ。でも、悪い悪い人間を倒したら、きっとお家に帰れるよ」
「………うぅっ」
ユリアスは帰りたくて泣いてしまうが、そんなユリアスの頭をアンゼは撫でる。
手枷がついていて不自由な両手だが、それぐらいならできるから。
ちなみに、アンゼには足枷もついていたりする。
「可哀想なユリアス様。人間の王が強欲だったせいで、悲しい悲しいユリアス様。だけど……あの強欲者の言葉を聞いてはいけないよ。あの強欲者は、人間以外が嫌いなんだ。だから、ユリアス様の大好きな人達はきっと酷いことをされる。ユリアス様の大好きな人達を守れるのはユリアス様だけだよ」
「ぼくの……だいしゅきなひとたち………」
「守る力があるのに、大好きな人達を守りたくない?ユリアス様は守られるだけの存在でありたい?」
「……ぼくにしか、まもれないの?」
「そうだよ。だってユリアス様は勇者だからね」
「ゆーしゃ………」
ユリアスは泣くのをやめて考えた。
考えて考えて、そしてユリアスはぱぁっ!と笑顔をみせる。
「わかった!ぼく、だいしゅきなみんなをまもりゅ!あんのことも、ぼくがまもりゅね!」
「僕も?」
アンゼは、少し首を傾げた。
「だってね、あんのこともぼくはしゅきだよ!だってね、やしゃしいから!とりしゃんもあんがだいしゅきなんだって!だからね、ぼくね、あんたしゅける!」
「………僕が優しい、ね。鳥が僕を大好き?ふふ、ユリアス様はおかしな方だ」
アンゼはユリアスに優しくしたつもりはない。
利用するために微笑み、慰めるフリして頭を撫でているだけ。
それに鳥がアンゼを大好きなんて、そんなことあるわけないとアンゼは思って皮肉な笑みを浮かべてしまう。
ユリアスは鳥と言葉を交わせるわけではないが、鳥達がアンゼを愛していることをなんとなくで感じていた。
大好きだから、皆を守りたい。
僕にしか守れないなら、僕にしかできないなら。
どんな力ならば、ちゃんと皆を守れるかな?
サイモンもジルベールも、フランドールだって、屋敷の使用人のお姉さんお兄さんも、一度しか会ってないけどエイデンのことだって。
守りたい……皆を守りたい………。
今日会ったばかりの寂しそうな表情をするアンゼも、守りたい……助けたい………。
だから僕は……僕は………。
………勇者の僕は。
僕の使命を……理解した。理解……してしまった。
あぁ……サイモン、ジルベール、フランドール………。
どうか、僕を嫌わないでね………。
突如、ユリアスの身体を眩しい光が包む。
「えっ!?」
アンゼはユリアスが光りだしたことにも驚いたが、ユリアスが光の中で変わりゆく様にも驚きを隠せなかった。
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