姫、始めました。〜男子校の「姫」に選ばれたので必要に応じて拳で貞操を守り抜きます。(「欠片の軌跡if」)

ねぎ(塩ダレ)

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本編

大混乱の向かう先

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「そういえばさ、何でサークはそんな格好してるんだ?」

放送室から戻ってきたシルクを出迎え、キャッキャとハグして盛り上がっていたウィルがふと、俺にそう聞いた。
言われて一瞬、意味がわからず固まる。

そんな格好??

なんの事だろうと自分の体を見下ろして思い出す。
そういやライルにツナギに着替えさせられたんだった。
シルクの件が大事すぎてそんな事、すっかり忘れていた。

「エッロいよねぇ~♡ライルって本当、サークをよく見てるよ~。」

そう言ったシルクがゴロにゃんとばかりに俺に引っ付いてくる。
告白騒動の後なせいか、妙に興奮気味だ。

「こら、懐くな、シルク。お前はもう、カレシが出来たんだから、友達だからってそうやって懐くんじゃない。」

「サークは友達じゃないもん。好きな人だもん。」

「だから!!お前はもうカレシがいんだから、そういう冗談言わないの!!」

「冗談じゃないってば♡俺、ずっとサークの事、好きなの♡」

「はいはい。でもカレシが出来たんだからそういうのやめなさい。」

冷たくあしらうと、またいつものようにふくれっ面をする。
なんだってシルクは俺にはいつもこういう顔をするんだよ。
皆に愛想がいい癖に。

「ぶーたれてんなよ。可愛いお顔が台無しですよ~、シルク姫~。」

「もう!!サークっていっつもそう!!」

「サーク、シルクをからかうなよ。」

「だってウィル。コイツ、カレシが出来たんだよ??」

「サークだって!師父にベタベタするじゃん!!イチャイチャしたがるじゃん!!」

そう言われてちょっと照れる。
いやさ、ドイル先生は違うから。
あれはさ、神だし、神推しだし、別格じゃん。

「先生は俺の永遠の憧れなの!神なの!!もう……あの日を思い出すだろ?!……カッコ良かったなぁ……先生……。音もなく颯爽と現れて……庇ってくれて……。まさにヒーロー!!……なのにいつも通りクールだしさ~。俺が何言っても冷たくあしらわれるけど、そこがまた……。……それに!俺はお前と違ってフリーだ!万に一つ間違いが起きても!受けて立つ体制に問題はない!!」

「……サークって、師父に関しては頭がヤバイよね……。こんなに愛してる俺でもちょっとひく……。」

「愛してるとか簡単に言うな。彼氏持ち。」

「それを言うなら!サークだって既婚者に結婚してとか簡単に言ってんな!!」

「……はいはい。二人とも落ち着いて。」

俺とシルクの不毛な言い合いに、ウィルがため息まじりに仲裁に入ってくれた。
うぅ、ウィルの前だった……恥ずかしい……。
売り言葉に買い言葉でヒートアップしていた俺達は、クールダウンしてしゅんと俯く。
そんな俺とシルクにウィルはくすくすと笑った。

でも今の会話で何となくわかった。
そうか、シルクにとって俺は「推し」みたいなもんなのか。
ずっと好き好き言われたり、不貞腐れて嫌いって言われたりしてきたけど、そうか「推し」的な立場だったのか、俺。
それは確かにカレシとは別問題だな、うん。
とはいえ何でシルクが俺を「推し」なのかよくわからないけど。
長年の懐きっぷりはこれで理解した。

「……サーク、なんか変な事考えてるよね?!」

「変な事?いや?シルクにとって俺って何なんだろうって謎だったけど、「推し」みたいなもんなんだなって今納得してただけだけど??」

「……ムキィ~ッ!!全然違う!!サークのバカ!!大嫌いっ!!」

「サーク……。うん……まぁ……サークだからしょうがないんだけど……。」

「うわぁ~ん!!ウィル~!!」

「うんうん。サークだからしょうがないって。」

火がついたように怒り出したシルクがウィルになだめられてる。
んん?ちょっと待ってくれ??
なんで俺が悪いみたいになってるんだ??
どういう事??

「……そりゃ……これじゃ、な……。」

「真っ直ぐ自分を追ってくれる男に折れるよな……。」

「しかも三年間……。」

「シルク姫……かわいそう……。」

何故か周囲からも若干、冷たい視線が向けられている。
俺、なんかそんなまずい事言ったの?!

「……え、なんで俺、そんなにアウェーなの……。」

いたたまれなくて泣きそうだ。
何だよ??なんで俺が悪者みたいな雰囲気になってるの??

「お~い!サーク……って……。何?……何したんだよ、お前……。」

妙な空気感に俺がたじろいでいると、C組のドアをガラリと開けてライルが顔を出した。
そして廊下に漂う微妙な雰囲気に顔をしかめる。

っていうか、なんでライルまで俺が悪いみたいなこと言うの?!
もう泣きそうなんだけど?!

「……え?!ライル?!ライルまでどうしたんだ?!その格好?!」

そこにウィルの素っ頓狂な声が響いた。
ふりふりゴスロリメイド服(巨乳)のライルを見て、目を丸くしている。
他の皆もその声に一斉にライルに目を向けた。
それをフフンッとばかりに自信満々なライルがこっちに歩いてきた。

「……事情はよくわかりかねるが、どうやらウチの姫がご迷惑をかけたとお見受けする。」

キレのあるハッキリした発音でライルは皆に聞こえるよう、そう言った。
……いや、だから。
なんでめちゃくちゃガッチガチに女装キメといて、普段の1.5倍、男前なの?!ライル?!
俺を軽く引っ張って後ろに下げると、シャキッとした動作でウィルとシルクに頭を下げた。

「失礼いたしました。ウィル姫、シルク姫。どうかこの姫騎士ライルに免じて、お許し頂けませんでしょうか?」

格好は完璧な女装。(しかも案外似合ってる)
なのに態度は男前なイケメン従者。(いつもの0.5割増し)

廊下で遠巻きにそれを見ているギャラリーは、何故かぽっとライルに見とれた。
いや、格好いいし可愛いけど、変だろ、どう見ても?!
違和感しかなくないか?!これ?!
俺はどう対応していいのかわからず固まるしかない。

「……いや、そこまでの事じゃないよ、ライル。いつもの事だよ。」

「そうそう。本当、サークって鈍感だよね~。」

「それより、どうしたの?!その服?!」

「カノジョさんが作ってくれたんだって!!めっちゃ可愛いよね?!」

「でもメイクはシルク姫に直して頂きました。ありがとうございます。」

にこやかに談笑する、ライルと姫ふたり。
変な雰囲気だった廊下もほっこりした空気感に変わっていた。
そして特出した特徴のない俺は、この存在そのものが強い三人を前に空気と化す。

「なんか皆、仮装してるんだね……。俺もした方が良かったのかな……。」

「いや、ウィルは下手に何かしたりしない方がいい。そのままいつも通りでいいと思う。握手とかしないウィルの貢物受け取りスタイルもいいと思うし、空いた時間は窓際の席で本でも読んでなよ。」

「あはは。この雰囲気の中、流石に本は読めないよ。」

「読まなくていいよ、そういうパフォーマンスだと思ってさ。」

「わかった。考えておくよ。」

さらっとライルはウィルにアドバイスする。
ウィルもやっぱり、姫になったからには貢物の数に責任を感じてるんだな。
うぅ……ウィルでも気にするのにって思ったら、胃が痛くなってきた……。

「……サーク?大丈夫?!」

「いやなんか、貢物の数は姫の責任だなって思ったら……。」

そんな俺にウィルが声をかけてくれる。
優しい……ウィル、優しい……。
しかし、救いの神とウィルを見つめる俺の背中をバンッとライルが叩いた。

「言ったよな?サーク?サークは姫になってくれさえすればいいって。」

「まぁ、そうだけどさ……。」

「その責任はお前が背負わなくていい。俺が背負う。」

「ライル……。」

何なんだよ、その男前さは……。
惚れんぞ、この野郎……。
巨乳のゴスロリメイド服じゃなかったら、危うく惚れんぞ、この野郎。
ギャラリーも無駄に完成度の高い女装で、無駄に男前を垂れ流すライルにぽぉ~としている。

「後は俺に任せておけ。」

格好いいな、こんちくしょう……。
だがな?!ライル?!
可愛い系なのか?!男前系なのか?!
頼むからどっちかにしてくれ、頭が大混乱だ……。

「でもなんでツナギ?」

「エロいからでしょ?」

「ん~、それはもうすぐわかるよ。」

不思議がるウィルとシルクに、ライルはニヤリと笑う。
何だよ、まだなんか企んでんのかよ……。

ゲッと顔を顰めた俺の腕を引き、ライルは教室に向かっていく。
ウィルもクラスメイトに、そろそろ……と声をかけられ、シルクも約束だからと教室に戻って行った。

『さぁ!わからなくなってまいりました!!今年のバレンタイン合戦!!』

校内放送が興奮気味に実況中継している。
シルクリタイア騒動を受け、学校全体が騒がしい。
あちこちで、自分のクラスの「姫」を売り込むパフォーマンスや呼び込みが盛んに行われているようだ。

そりゃそうだ。

総合優勝はシルクだと、誰もが思っていたのだから。
意識していようがしていまいが関係なく、皆、誰もが「シルクが優勝」と完全に思い込んでいた。

なのに、だ。
そのシルクがまさかのリタイア。

正直、そこは揺るがないと完全に誰もが思っていたのに、ひっくり返ったのだ。
そりゃもう、右往左往の大騒ぎ。

しかも始まったばかりでそれが起きたのだ。
シルク信者たちが渡そうとしていた「貢物」が、行き場を失っている。
傷心の信者たちを呼び込めれば、受賞とはいかなくとも「貢物」にはありつけるのだ。

『いや、毎年予想外の事は起こるけど、ここまでの事はなかなか……。うぅ……俺のシルクちゃんが……。もう、何を楽しみに登校すればいいんだよ……。』

あまりに予想外の事が起きたので、今年の放送はトークが多くなっている。
いつもなら放送はいらないと文句が出るのだが、全体の情報を把握しいち早く伝えてくれる今年の放送には誰もが聴き入っている。

「なんか、放送と言うより報道特番みたいになってるよな……。」

観覧席前に設置された机に座らされた俺。
知らないうちに「もぐもぐタイム」セットは完成していたようだ。
というか、ここで俺は何かを食べないといけないのかよ……。
拷問だな……。
そこにお茶のペットボトルを置きながら、クラスメイトが言った。
まわりの皆も頷きながら何となくスピーカーを見上げている。

『シルク姫がリタイアした事で、優勝予想は全くの白紙となり!各学年、そして学校全体の予想も混戦を極めております!!』

『うぅ……。失礼しました……。そんな中、ぐぐんと注目を集めてるのが3年B組のウィリアム姫!シルク姫リタイアのイザコザをクールに解決した大岡裁き!!流石は昨年、シルク姫の姫騎士として大注目され、姫騎士の歴史を大きく塗り替えたウィル姫!!』

『一触即発の状況を冷静な判断で丸く収めた様子は、ライブ班のカメラで生中継され、凛々しいその姿に射抜かれた生徒は少なくありません!!去年の姫騎士ブームも再燃し!現在、写真報道部のサイトにアクセスし辛くなっているようです!!』

『いやだって、あれは格好良かったですよ~。格好いいし、綺麗だし……。好きになるのも無理はない!!なんかも~、俺もウィル姫に行こうかな……。』

『まさに姫騎士の名に相応しいウィリアム姫!!シルク姫のように美少女と見間違う感じではないし、ご本人も全く女性的な雰囲気を出していたりはしないんだけれども!!』

『かえってそれがさぁ~、男装の麗人って感じなんだよなぁ……。格好いいのに綺麗すぎて美しい……。それでいて控えめで奥ゆかしくてさぁ……。仕草とかも綺麗だし、笑うともう……。』

おいおい……。

俺は放送を聞きながら顔を引きつらせた。
頼むからこれ以上、ウィルの魅力を大々的に放送しないでくれ!!

ウィルは……ウィルは……俺の……。

そう思いながら俯いた。
複雑な気持ちで口を閉じる。

ウィル……。

俺の事を好きだと言ってくれた。
俺もずっとウィルが好きだった。

なのに、俺はウィルの気持ちにすぐに答えられなかった。

ウィルが好きな気持ちが無くなった訳じゃない。
逆なんだ。
好きだから、俺はウィルを拒んでしまった。

ズキン、と胸が痛む。

ウィルが好きだ。
でも俺は今の俺をウィルに見られたくない。
好きだから、今の俺を見ていて欲しくないんだ。

まだたまに、妙に不安定になる事がある。

自分がぐらついて、俺に自信が持てなくなる。
何をもって、俺は俺だと言えばいいのかわからなくなる。

その事を必死に隠す。

でも本当は不安だと言いたい。
ダメでみっともない自分を、ありのまま曝け出したい。
怖いとか不安だとか、そのまま吐き出したくなる。

でも、できない。

そんな自分を抱えている事をウィルに知られたくない。
ウィルがそんな俺を馬鹿にしたり見損なったりしない事はわかってる。

でも、見られたくない。
ウィルには見られたくない。

だって俺は……ウィルが……。
ウィルが好きなんだ……。

自分で思ってたよりもずっと……。

だから苦しくなる。
好きだから苦しくなる。

ウィルにはそんな俺を知られたくないんだ……。

好きだと言ってくれた。
嬉しかった。
本当に本当に嬉しかった。
だって俺はずっとウィルが好きだったんだ。

でも……。

同時に俺の心に押し寄せた恐怖。
俺を好きだとはにかんで笑ってくれるウィルの綺麗な顔。
それが幻滅したように冷たく変わるのを反射的に想像してしまった。

耐えられない……。
ウィルにそんな顔をされたら、俺は耐えられない……。

ウィルがそんな事をするはずがないのはわかっている。
でもウィルが純粋な想いを向けてくれればくれるだけ、無意識にその澄んだ綺麗な眼差しが冷たく蔑んだ目に変わってしまったらと思わずにはいられなかった。

怖い……ウィルが好きだから、怖い……。

俺は俯いたまま、膝の上の拳をグッと握った。


「……サーク?大丈夫か?」


ハッとした。
その声に反射的に顔を上げる。

「……あ……。」

俺を覗き込む、漆黒の瞳。
無表情な顔の中で、その目だけが心配そうに揺れていた。

「……………………。」

喉まで出掛かった言葉を飲み込む。
駄目だ。
言っては駄目だ。
言葉にしてしまったら、それが本当になって俺は押しつぶされてしまう。


「…………大丈夫だ。」

「!!」

「大丈夫だ、サーク。」

「……ギル。」

「大丈夫だ、サーク。俺達、皆がついている。だから、大丈夫だ。」


ズキン、と目の奥が痛む。
何かゴミが入ったみたいだ。
俺は軽く片目を擦った。

言葉は出ない。

出してしまったら、きっと止められない。
何かに縋ってしまいたくなる。


「大丈夫。大丈夫だ……。」

「……わかってる。そんな事ぐらい……。」

「いつも通りでいい。」

「そうかよ。」

「いつも通り、好きに食えばいい……。」

「………………は??」


そこまで言われて、俺は怪訝そうに横に立つ黒いぬりかべを見上げた。


「……何だって??」

「こんな中で食事をするのは、確かにやりにくいだろう……。」

「……まぁ……そうなんだけど……。」

「だが、大丈夫だ。いつも通りにすればいい。」

「……はぁ……。」


俺はスカンと悩んでいた事を忘れた。
何を悩んでいたかさえ思い出せなくなった。

……コイツって…………。

俺は間抜けな顔でギルを見上げた。
めちゃくちゃ真剣そうな顔してるが、コイツは馬鹿だ。
次元の違う馬鹿だ。

「……お前、顔はいいけど、モテないだろ??」

「…………別に。好きな相手に好かれれば、それでいい……。」

「いや、多分、好きな相手にも呆れられるだろ、お前??」

「……………………。」

「無言は多くを語るって知ってるか??」

都合が悪くなったのか、ぷいっと顔を背けるギルを呆れ顔で見上げる。
いやマジで……。
コイツ、俺が食べにくいなぁって悩んでると本気で思ってたんだろうなぁ……うん……。

「……馬鹿だな、お前。」

そう言って俺は小さくため息をついて、机に向き直った。
でもちょっとホッとした。
危うく変なクリーンヒットが入るところだった。
危ない危ない。

俺に馬鹿と言われ、若干、動揺しているギル。
でも無表情で微動だにしないから気持ち悪いんだよ。
何考えてるかわかんなくてさ。
流石に最近は、ちょっと色々わかってきたけどさ~。

食べにくくて悩んでるって、何??

俺は笑えばいいのか呆れればいいのかわからず、もう一度ため息をついたのだった。
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