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39話(怒った殿下)
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「伯父様、今度お友達からお誘いを受けている舞踏会に、是非わたくしも参加したいのでエスコートお願いします」
「何故私がエスコートしなければいけないのだ?」
「だって、せっかくコンシーラーでシミが隠せるようになったのですから、久しぶりにお洒落して参加したいのです」
そう言ってからわたくしは続けた。
「ステーシア様がせっかくシミを目立たなくしてくださったのですから、お付き合いいただいても宜しいではありませんか」
わざとステーシア様のお名前をお出しすると伯父様は仕方のないお顔をした。
「まあ、塞ぎ込んでいられるよりはいいか」
そう言ってくださったので、更にわたくしは同情をかうために言った。
「今回の舞踏会では見知った方が少ないので、エスコートなしでは嫌なのです」
流石に伯父様は折れてくださった。
「仕方がない。今回だけだぞ」
そうして会場に着き、お友達の伯爵令嬢に挨拶に行った。すると彼女は伯父様を見て驚いている。
「これは、王弟殿下にまでおいでいただき光栄でございます」
彼女は、伯父様に挨拶してから、わたくしにだけそっと聞こえるよう耳元で囁いた。
「殿下にエスコートを頼むだなんて聞いてなかったから、緊張してしまったわ」
「大丈夫よ、伯父様は堅苦しいのお好きではないから」
そんな話をしていると、入り口付近が妙に騒がしく、ある一組のカップルに注目が集まっていて、皆、その二人に羨望の眼差しを送っている。
そしてよく見ると、それは紛れもなくステーシア様と、確かお連れの方は今、注目をされているこの国でとても有名な実業家のアレン・マーク氏だった。
お二人は本当にお似合いでとても目立っていた。それにステーシア様はいつにも増して美しく眩いばかりのオーラを放っている。
わたくしは思わず伯父様を見ると、その二人を怒りの含んだ眼差しで睨んでいる。
わたくしは心の中で『これはかなり不味いわ』と思いながらもどうしていいか分からずいると、伯父様は二人に近づいて行った。
わたくしは慌てて後を追いかけたが、お二人の目の前で立ち止まった伯父様はステーシア様に声をかけた。
「これはどういうことかな? ステーシア嬢」
するといつもはあれほど堂々としている彼女が青いお顔をなさって、何かを言おうとしているが言葉に困った様子でいらっしゃる。思わずわたくしは伯父様に声をかけた。
「何かご事情があるのでしょう、伯父様、取り敢えずあちらへ」
そう言って、腕を引っ張ったがびくともしない。わたくしはただその場でオロオロしてしまった。
すると観念したようにステーシア様は話された。
「殿下、先触れを出すとのお約束破ってしまい申し訳ありませんでした。ただ仕事上どうしても必要と判断したまでですが、お約束を違えてしまったのは事実なので謝ることしかできません」
すると今度はマーク氏が口を開く。
「別にやましいことは何もありません。そのように言われる理由が分かり兼ねます。彼女にはただ単に新しいドレスの宣伝で参加願っただけですので」
伯父様はとても怖いお顔で言い放った。
「君には聞いてない。私と彼女の問題だ。関係ない者は黙っててくれないか」
わたくしは心の中で今日、伯父様にエスコートをお願いしたことを後悔していた。だけど全ては遅すぎた。ああ、なんてことかしら。
先日はステーシア様にシミの件でお世話になったばかりだというのに、なんだか悪いことをしてしまったわ。どうしたらいいのか分からずに考えていたら、伯父様が話しかけて来た。
「ルミーナ、悪いが私は今日はこれで失礼させてもらう」
残されたわたくしはステーシア様に謝った。
「ごめんなさい、まさかステーシア様がお見えになるとは思わなくて、伯父様にエスコートをお願いしてしまいました」
「いいえ、わたくしの方こそ、久しぶりの舞踏会でしたでしょうに、こんなことに巻き込んでしまいごめんなさい」
ステーシア様は申し訳なさそうに謝られた。
そしてマーク氏はステーシア様に尋ねていた。
「殿下とステーシア様はどのようなご関係なのですか?」
「どうと申されましてもさあ? わたくしにもよくわかりません」
ステーシア様はそうお答えになっていた。
「少なくとも殿下はステーシア様のこと、あ嫌、失敬、何でもありません」
マーク氏は途中で話をやめた。そしてステーシア様を気遣っている。
「ステーシア様、お顔の色が悪いようですが大丈夫ですか? よかったら一旦休憩でも取られた方が宜しいかと」
「いいえ、一度お引き受けしたお仕事ですから、このまま最後まで続けさせていただきます」
わたくしは心の中で『流石はステーシア様だわ』と感心していた。あの伯父様を怒らせてもなお、お仕事を優先できる女性はきっとステーシア様以外いないわ。
その後、ステーシア様は色々な方々にご自身が身に付けているドレスの着やすさや、S字ラインのコルセットがいかに女性の身体に悪いかを説いて回り、ひと通り伝え終えた。
「わたくしがやるべき仕事は終わりましたので本日はこれで失礼させて頂きます」
するとマーク氏はステーシア様に言葉を返された。
「もう王弟殿下は帰られてしまったのだから、このまま残られても宜しいのではないですか」
随分と彼女を引き留めていたように見えたが、彼女は彼のことなど全く気にも留めずに一人で帰られてしまった。
そんな二人を見て周りの女性達は口々に囁いた。
「あのアレン・マーク氏を振って帰るだなんてもったいない」
そしてステーシア様に袖にされたマーク氏はこのような経験が初めてだったのか呆気にとられているのが遠くからでも見てとれた。
ーーーー
『くそ! この僕はアレン・マークだぞ! この僕をコケにしやがって。とんだ恥晒しだ。この僕に全くなびかない女性がいるだなんて考えられん』と心の中で叫んでいた。
しかし相手が悪い。まさか王弟殿下が彼女に好意を持っているとは、流石の僕でも王室相手ではこれからの事業にも差し障りがある。ここは引くべきかと考えた。
『なんて、ついてない』思わず本音が突いて出た。
「何故私がエスコートしなければいけないのだ?」
「だって、せっかくコンシーラーでシミが隠せるようになったのですから、久しぶりにお洒落して参加したいのです」
そう言ってからわたくしは続けた。
「ステーシア様がせっかくシミを目立たなくしてくださったのですから、お付き合いいただいても宜しいではありませんか」
わざとステーシア様のお名前をお出しすると伯父様は仕方のないお顔をした。
「まあ、塞ぎ込んでいられるよりはいいか」
そう言ってくださったので、更にわたくしは同情をかうために言った。
「今回の舞踏会では見知った方が少ないので、エスコートなしでは嫌なのです」
流石に伯父様は折れてくださった。
「仕方がない。今回だけだぞ」
そうして会場に着き、お友達の伯爵令嬢に挨拶に行った。すると彼女は伯父様を見て驚いている。
「これは、王弟殿下にまでおいでいただき光栄でございます」
彼女は、伯父様に挨拶してから、わたくしにだけそっと聞こえるよう耳元で囁いた。
「殿下にエスコートを頼むだなんて聞いてなかったから、緊張してしまったわ」
「大丈夫よ、伯父様は堅苦しいのお好きではないから」
そんな話をしていると、入り口付近が妙に騒がしく、ある一組のカップルに注目が集まっていて、皆、その二人に羨望の眼差しを送っている。
そしてよく見ると、それは紛れもなくステーシア様と、確かお連れの方は今、注目をされているこの国でとても有名な実業家のアレン・マーク氏だった。
お二人は本当にお似合いでとても目立っていた。それにステーシア様はいつにも増して美しく眩いばかりのオーラを放っている。
わたくしは思わず伯父様を見ると、その二人を怒りの含んだ眼差しで睨んでいる。
わたくしは心の中で『これはかなり不味いわ』と思いながらもどうしていいか分からずいると、伯父様は二人に近づいて行った。
わたくしは慌てて後を追いかけたが、お二人の目の前で立ち止まった伯父様はステーシア様に声をかけた。
「これはどういうことかな? ステーシア嬢」
するといつもはあれほど堂々としている彼女が青いお顔をなさって、何かを言おうとしているが言葉に困った様子でいらっしゃる。思わずわたくしは伯父様に声をかけた。
「何かご事情があるのでしょう、伯父様、取り敢えずあちらへ」
そう言って、腕を引っ張ったがびくともしない。わたくしはただその場でオロオロしてしまった。
すると観念したようにステーシア様は話された。
「殿下、先触れを出すとのお約束破ってしまい申し訳ありませんでした。ただ仕事上どうしても必要と判断したまでですが、お約束を違えてしまったのは事実なので謝ることしかできません」
すると今度はマーク氏が口を開く。
「別にやましいことは何もありません。そのように言われる理由が分かり兼ねます。彼女にはただ単に新しいドレスの宣伝で参加願っただけですので」
伯父様はとても怖いお顔で言い放った。
「君には聞いてない。私と彼女の問題だ。関係ない者は黙っててくれないか」
わたくしは心の中で今日、伯父様にエスコートをお願いしたことを後悔していた。だけど全ては遅すぎた。ああ、なんてことかしら。
先日はステーシア様にシミの件でお世話になったばかりだというのに、なんだか悪いことをしてしまったわ。どうしたらいいのか分からずに考えていたら、伯父様が話しかけて来た。
「ルミーナ、悪いが私は今日はこれで失礼させてもらう」
残されたわたくしはステーシア様に謝った。
「ごめんなさい、まさかステーシア様がお見えになるとは思わなくて、伯父様にエスコートをお願いしてしまいました」
「いいえ、わたくしの方こそ、久しぶりの舞踏会でしたでしょうに、こんなことに巻き込んでしまいごめんなさい」
ステーシア様は申し訳なさそうに謝られた。
そしてマーク氏はステーシア様に尋ねていた。
「殿下とステーシア様はどのようなご関係なのですか?」
「どうと申されましてもさあ? わたくしにもよくわかりません」
ステーシア様はそうお答えになっていた。
「少なくとも殿下はステーシア様のこと、あ嫌、失敬、何でもありません」
マーク氏は途中で話をやめた。そしてステーシア様を気遣っている。
「ステーシア様、お顔の色が悪いようですが大丈夫ですか? よかったら一旦休憩でも取られた方が宜しいかと」
「いいえ、一度お引き受けしたお仕事ですから、このまま最後まで続けさせていただきます」
わたくしは心の中で『流石はステーシア様だわ』と感心していた。あの伯父様を怒らせてもなお、お仕事を優先できる女性はきっとステーシア様以外いないわ。
その後、ステーシア様は色々な方々にご自身が身に付けているドレスの着やすさや、S字ラインのコルセットがいかに女性の身体に悪いかを説いて回り、ひと通り伝え終えた。
「わたくしがやるべき仕事は終わりましたので本日はこれで失礼させて頂きます」
するとマーク氏はステーシア様に言葉を返された。
「もう王弟殿下は帰られてしまったのだから、このまま残られても宜しいのではないですか」
随分と彼女を引き留めていたように見えたが、彼女は彼のことなど全く気にも留めずに一人で帰られてしまった。
そんな二人を見て周りの女性達は口々に囁いた。
「あのアレン・マーク氏を振って帰るだなんてもったいない」
そしてステーシア様に袖にされたマーク氏はこのような経験が初めてだったのか呆気にとられているのが遠くからでも見てとれた。
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『くそ! この僕はアレン・マークだぞ! この僕をコケにしやがって。とんだ恥晒しだ。この僕に全くなびかない女性がいるだなんて考えられん』と心の中で叫んでいた。
しかし相手が悪い。まさか王弟殿下が彼女に好意を持っているとは、流石の僕でも王室相手ではこれからの事業にも差し障りがある。ここは引くべきかと考えた。
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