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それぞれの行方
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「荷物は明日、取りに来ましょうか?何かあったら困るので、俺が同行します」
そこまで亜蘭さんに付き合ってもらっていいのかな。返事ができずにいた。
「ああ、遠慮しないでください。例えば美月さんに何かあったら、社長まで精神崩壊しそうなので。そしたら俺も仕事が増えて困りますからね」
ニコッと笑ってくれてる。
そう言わないと私が気を遣うと思ったのかな。
彼とはそれほど付き合いは長くないが、ふとそう思った。
「はい。よろしくお願いします」
その時、亜蘭さんのスマホが鳴った。
「はい。わかりました。そうお伝えします」
誰だろ、迅くん?
「社長からです。今日はホテルでゆっくり休んでほしいと。夜、電話をするから起きていたら出てほしいとのことです」
夜遅くまで仕事なんだ。
「わかりました」
ホテルに戻り、軽食を食べたあと、ベッドに横になっていた。
本当に終わったんだ。長いようで、短かったのかな。
目を閉じ、振り返って考える。
孝介は私のこと最初から好きではなかったんだ。今日のやり取りを聞いて、改めてわかった。
本当は美和さんと結ばれたかったんだよね。
家のために好きでもない私なんかと結婚することになって、どんな気持ちだったんだろう。
いろんな想いが巡った。
その時、電話が鳴った。
「もしもし」
慌てて出る。
<具合、大丈夫か?>
迅くんの声だ。
今日会ったばかりなのに、なんだか遠く感じる。
「うん、大丈夫。ごめん!いつも迷惑かけて」
<良かった。また気絶して、俺のこと忘れてたらどうしようって思った>
冗談か本気かわからないけれど、彼は笑っていた。
「覚えてるよ!迅くんにありがとうって言いたくて」
<いや、これは俺のためでもあるから。美月と一緒に居たいって思う俺のため。明日、離婚届けを出したら、今後のことについて相談しよう。いつまでもビジネスホテルってわけにもいかないだろ?>
「うん」
まずは住むところだよね。
しばらくは実家に帰ろうか。
あっ、思い出した。
「迅くん、お父さんの会社を買収したいってホント?」
<まだ先の話だけどな。一応、美月の父親にはシリウスの社長として交渉はしてる。九条社長にはああでも言っとかないと、美月の父親の会社に何か仕掛けるかもしれないだろ。それに、俺が買収することによって、美月の親も、今後俺には何も言えなくなるだろうし>
確かにシリウスの方が力もある。お父さんも迅くんには頭が上がらないよね。
<とりあえず明日は予定通りに亜蘭が行くから。俺が行けなくてごめん。夜に会おう?>
ゆっくり休めよと彼は言ってくれて、電話が終わった。
次の日、亜蘭さんと一緒に自宅マンションに帰った。孝介は居ない。
机の上を見ると、離婚届とメモのような手紙、私の通帳が置いてあった。
<慰謝料、振り込んでおいた。これが今俺に支払える額。足りなかったら裁判でもなんでも起こしてくれ>
最後まで謝罪の言葉はないんだと思ったが、通帳を確認すると
「五百万!?」
予想外の金額に言葉を発してしまった。
「五百万ですか。それ、家政婦の分も含めてですよね。うーん。妥当な金額と言っていいのかな。弁護士じゃないからわからないけど。美月さんはその金額でいいんですか?」
「はい。こんなにもらえるなんて思っていませんでした」
アパート借りたりするお金が作れて良かった。
「加賀宮さんだったら足りないって言いそうですけどね」
亜蘭さんに手伝ってもらいながら、荷物を整理する。
私って、こんなに荷物少なかったんだ。
結婚してから何も買えなかったことが、こんな時に良かったと思えるなんて。
「ありがとうございました!これで全部です」
荷物を亜蘭さんと車に運ぶ。
その後――。
「離婚届、出してきます」
区役所に寄ってもらい、離婚届を提出した。
未練もなにもない。出した瞬間、晴れ晴れとした気分になった。
あんなに辛かった日々も、一枚の紙で終わりを告げる。
これも迅くんと亜蘭さんのおかげ。これから私の新しいスタートだ!
「お待たせしました!」
車で待っていてくれた亜蘭さんに声をかけた。
「すっきりしたような顔してますね。良かった」
「はい」
早く迅くんに会いたい。
ありがとうって言いたいな。
…・――――…・―――…・――――…・―――
「どうしてあなたがここにいるの?」
自宅マンション前に立っている男。
悩みながらも先日まで関係を続けていた男だった。
「良かった。美和。会えて」
今日は休みなんだろうか、スーツ姿、仕事中かとも思えた。
「俺、美月とは離婚したんだ。もう会社も辞めようと思ってる。だから父さんも何も関係ない。美和だけ居てくれれば、それでいい。やり直そう」
一年前、いや、半年前でも良かった。
彼女にとって、そんな告白はもう遅かった。
「今更なに?孝介をずっと待っていた私がバカだった。私、今日家政婦の会社をクビになったの。どうしてかわかる?あなたのお父さんが私の会社を訴えたの!自分の息子が家政婦として雇っていた女と不倫関係になって、それがキッカケで離婚することになったって。どうしてくれるの?それに、私好きな人ができたって言ったよね。孝介と違って、積極的に将来のことも考えてくれて。とても大切にしてくれそうな人。お金持ちで、かっこ良くて。やり直そうとか、無理。さよなら」
孝介を振り切って、美和は自宅マンションに入ろうとした。
「ちょっと待てよ!俺、美和のために、美和が払わなきゃいけない分の慰謝料だって払ったんだ!このマンションだって買ってあげただろ?俺にはもう美和しかいないんだよ」
すがりつくように孝介は嘆く。
しかし美和からは何も返答がない。
彼女は未練も何もない、逆に怒りの感情を伝えるように、表情は厳しい。
「誰だよ!好きな人って。俺と二股かけてたってこと!?」
彼は叫ぶようにして問いかけた。
彼女は
「加賀宮さん。あなたも知ってるでしょ?もっと早く加賀宮さんと出逢いたかった」
そう吐き捨てる。
再度振り返ることはなく、彼女はマンションへと入って行った。
「加賀宮……。加賀宮……か。あいつ……。絶対に許さない。許さないからな……」
孝介は怒りに震えながら、ギュッと手を握りしめた。
…・――――…・―――
泊まっているビジネスホテルで、迅くんから連絡が来るのを待っている。
<夕ご飯、一緒に食べよう?>
そんな連絡が来て、嬉しくて。
私のスマホが鳴った。
<十九時くらいに迎えに行けると思うから、ホテルのエントランスで待っていて>
メッセージが届いた。
身なりを整え、待っていると
「お待たせ」
声が聞こえ、相手を見ると――。
「迅くん!」
スーツ姿の彼が現われた。
思わず嬉しくて、抱きつきたくなる衝動を抑える。
「行こうか?」
彼の後ろをついて行く。
車に乗り、シートベルトを締めようとしたが――。
「んっ……」
不意打ちのキスをされた。
「会いたかったよ、美月」
彼にそう言われ、涙が出そうになる。
その言葉だけで心が満たされていく。
「迅くん、本当にありがとう。迅くんと亜蘭さんのおかげで私、あんな生活から抜け出すことができた」
フッと彼は優しい微笑みで
「よく頑張ったな。顔はもう痛くない?」
子どもの時みたいに、頭を一度撫でられた。
「うん、大丈夫」
彼の運転でレストランに向かう。
「二人きりで話がしたい」
食事が終わった後は、迅くんの自宅へ行くことになった。
そこまで亜蘭さんに付き合ってもらっていいのかな。返事ができずにいた。
「ああ、遠慮しないでください。例えば美月さんに何かあったら、社長まで精神崩壊しそうなので。そしたら俺も仕事が増えて困りますからね」
ニコッと笑ってくれてる。
そう言わないと私が気を遣うと思ったのかな。
彼とはそれほど付き合いは長くないが、ふとそう思った。
「はい。よろしくお願いします」
その時、亜蘭さんのスマホが鳴った。
「はい。わかりました。そうお伝えします」
誰だろ、迅くん?
「社長からです。今日はホテルでゆっくり休んでほしいと。夜、電話をするから起きていたら出てほしいとのことです」
夜遅くまで仕事なんだ。
「わかりました」
ホテルに戻り、軽食を食べたあと、ベッドに横になっていた。
本当に終わったんだ。長いようで、短かったのかな。
目を閉じ、振り返って考える。
孝介は私のこと最初から好きではなかったんだ。今日のやり取りを聞いて、改めてわかった。
本当は美和さんと結ばれたかったんだよね。
家のために好きでもない私なんかと結婚することになって、どんな気持ちだったんだろう。
いろんな想いが巡った。
その時、電話が鳴った。
「もしもし」
慌てて出る。
<具合、大丈夫か?>
迅くんの声だ。
今日会ったばかりなのに、なんだか遠く感じる。
「うん、大丈夫。ごめん!いつも迷惑かけて」
<良かった。また気絶して、俺のこと忘れてたらどうしようって思った>
冗談か本気かわからないけれど、彼は笑っていた。
「覚えてるよ!迅くんにありがとうって言いたくて」
<いや、これは俺のためでもあるから。美月と一緒に居たいって思う俺のため。明日、離婚届けを出したら、今後のことについて相談しよう。いつまでもビジネスホテルってわけにもいかないだろ?>
「うん」
まずは住むところだよね。
しばらくは実家に帰ろうか。
あっ、思い出した。
「迅くん、お父さんの会社を買収したいってホント?」
<まだ先の話だけどな。一応、美月の父親にはシリウスの社長として交渉はしてる。九条社長にはああでも言っとかないと、美月の父親の会社に何か仕掛けるかもしれないだろ。それに、俺が買収することによって、美月の親も、今後俺には何も言えなくなるだろうし>
確かにシリウスの方が力もある。お父さんも迅くんには頭が上がらないよね。
<とりあえず明日は予定通りに亜蘭が行くから。俺が行けなくてごめん。夜に会おう?>
ゆっくり休めよと彼は言ってくれて、電話が終わった。
次の日、亜蘭さんと一緒に自宅マンションに帰った。孝介は居ない。
机の上を見ると、離婚届とメモのような手紙、私の通帳が置いてあった。
<慰謝料、振り込んでおいた。これが今俺に支払える額。足りなかったら裁判でもなんでも起こしてくれ>
最後まで謝罪の言葉はないんだと思ったが、通帳を確認すると
「五百万!?」
予想外の金額に言葉を発してしまった。
「五百万ですか。それ、家政婦の分も含めてですよね。うーん。妥当な金額と言っていいのかな。弁護士じゃないからわからないけど。美月さんはその金額でいいんですか?」
「はい。こんなにもらえるなんて思っていませんでした」
アパート借りたりするお金が作れて良かった。
「加賀宮さんだったら足りないって言いそうですけどね」
亜蘭さんに手伝ってもらいながら、荷物を整理する。
私って、こんなに荷物少なかったんだ。
結婚してから何も買えなかったことが、こんな時に良かったと思えるなんて。
「ありがとうございました!これで全部です」
荷物を亜蘭さんと車に運ぶ。
その後――。
「離婚届、出してきます」
区役所に寄ってもらい、離婚届を提出した。
未練もなにもない。出した瞬間、晴れ晴れとした気分になった。
あんなに辛かった日々も、一枚の紙で終わりを告げる。
これも迅くんと亜蘭さんのおかげ。これから私の新しいスタートだ!
「お待たせしました!」
車で待っていてくれた亜蘭さんに声をかけた。
「すっきりしたような顔してますね。良かった」
「はい」
早く迅くんに会いたい。
ありがとうって言いたいな。
…・――――…・―――…・――――…・―――
「どうしてあなたがここにいるの?」
自宅マンション前に立っている男。
悩みながらも先日まで関係を続けていた男だった。
「良かった。美和。会えて」
今日は休みなんだろうか、スーツ姿、仕事中かとも思えた。
「俺、美月とは離婚したんだ。もう会社も辞めようと思ってる。だから父さんも何も関係ない。美和だけ居てくれれば、それでいい。やり直そう」
一年前、いや、半年前でも良かった。
彼女にとって、そんな告白はもう遅かった。
「今更なに?孝介をずっと待っていた私がバカだった。私、今日家政婦の会社をクビになったの。どうしてかわかる?あなたのお父さんが私の会社を訴えたの!自分の息子が家政婦として雇っていた女と不倫関係になって、それがキッカケで離婚することになったって。どうしてくれるの?それに、私好きな人ができたって言ったよね。孝介と違って、積極的に将来のことも考えてくれて。とても大切にしてくれそうな人。お金持ちで、かっこ良くて。やり直そうとか、無理。さよなら」
孝介を振り切って、美和は自宅マンションに入ろうとした。
「ちょっと待てよ!俺、美和のために、美和が払わなきゃいけない分の慰謝料だって払ったんだ!このマンションだって買ってあげただろ?俺にはもう美和しかいないんだよ」
すがりつくように孝介は嘆く。
しかし美和からは何も返答がない。
彼女は未練も何もない、逆に怒りの感情を伝えるように、表情は厳しい。
「誰だよ!好きな人って。俺と二股かけてたってこと!?」
彼は叫ぶようにして問いかけた。
彼女は
「加賀宮さん。あなたも知ってるでしょ?もっと早く加賀宮さんと出逢いたかった」
そう吐き捨てる。
再度振り返ることはなく、彼女はマンションへと入って行った。
「加賀宮……。加賀宮……か。あいつ……。絶対に許さない。許さないからな……」
孝介は怒りに震えながら、ギュッと手を握りしめた。
…・――――…・―――
泊まっているビジネスホテルで、迅くんから連絡が来るのを待っている。
<夕ご飯、一緒に食べよう?>
そんな連絡が来て、嬉しくて。
私のスマホが鳴った。
<十九時くらいに迎えに行けると思うから、ホテルのエントランスで待っていて>
メッセージが届いた。
身なりを整え、待っていると
「お待たせ」
声が聞こえ、相手を見ると――。
「迅くん!」
スーツ姿の彼が現われた。
思わず嬉しくて、抱きつきたくなる衝動を抑える。
「行こうか?」
彼の後ろをついて行く。
車に乗り、シートベルトを締めようとしたが――。
「んっ……」
不意打ちのキスをされた。
「会いたかったよ、美月」
彼にそう言われ、涙が出そうになる。
その言葉だけで心が満たされていく。
「迅くん、本当にありがとう。迅くんと亜蘭さんのおかげで私、あんな生活から抜け出すことができた」
フッと彼は優しい微笑みで
「よく頑張ったな。顔はもう痛くない?」
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