224 / 240
223
しおりを挟む「ちゃんと自分で気持ちよくできた?」
乳首の周りをゆっくりと撫でながらそんなことを聞いてくる光生はまだ触ってくれない。それがもどかしくてウズウズしてくる。
「うぅ……できなかったから…光生の写真見ながらしたの……」
「ふふっ、俺の写真持ってるの?」
まずい、うっかり話してしまった。引かれたらどうしよう。ていうか絶対に引かれる。
「あ、えっと、その、、」
うまく誤魔化すことなんて器用なことはできなくて謝ろうとした瞬間に光生はフワッと俺の頭を撫でる。
「俺も涼の写真見ながら1人でしてるよ。」
「………え?」
「毎日涼に触りたいし触られたいの。だから今日家に誘ってくれてすごい嬉しかった。」
「……光生も俺のこと考えながらしたの?」
詳しく聞きたいのにニコッと笑うだけの光生は硬く勃った乳首をピンッと弾くように触る。
「やぁあんっ…!!…っ…こうぅ……」
「ふふっ、かわいすぎる。」
今の一瞬でイってしまった俺のことを見ながら今度は両方の乳首の先に指をそっと乗せ何度も擦られる。
「あぁっー!!……んっ…はぁんっ……!!」
もう意味がわからないくらいに気持ちいい。またすぐにイきそうで脚をギュッと閉じても全く意味はない。
「やんっ……イっちゃうぅ…っ…っんぁあっ!」
結局またイってしまった俺を見ていじわるに笑う光生は止まらない。すぐに乳首を吸うようにキスをしてくる。
「こうぅ…!!だめっ…っ…吸っちゃだめぇ!」
自分ではできないその刺激に耐えるのに必死になっていれば突然光生は唇を離す。
「っ……光生…?」
「ふふっ、吸うのだめなんでしょ?」
敏感になった乳首をツンツンと触る光生はえっちないじわるをしてくる。それがたまらなく興奮する俺はいつからこんなにドMになったのだろう。
「やだっ……光生もっと……」
光生の指をギュッと握り触っているところを止めてみても俺のしてほしいことをしてくれない。絶対にわかっているのに光生は首を傾げる。
「ふふっ、もっとなに?」
いつもは優しいのにこんな時だけいじわるをしてきてしかも見惚れるくらいイケメンだなんて全てが完璧すぎてもはや怖い。
「……もっと乳首にえっちなちゅーしてっ…」
恥ずかしいけどこれ以上我慢はできない。頑張って甘えた顔をしながらおねだりしてみれば硬く勃った乳首にすぐにキスしてくれる。
「はぁあっ…!!…っあ……光生にそれされるの大好きっ………」
「………なんでそんなかわいいことばっかり言うの。」
唇を離した光生は緩く触りながら見つめてくる。2人きりの部屋でこんなことをしている状況に興奮してしまう俺はえっちになっているところをもっと見て欲しくてしょうがない。
「あっ……んぅ……こうぅ……乳首気持ちいいの大好き……」
目をそらさずに感じている顔を見せれば光生は余裕が無さそうな顔で笑う。
「ねぇ、それわざと煽ってるでしょ?」
突然グリグリと押しつぶすようにさっきよりも強く触られれば一気に快感が押し寄せてくる。
「ふぁぁあ…!!ん……あぁっ…イくぅ!!」
「ふっ、そんなに乳首でイってたら体もたないんじゃない?このままだとお尻はまた今度だね。」
今日の光生はいじわるだ。でもそれがたまらなく俺の気分をえっちにさせる。
「…っ……やだ、やだっ…!」
「だめ。明日も学校あるし無理させられない。」
ボーッとした頭ではわざと言っているのか本当に優しさで言っているのかわからなくなってくる。
「やだっ……光生の挿れて欲しいのに……」
「ふふっ、じゃあ今から乳首でイくの我慢できる?」
駄々をこねる俺になぜか嬉しそうに聞いてくる光生に何度も頷く。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる