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本編 ~ 第三章 ~
31話 真っ赤な巨体 ~暗闇の恐怖~
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「もうプリン一人でどこ行ったわけ?」
私はプリンを探しにテントの外に出ていた。
待ってろって言われたのに待てない私⋯⋯。
まぁ仕方ないよね。だってこんな所に一人でいたほうが怖いし。
プリンも酷だよね。女の子をこんな所に置き去りにするなんて。
「はぁ~あ。どこ行ったのかなぁ? こっちかな?」
私はとりあえず、テントの中にいた時に音がしたほうに行ってみた。
まぁテントの中だったし、音がしたほうって言ってもあやふやなんだけどね。
樹々が私の頭上に覆いかぶさり、辺りは暗く視界も見えずらいーー私の恐怖はいっそう強くなる。
震える手で銃を握りしめ、更に奥へと足を運んだ。
「ねぇ⋯⋯プリン」
ーーガサ
きゃっ! 今なんかいた?
「い、いないの? プリン⋯⋯」
ここなんなの? まじで怖いんだけど。早く出て来てよプリン。
ドドドドドーーピュゥンーードドドドーーピュゥンーー
その時、さらに奥のほうから銃声が聞こえてきた。
「きゃっ! な、なに? プリンなの?」
私は銃声がしたほうに歩いて行った。
この先は足元が見えない程さらに暗くなっていて、私は恐怖で体が震えながら少しづつ奥へ向かった。
ドドドドーーピュゥンーーパンパンパンーー
え? また? プリン大丈夫だよね?
まさか⋯⋯プレイヤーとか出て来てないよね?
私はプリンが心配になり、恐怖の中少しだけ足を早めた。
カサカサーー
突然横から物音がーー
な、なに? 今横から物音がした気がしたんだけど⋯⋯もしかして敵っ?
いや、でもマーカーには反応ないな。
私は恐る恐る木をかき分け、音のするほうに近付いた。
するとーー
目の前から血だらけの人が!
「よう⋯⋯テン」
一瞬焦って銃を構えたけど、血だらけの人の正体はプリンだった。
ちょ、大丈夫なの? なにがあったのよ。
私はすぐにプリンをテントに運び、手当てをした。
「どうしたの? なにがあったの?」
テントに着いた私はすぐにプリンに尋ねた。でもプリンは意識が朦朧としているのか、何も答えようとしない。
私はとりあえずプリンにスチムパックを使い、横にして休ませる事にした。
本当になにがあったんだろう。こんなに血だらけとか尋常じゃないよ。
やっぱり私も一緒に行くんだった。いや、でも私がいたら逆に足手まといか。
誰にやられたんだろう? 物凄い強い敵がいたの? でもあの辺には敵の反応なかったし。
やっぱりプレイヤー? それともまた⋯⋯ハンター?
「て⋯⋯テン⋯⋯」
どうやらプリンが目覚めたみたい。とりあえず大丈夫そうだから、私は何があったのか聞く事にした。
「デスアロウがいた。デスアロウ二匹と戦ってただけだ」
プリンはそう言うと優しい笑顔を見せて再び眠りについた。
デスアロウってあの? 初見で私が何度も殺された、あのデスアロウ?
多分F.o.D.やった事ある人だったら、一度は経験した事あると思う。
ゲーム始めて間違った所に行ってデスアロウに出会うあの恐怖。
始めてすぐにデスアロウに出会ったらほぼ間違いなく死ぬね。
逆に勝てる人いるのかな? あ、凄い上手い人だったら勝てるのかな。でもデスアロウは始めだとほぼ一撃で死ぬからね。
生きて戻れる気がしないよ。
そういえばプリン、デスアロウ二匹と戦って無事って事は、勝ったって事?
すごっ! 私は絶対に無理! だって一撃で死ぬんだよ?
まぁプリンも無事だったしいいか。私も寝よう。
私はプリンが寝ている隣で横になり、眠りについた。
私はプリンを探しにテントの外に出ていた。
待ってろって言われたのに待てない私⋯⋯。
まぁ仕方ないよね。だってこんな所に一人でいたほうが怖いし。
プリンも酷だよね。女の子をこんな所に置き去りにするなんて。
「はぁ~あ。どこ行ったのかなぁ? こっちかな?」
私はとりあえず、テントの中にいた時に音がしたほうに行ってみた。
まぁテントの中だったし、音がしたほうって言ってもあやふやなんだけどね。
樹々が私の頭上に覆いかぶさり、辺りは暗く視界も見えずらいーー私の恐怖はいっそう強くなる。
震える手で銃を握りしめ、更に奥へと足を運んだ。
「ねぇ⋯⋯プリン」
ーーガサ
きゃっ! 今なんかいた?
「い、いないの? プリン⋯⋯」
ここなんなの? まじで怖いんだけど。早く出て来てよプリン。
ドドドドドーーピュゥンーードドドドーーピュゥンーー
その時、さらに奥のほうから銃声が聞こえてきた。
「きゃっ! な、なに? プリンなの?」
私は銃声がしたほうに歩いて行った。
この先は足元が見えない程さらに暗くなっていて、私は恐怖で体が震えながら少しづつ奥へ向かった。
ドドドドーーピュゥンーーパンパンパンーー
え? また? プリン大丈夫だよね?
まさか⋯⋯プレイヤーとか出て来てないよね?
私はプリンが心配になり、恐怖の中少しだけ足を早めた。
カサカサーー
突然横から物音がーー
な、なに? 今横から物音がした気がしたんだけど⋯⋯もしかして敵っ?
いや、でもマーカーには反応ないな。
私は恐る恐る木をかき分け、音のするほうに近付いた。
するとーー
目の前から血だらけの人が!
「よう⋯⋯テン」
一瞬焦って銃を構えたけど、血だらけの人の正体はプリンだった。
ちょ、大丈夫なの? なにがあったのよ。
私はすぐにプリンをテントに運び、手当てをした。
「どうしたの? なにがあったの?」
テントに着いた私はすぐにプリンに尋ねた。でもプリンは意識が朦朧としているのか、何も答えようとしない。
私はとりあえずプリンにスチムパックを使い、横にして休ませる事にした。
本当になにがあったんだろう。こんなに血だらけとか尋常じゃないよ。
やっぱり私も一緒に行くんだった。いや、でも私がいたら逆に足手まといか。
誰にやられたんだろう? 物凄い強い敵がいたの? でもあの辺には敵の反応なかったし。
やっぱりプレイヤー? それともまた⋯⋯ハンター?
「て⋯⋯テン⋯⋯」
どうやらプリンが目覚めたみたい。とりあえず大丈夫そうだから、私は何があったのか聞く事にした。
「デスアロウがいた。デスアロウ二匹と戦ってただけだ」
プリンはそう言うと優しい笑顔を見せて再び眠りについた。
デスアロウってあの? 初見で私が何度も殺された、あのデスアロウ?
多分F.o.D.やった事ある人だったら、一度は経験した事あると思う。
ゲーム始めて間違った所に行ってデスアロウに出会うあの恐怖。
始めてすぐにデスアロウに出会ったらほぼ間違いなく死ぬね。
逆に勝てる人いるのかな? あ、凄い上手い人だったら勝てるのかな。でもデスアロウは始めだとほぼ一撃で死ぬからね。
生きて戻れる気がしないよ。
そういえばプリン、デスアロウ二匹と戦って無事って事は、勝ったって事?
すごっ! 私は絶対に無理! だって一撃で死ぬんだよ?
まぁプリンも無事だったしいいか。私も寝よう。
私はプリンが寝ている隣で横になり、眠りについた。
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