転生した俺が貴方の犬になるまで

ぶたこ

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就職

パブロ・ロマン2

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 結局、大森林に着くまで5日もかかったのだが夜に行われる『レネ隊長のファンの集い』が盛り上がり過ぎて、徐々に先輩まで加わり、5日目の夜にはファンクラブが結成される話まで出始めた。遠征任務中なので皇都に帰り次第、結成記念パーティーを開こうと話し合い、俺も何故かその一員になることに。ファンじゃないのかって言われるとめちゃくちゃファンだけど、これってみんな遠征でおかしくなってるんじゃ? と思わないでもない。
 そんなわけで、俺たちの隊は大森林に到着した時点で謎のハイテンションだった。他の隊の騎士の中にはこの時点で既にヘロヘロになって肝心の任務本番に使えそうもない奴らが出たりしていて、マジでこの騎士団やべぇなという感じである。
 そんな彼らと俺たちを見比べたレネ隊長は嬉しそうに笑った。

「みんなが優秀で助かるよ」
「ハハハ」

 俺たちが無事なのはレネ隊長のおかげだし、疲れてないのは上述した通りの理由なので全く誇れることではない。レネ隊長によるまともな訓練のおかげとも言える。ともかく、この状況には乾いた笑いしか出てこない。
 レネ隊長はナシオ大隊長と最終確認をすると、さっと森の方を一瞥して俺たちに向き直った。

「よーし、みんな! 出発するけど、もうすぐそこから物凄い数の獣がいるし、ちょっと待ってて」
「レネ隊長?!」

 言うが早いか一人で森に突入していこうとするので慌てて声をかける俺たちに隊長は振り返りつつ手を振った。

「俺がつついたらまた獣が溢れてくると思うし、出てきたやつはみんなの方で頼むよ」

 それを聞いた俺たちはギョッとして身構えた。
 つまり、アレだ。隊長が昇進する原因になったあの時のように、隊長に恐れをなした獣たちがこっちに逃げてくるから、そいつらはお前らが狩れよ、という命令である。レネ隊長ファンクラブ隊員として、退職に追い込まれた当時の先輩方の二の舞になるわけにはいかない。ファンクラブ、もとい第31中隊の騎士たちは気合の入った返答を返した。

「了解しました!」

 レネ隊長が森に入ると物凄い数の獣の声や木々の揺れる音がして、地響きと共に多くの獣が飛び出してきた。ただし、ここに来るまでの間に散々相手をした獣ばかりだったので、俺たちだけでもなんとか相手をすることができた。森の方ではレネ隊長にやられている獣の断末魔がひっきりなしに聞こえてくるし、空の方にはおびただしい数の鳥がレネ隊長の矢で貫かれていくのが見える。矢で、と言うか、速すぎて矢かどうかも分からないけどたぶん矢だろうと思われる。
 そうして、俺たちが出てきた獣を掃討し終えた頃、レネ隊長は戻ってきた。

「ただいま。みんな平気か?」
「隊長! この数は尋常じゃありませんよ。隊長こそ平気だったんですか?」
「俺はこの通り平気だよ。獣の種類も情報通りだし、落ち着いて対処すれば大丈夫だ」

 俺たち全員で対処してやっとの数だったため、他の隊員が隊長を心配して声をかけた。けど、俺のようなファンクラブ会員は聞かなくても分かっていたと思う。レネ隊長はこれくらい余裕だと。
 実際、隊長はかすり傷一つ負わず、白い騎士服に土汚れすら付いていない状態だった。森に入ったのになんで俺たちより綺麗なのか全く理解できない。ファンであることを自覚したせいか、やたらキラキラして見える。
 しかも、出発するにあたってレネ隊長が剣を抜いたから、そのキラキラ度が増した。彼は自前の特注したであろう剣を使用している。その剣身は白く輝き、赤い魔力結晶が細部を炎のように彩っていて美しい。それをもって戦うレネ隊長はおとぎ話に出てくる英雄のように見えるのだ。

「ヤバい……隊長マジかっこよくね?」
「動悸がしてきた」
「おまえら落ち着け。これから森に入るんだぞ」

 ファンたちが後ろでこそこそ話し合っているのが聞こえる。みんな同じ思いのようだ。

 隊長は事前に説明していた通り、第7大隊の露払いをすると宣言して森に進軍を開始した。隊列を組んで進み始めて数分、すぐに俺たちは異変に気付いた。
 地面が獣の死体で埋め尽くされているのだ。地面が獣と言っても過言じゃない。隊長、どんだけ暴れたんだろう。獣の数も怖いけど、隊長も怖い。森が薄暗いせいで死体で埋め尽くされた光景が不気味すぎる。足から伝わってくる獣の感触すら恐ろしい。踏んだら生き返るんじゃないかと思ってしまうのに、実際に踏んだらピクリとも動かなくて本当に全部死んでて、その事実が余計に怖い。
 そのせいか、襲ってくる獣もまばらだ。俺たちはほとんど戦闘をすることなく、隊長が颯爽と飛び出して行って見えないところから獣の悲鳴が聞こえ、一切見た目に変化のない彼だけが戻ってくるということが続いた。

 獣の死体領域を抜けた頃から、少しずつ襲撃は増え始めた。大森林までの行軍と比べると数はほとんど変わらない。進行方向から来る獣は隊長が一匹残らず掃除してくれるので、むしろこれまでより少なく感じるくらいだ。今までと違い物陰から突然飛び出してくるため、全く油断はできないし命の危険は相変わらず感じる。だけど、隊長が前方の広い範囲をカバーしてくれているおかげで、俺たちは複数人で1匹の獣と対峙するだけで済んでいた。

 そうやって暫く進んだ時、ふと、隊長が耳に装着した魔道具に触れ何か話しているのを聞いた。

「第31中隊、問題ありません」
「……」
「獣は多いですが問題なく進めます」
「……」
「でしたらチャンスですね。この辺りは獣が少ないのかもしれません。我々だけでも深部へ向かいましょう」
「……」
「第31中隊、問題ありません。今のところ怪我人もありません。この数の獣ですから森の奥に何かある可能性があります。進めるところまでは行って確かめるべきかと」
「……」
「第31中隊、了解しました。このまま進軍します」

 おそらく相手は上司、ナシオ大隊長と話しているのだろうと推測した。

 その時だ。

 俺たちは小さな木や草を薙ぎ倒しながら突進してくる巨大な猪を見た。
 遠征初日に見たやつよりでかい。見上げるほどの大きさだ。暗い森の中であるのに、目が爛々と輝いており時折木漏れ日が当たることで猪と分かる。
 それを視認した俺や周囲の隊員は顔面蒼白になった。

「た……!」

 隊長のたの字を口にした瞬間、彼の白い背中がスッと消え、それとほぼ同時に猪が真っ二つになった。そして突進してきた勢いのまま二つに分かれながら俺たち隊列の左右に通り過ぎていく。その巨体のためズドドドドと轟音が鳴り、バキバキと植物を押しのける音もする。
 討伐することは何度もあったけど、猪の断面図とか初めて見た。
 それを呆然と見つめてから前に顔を戻すと、未だ綺麗な状態をキープしているレネ隊長が軽やかに戻ってきたところだった。剣も綺麗なままだし、隊長も特に何も言わないけど、たぶん、彼がやったんだろう。

 そして、それ以降、森がレネ隊長を恐れたかのように更に獣が減った。というか、レネ隊長の前に出なくなったと言う方が正しい。俺たちの方には少ないながらも襲撃があるのだが、レネ隊長は暇そうに歩いていて、どこかへ飛び出していくこともなくなった。

「なんか急に獣が減ったな。一番多いところを抜けたのかな?」
「そう、でしょうか?」
「ともかく、まだ撤退はしなくて良さそうだよな」
「俺にはなんとも」
「探知しても前の方には何にもいないんだ。他の大隊の方に集中してるのかもな」
「そうかもしれないですね」

 レネ隊長は暇を持て余したのか、そんなことを俺に話しかけながら弓に持ち替えて、今度は後方に出た獣を狙い始めた。隊長の放った矢が後方に出た巨大ミミズの胴体を吹き飛ばしている。助けられた第32か33かの中隊の騎士が目を丸くしてこっちを見た。
 隊長は騎士としては珍しく魔法が得意な人なので、一人で斥候と先行と援護までこなしてしまう。獣がいくら隊長を避けても無駄なのだ。
 今思ったけど、俺、隊列の先頭で良かった。隊長の格好いいところを最前列で鑑賞できて、時々ファンサもあるとか最高じゃね? 一番前なんて一番危険で死にそうだと思って先輩を恨んだこともあったけど、今は感謝しかない。

 その日は第7大隊全員で木に登って夜を過ごすことになり、ファンの集いは開催されなかった。その代わりに隊長のファンサービスが全開だった。
 夜でも当然獣は出る。昼間に襲ってきていた鳥が出なくなった分、木の上にいれば多少はマシだった。猪がパワーアップして木に突撃してきたり虎が勢いをつけて登ってきたりしたけど。その度にレネ隊長は飛んで行って倒してくれた。揺れた木から落っこちた先輩を受け止めて助ける瞬間も目撃した。
 寝てる奴は一人もいなかったと思う。木の上で過ごすのは、あくまで身体を休めるのが目的である。夜間の暗闇における行軍が危険だということもあるし。
 そんな中、一番働いているレネ隊長が一番普通に寝ていた。獣を片付けたら速やかに大木の定位置まで登り、命綱にフックをかけて寝る体勢になる。大木を選んでいるのでその枝は座れるほど太い。座って背中を幹につけるとそのまま目を閉じて寝てしまうのだ。いや、本当に寝ているわけじゃないことは分かってるが、命綱があるとはいえ落ちるのが怖くて目を閉じるのも躊躇している俺たちとは雲泥の差である。

 夜の森の暗がりでレネ隊長の近くをキープしている俺と他数人だけがそれを見られた。次のファンの集いで発表することになるだろう。

 次の日、明るくなると同時に再び行軍は再開された。レネ隊長は初日から一切変わらぬ元気を保っているように見える。それに比べ、俺たち隊員には疲れが見え始めていた。テントでは一応寝られたから良かったが、森で獣の襲撃に耐えながら一睡もせず行軍を続けるのはさすがにきつい。死への恐怖と興奮で眠気は全くないものの、このままではレネ隊長について行ける気がしない。
 そんな俺たちに合わせたかのように、獣の襲撃は和らいでいた。森に入った初日のような大群はいないし、なにより勢いがない気がする。レネ隊長も異変を感じ取ってか、何度も大木に登っては森の様子を確認しているようだった。

「第31中隊、問題ありません」

 そして、何故かそれより頻繁にナシオ大隊長へ報告の通信をしている。今日だけで十数回は同じ報告をしているので俺たちはちょっとざわついた。隊長が木に登っている隙にひそひそと話し合う。

「なんか通信多くね?」
「馬鹿、ナシオ大隊長からの『早く帰ろうコール』だよ」
「は?」
「おまえ、知らねえのかよ、逃げ腰ナシオのこと」
「なんですかそれ」
「ナシオ大隊長はちょっとでもなんかあるとすぐ撤退するので有名なんだよ。口だけは達者だからなんのかんの理由付けして処罰は免れてるけど」
「そうそう、レネ隊長にいつも先行を任せて自分は安全な最後尾にいるんですよね。それで隊の指揮でもするのかと思いきや、出すのは撤退の指示だけですから」
「新人、おまえ辛辣だな。その通りだが」
「えー……ナシオ大隊長ってそんな人なんすか?」
「実質、第7大隊の指揮官はレネ隊長だよ」
「あ、また通信させられてますよ、レネ隊長。ナシオうっざ!」
「たしかに……レネ隊長もこころなしかウンザリしてるような」

 そんなことを話していたら、レネ隊長が何かに気付いた様子で声を上げた。

「! あった!」

 何があったのだろうか。不思議に思って声をかけると、隊長は振り返って片手を上げた。

「隊長?」
「全体! 進軍止め!」

 彼の声が隊列に響き、ぴたりと話し声が止む。足音もなくなり辺りを静寂が包んだ。それを確認したレネ隊長はまた近くの大木に登っていく。登るというか彼の場合は飛び上がると言った方が近いので、一瞬だ。
 大木の頂上付近にいる彼を見上げていると耳に手を当て何かを話している。相手はナシオ大隊長だろうけど、今度は撤退の話ではなさそうだ。
 暫くして降りてきた隊長は俺たちに指示を出した。

「これから第31中隊のみで先行する。他は待機だ」
「どういうことですか」
「この先に開けた場所があってそこにでかいのがいる。俺たちでそいつを討伐する」
「でかいのって昨日の猪よりもですか?」
「あれよりもだ。全員、弓を。俺が合図したら木の陰から射かけろ。後は俺がやるから」
「了解しました」
「行くぞ」

 隊長は有無を言わせぬ様子で出発した。今までの穏やかな雰囲気が消え、ピリピリした緊張感のある表情をしている。それを見て俺も自然と気が引き締まった。
 左の方へ進路を変え少し進むと隊長の言う通り、木の生えていない空間があった。俺たちはその手前で進軍を止め、木の陰からそちらを覗き見る。

「た、隊長……あれは?」
「虎だな」
「あんな巨大なの見たことがありませんが」
「猪じゃなくてよかったな。普通の矢が通る」
「で、ですね」

 そこには想像の数倍はでかい虎がいた。虎は元々獣の中でも大きい種類になる。通常のサイズで人間の大人と同じくらいの背の高さがあり、大きなものになると見上げるほどになる。しかし、この虎はそれよりも更に更にでかかった。口からは二本の牙が生えており、それ一本だけでも人間と同じ大きさに見える。
 あんなの倒せるのだろうか。俺は不安になってレネ隊長を見た。
 あの虎は間違いなく強力な魔力結晶を複数持つ個体、魔物だ。魔物は普通の獣とは段違いの強さを持つ。魔力で武装しているため普通の武器ではまともに攻撃が通らない。隊長はさっきああ言ったが、おそらく俺たちの矢では無理なのではないか。
 それでも隊長がやると言っているし、隊長なら倒せるのだろうか。

 レネ隊長は討伐することしか考えていない様子で、淡々と俺たちに指示を出し、虎のいる広場の周囲に俺たちを散開させた。俺は不安でいっぱいになりながらもこの状況で他の隊員と喋る勇気もなく、隊長の指示に従うだけだった。
 隊長が身振りで弓を構える指示を出す。俺はその通りに弓を構え虎に狙いを定めた。震えて全く狙いが定まらない。なのに、隊長が『撃て』の指示を出す。俺は矢を放った。

 第31中隊全員分の矢が虎に向かって放たれる。それが届くよりも先に虎が耳をつんざくような咆哮を上げた。俺たちの放った矢が吹き飛ばされていく。大分手前にいる俺たちですら衝撃波で押されて後退ったり尻もちをついたりした。
 無理だ、こんなの。近づくことすらできない。
 そう思うのと同時か、少し早いくらいだった。吼えて大きく口を開けた虎の、すぐ目の前にレネ隊長がいた。

「隊長!!」

 思わず声が出た。俺だけじゃなく他の誰かの声もしたかもしれない。
 レネ隊長の手に赤く燃え上がる何かが握られていて、それが虎の頭部に向かって投げつけられた。その派手な外見とは裏腹に何の音もさせることなく、赤く輝く何かは静かに虎の口から頭部に吸い込まれていき、そのまま空に向かって一直線に飛んでいく。しかし、レネ隊長が手を掲げるとそれは引っ張られるように彼の元に戻ってきた。

「あれは……?」
「剣だ。レネ隊長の」
「あの白い剣か!」
「きっと魔力を込めて切ったんだ」
「それで赤く光ってるのか」

 虎は何事もなかったかのように口を閉じ、隊長に向かって歩き出した。かに見えたが、そのまま地面に崩れ落ちた。その巨大さ故、こちらにまで地響きが伝わってくる。

「おーい、もういいよー」

 隊長が俺たちを呼んだ。いつもの暢気な声に戻っている。それにホッとするやら呆気に取られるやらで、隊長のいる広場に向かう足がなんだかがくがくする。いつの間にか汗もびっしょり掻いていた。

「……一撃かよ……」

 誰かの呟きが聞こえてきた。それは第31中隊全員の心の声だったに違いない。俺たちの矢には何か意味があったのかしら……。
 レネ隊長は汗一つ掻かず騎士制服が白く輝いている。まだ赤く燃えている剣をサッと鞘に戻す仕草がスマートで、ぴしりと伸びた背筋からは疲れが見えない。赤い髪は剣と同じく燃え上がるかのように勇ましいのに、琥珀色の瞳は穏やかで甘い光をたたえている。
 ヤバいカッコいい。なにこの人……人? 精霊様かなにかなのでは?

 その後で獣を生み出す謎の巨大魔力結晶が見つかったり、それをレネ隊長がいとも簡単に二つに割ったり、更にそれを2日間浮遊させたまま拠点まで帰還したり、ということがあったが俺たちはもう驚かなかった。
 そして、レネ隊長のファンの集いは『レネ様・推尊会』という厳つい名称に決まったのだった。
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