[本編完結]彼氏がハーレムで困ってます

ささみ

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7、はじめて

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「西山か…あ、あれか」
「うん」
「隣の奴は?」
「多分、立花さん…」
「そうか…じゃあ遠回りして帰るか?」
「いいの?」

亮は優しく笑って頭を撫でてくれる。

「行こう」
「うん!」

俺は亮と一緒に遠回りしながら帰った。凄く楽しかった。
亮は俺を楽しませようとして張り切ってくれて、俺もそのおかげで凄く楽しかった。

「亮、今日はありがとう。凄く楽しかった」
「うん、俺も」
「えへへ、友達とこんな時間まで外にいるって初めて」
「今日は色々初めて経験しちゃったね?」

なんだか、いやらしい言い方だな。亮もニヤニヤしている。

「本当…初めてが亮で良かったかもね」
「っ!ず、ずるいよ!」
「えー?何がー?」

くすくすと笑う俺に顔を真っ赤にした亮が何故か怒ってくる。

「フフ!亮、本当にありがとう」
「雪ってば何回ありがとう言うの?」
「だって、本当に楽しかったからさ…」

俺達は公園のベンチに座った。

「そろそろ、行こっか」
「うん、もう遅いしね」

俺は亮と別れて1人で帰り道を歩いていると、前から誰か走ってくる。

「雪!」
「へ?あ、慎二!」
「はぁはぁ…パンケーキ屋出て見つけたから」

(慎二も気づいてたんだ…)

少し喜んでいる自分がいる。

「うん、亮が誘ってくれたから」
「そっか…美味しかった?」
「凄く美味しかった!それで、また今度行こうねって」
「ふーん…良かったね」

慎二はなんだか機嫌が悪いようだ。

「立花さんとはどうだったの?」
「うん、普通だよ。美味しかった」
「そっかぁ…明日も何か予定があるの?」
「明日?明日は……高橋達とカラオケかな?」

よかった…2人じゃないし過ちは起きない。こともない!乱○パーティとかするかも?!

「し、慎二の初めては俺が良かった……」
「何急に?」

心の声が出てしまったようだ。

「嫌!違くて…その、今日亮が色んなとこ連れてってくれて初めての所が多かったからさ!その…慎二の初めて行く所に2人で行けるといいね」

なんか、変なこと言ってる?慎二は何だか怒っているような嬉しいような顔をしている。

「七瀬と行った初めての所ってどこ?」
「え?まず、パンケーキ屋でしょ、それからクレープ屋もかな?あとは、夜まで遊んだのも初めて」
「……そっか、じゃあ今日は俺の家来て初めてのこといっぱいしよっか?」
「え?」

慎二は俺の手を引いて自分の家まで連れて行く。

「お、お邪魔します…あれ?おばさん達は?」
「今は夫婦水入らずで旅行中。健斗も修学旅行中」
「へ~、寂しいね」
「別に…静かでいいよ。ほら、おいで」

俺は慎二に呼ばれて部屋に入る。

「どうして急に家に呼んだの?」
「雪が寂しくなるかなって」
「今更?」
「うん、今更」

慎二は俺を抱きしめて、キスをしてくる。

「んっ♡んぅ♡ん~~♡」

いきなり舌を入れられた。俺はどうすればいいか分からずにとりあえず慎二と舌を絡めた。

「んちゅ♡んぅ♡も、もう無理♡」
「大丈夫、鼻で息をして」
「え?ちょ、んぅ~~♡」

胸をトントン叩くが慎二はやめない。それどころか服の中にてをいれてきて乳首を触ってくる。

「んあっ♡んっ♡んくっ♡あぅ…♡」
「フフ、可愛い」
「しんじ…♡好き」
「俺も、大好き」

俺は慎二にまた、軽いキスをした。

「ん?誘ってんの?」
「ち、違う!あっ♡ダメ♡」

慎二の口を手で覆う。すると、慎二は不機嫌になったがすぐに俺の手を舐めた。

「ひゃっ♡な、舐めちゃ嫌♡」
「雪、可愛い」
「あっ♡嬉しい…もっと、可愛いって言って」
「可愛いよ」

慎二は俺の耳元でそっと囁く。俺は嬉しくて慎二にいっぱいキスをした。

「雪、首出して」
「首?いいけど…」

ワイシャツのボタンを外して首を見せる。すると、慎二は俺の首に口をつけた。

ヂュッと言う音がすると首にチクっとした痛みが走った。

「な、何?」
「キスマーク、雪が七瀬に取られないようにね」

(なんで七瀬が?)

そこで、俺はひらめいた!慎二にもキスマークをつければ女の子達に取られないんじゃないかと!

「慎二!俺もキスマークつける」
「フフ、いいよ」

慎二の首に口をあててヂュッと吸ってみるが上手く跡がつかない。
3回目でようやく跡が少しだけついた。

「えへへ、慎二は俺のものだね」
「っ!………そうだね」
「キスして?」
「もうダメ、ほら早く帰りな」
「えー?お泊まりしたい」

だって、ここまで来たら普通はお泊まりじゃない?もう遅い時間だし。

「何言ってんの?早く帰りなよ」
「昔はよく泊めてくれたじゃん!」
「今は無理なの、ほら帰りな」
「嫌!」
「…雪」

慎二は少し怒ったような目で俺を見た。

(さっきまでは凄く優しかったのに。)

「分かった、帰る!俺が道端で連れ去られても慎二の所為だからね!」
「はいはい、送ってくよ」
「いい!」

俺は夜道を1人で歩いた。しかし、すぐに忘れ物に気づき慎二の家に戻った。
だが、戻ったのがいけなかった……



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