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第3章
限界のその先⚠️
しおりを挟む拘束具によってM字に開かれたまま固定されたエリアスは、潮吹きの余韻に浸る隙すら与えられなかった。
「あ、うぁ、や、もう、むり……っ!」
ヴォルフはエリアスの懇願を聞き流し、執拗にその昂りを口に含んで奉仕し続けた。
すでに三回。
限界などとっくに超えているのに、ヴォルフはエリアスの全てを搾り取るつもりなのか、痙攣する肉棒を舌で転がし、喉奥で吸い上げる。
「ひぃッ、あ、あぁぁーーっ!」
エリアスの身体が弓なりに反り、空っぽのはずのそこから、透明な液が絞り出された。
「はぁ、ぁ、うぅ……」
もはや悲鳴も上げられず、開かされた内腿は可哀想なくらいガクガクと痙攣している。
閉じたくてもベルトで固定されているためそれも叶わず、ただ晒されたまま小さく震え続けていた。
「……いい子だ」
ヴォルフは、呆然として震えているエリアスの頬を両手で優しく包み込み、甘く口づけをした。
「ん……ぅ……」
思考は崩壊寸前だったが、エリアスの身体はヴォルフの唇に触れられると、無意識のうちに反応してしまう。
条件反射のように舌を伸ばし、絡め合う。
「ふふ、可愛いね」
ヴォルフは満足そうに目を細めると、口移しで自身の唾液をエリアスの口内へと流し込んだ。
エリアスは恍惚とした表情で、それを命の水か何かのように喉を鳴らして飲み下した。
「さあ……受け入れてくれ」
ヴォルフはエリアスの腰を引き寄せると、凶悪なほどに膨れ上がった自身の剛直を、濡れそぼった秘所へとあてがった。
ズプリ、と容赦なく根元まで侵入する。
「あ゛っ、んグッ!?」
ぼんやりとしていた意識が、強烈な充満感で引き戻される。
それだけで、敏感になりすぎている内壁が激しく収縮し、エリアスは一突きされただけでドライオーガズム――中イキに達してしまった。
「あっ、あ、あぁッ!」
もう射精しても出るものなどないのに、身体が勝手に絶頂の収縮を繰り返す。
ヴォルフはエリアスの様子を気遣うように愛おしげに見つめながらも、腰の動きは貪欲で、奥へ奥へと容赦なく攻め立てていく。
「んっ、ぬ、うぅッ!」
拘束具により手足の自由を奪われているエリアスは、打ち付けられる激しい衝撃をどこにも逃がすことができない。
衝撃がダイレクトに脳髄を揺さぶる。
「あ、あ、すごい、お、おく、あぁっ!」
快楽の許容量を超え、エリアスの口の端からは涎がだらだらと流れ落ちる。
それでもヴォルフは止まらない。最奥を小突くたびに、エリアスは断続的に中イキを繰り返し、白目を剥きかけた。
「っ、エリアス……!」
ヴォルフの喉が唸り、腰の動きが最高潮に達する。
ドプッ、と熱い塊が、エリアスの胎内深くに勢いよく注ぎ込まれた。
「あ゛ぁぁぁーーっ!!」
内壁に叩きつけられる熱い精液の感触。
その焼けるような感覚にさえ、今のエリアスは極上の快感を覚えてしまった。
限界を超えて緩んだ括約筋と、圧迫された膀胱。
ついに、エリアスの理性の堤防が決壊した。
「あ、ぁ……」
ジョロジョロ、と生々しい音が響く。
潮吹きでも、射精でもない。
「あ、ぅ……」
朦朧とするエリアスは、自分が何を出してしまっているのかさえ分かっていない様子だった。
ただぐったりと拘束されたまま横たわり、温かい液体をシーツの上に垂れ流し続けた。
完全にコントロールを失った、排泄という行為。
しかし、ヴォルフはその光景から目を逸らすことはなかった。
むしろ、愛する妻が快楽のあまり排泄までコントロールできなくなり、自分の前で無防備に全てを晒け出しているその痴態に、興奮で背筋が粟立つのを感じていた。
「……最高だ」
ヴォルフは熱っぽい瞳で見下ろし、囁いた。
「あ、うぅ……」
「愛しているよ、エリアス」
ヴォルフは排泄の余韻で震える身体を抱きしめ、ほとんど意識のないエリアスの、涎と涙で濡れた頬に、愛おしげにキスを落とした。
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