それではまた、どこかでお会いしましょう。

スイ

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 私がやる事はとても単純でした。湊斗の魅力を出来るだけ多くの人に伝えればいいのです。

 だから、私は湊斗にまた実況をしてみないかと伝えました。昔のようなゲーム実況動画を上げるのでは無く、配信者としです。

 幸い、パソコンもゲームも一通り揃っています。湊斗のゲームに対する興味は昔と同じで、今でも話題のゲームが出れば買って時間が許す限りプレイしていますし、その腕前は横で見ていて心地いいほどにサクサクでした。実況をしていた時の慣れがあるのか、私が隣で見ていると要所要所でシステムやストーリーの解説、それに小ネタなんかも話してくれて、純粋に見ているだけで楽しめるゲーム、というのはチューボーとして活動していた頃から変わっていませんでした。

「今さら誰も見てくれないよ」

 と湊斗は言っていましたが、それでもいいからと私は半ば無理矢理準備を整えました。配信用のアカウントを、YouTubeでもTwitchでもXでも作り、アイコンやイラストも依頼して用意しました。私の目から、つまり女の目から見て、魅力的と思えるキャラクターです。湊斗は、そこまで情熱をかける私を不思議そうに思っていました。これまで湊斗と一緒に過ごした中で、こんなに自分の意志で何か物事を進めたと言うことは、確かにありませんでしたから。

「またチューボーがゲームしてるところが見たくなって」

 私がそう言うと湊斗は納得しているのかいないのかちょっと微妙な表情で「そうか」と頷きました。実際、そういう気持ちもゼロではありませんでした。

 ::: 

 湊斗は『チューボー(おじ)』というの名前で活動を始めました。チューボーだけで良いのではと言ったのですが、そこは湊斗もちょっと抵抗があるようでした。ただきっと、私のようにチューボーという名前で見てくれる人はいるはずです。私はそんな人を釣るために、PSとかのレトロゲーから始めた方が良いと薦めました。

 それが正解だったかは分かりませんが、湊斗は初めての配信から二桁の視聴者がつきました。沢山の配信者が一人も見に来ないことを考えれば、とてもいい滑り出しだったと思います。

 私は、一つだけ湊斗に強く言いました。「絶対に既婚者だと言ってはいけない」と。「そっちの方が魅力的でしょ?」

 湊斗は「欺しているようで気持ち悪い」と言っていましたが、それも押し切りました。それに実際、回数を重ねる毎に増えていく視聴者数を見ると、湊斗の罪悪感もすぐに薄れていったようです。湊斗の配信は決して独特でも、派手でもありません。だけど色んな小ネタを話しながら進めるスタイルは、昔のように斬新ではなくても見ていて心地の良い物でした。

 私は切り抜き動画やゲームの解説動画を作ったり、色んな所から湊斗へ辿り着くよう出来るようにしました。YouTubeのアナリシスやXのエゴサで、湊斗の配信がどういう人に対して刺さっているのかを常に調べるようになりました。沢山本を読み、ウェブでも検索し、時に怪しげな有料記事を買って、どうしたら視聴者が増えるか、フォロワーが増えるかを勉強しました。どこまで効果があったのかは分かりません。だけど湊斗には、出来るだけ女の子のファンがついて欲しかったのです。

 必然的に、私たち二人の時間は減っていきました。休日は丸一日配信をしている、ということも多くなっていきました。

 収益化もできるくらいに視聴者が増えてくると、配信者同士の繋がりも多くなってきました。湊斗がコラボ配信で楽しそうに話すのを、別の部屋で出来るだけ物音を立てないように聞くのが日常になっていきました。湊斗が配信に熱中すればするほど、私に流れ込んでくるモヤモヤは少なくなっていきました。

 その頃から、私は夜を拒否するようにしました。

 たまに配信を早く切り上げて誘ってきても「疲れているから」「明日早いから」と体を許すことはなくなりました。そういうやりとりが何回か続くと、湊斗から誘ってくる事もなくなりました。

 それに、日常のちょっとしたことを口にするようにしました。洗濯物の干し方とか、冷蔵庫に残った半端な牛乳とか、たまに作ってくれる料理の味付けとか。湊斗も、最初の内は「ごめん」「気をつける」と口にしていましたが、やがてそれを口にする事もなくなりました。私の小言を無視するようになって、少しずつ、普段の会話も一方通行で終わることが多くなりました。

 職場も変えました。派遣会社を辞め、スーパーでパートとして働くことにしました。体力が減ったから仕事の時間を短くしたい、と言うと、湊斗はあっさりと信じました。家でも職場でも顔を合わせる機会はぐんと減りました。わざと湊斗の休みにシフトを入れていたので、お互いのお休みの日もあわなくなりました。

 一年が経つ頃には、私たちは以前のような間柄ではなくなりました。会話は勿論、顔を合わせることも少なくなりました。結婚記念日は欠かさず小旅行や、ご飯を食べに行っていましたが、お互いそんな日があるという事自体口にしなくなりました。そうやって心が広がれば広がるほど、湊斗の心の声が伝わってくることも少なくなりました。

 時折、胸がどうしようもなく苦しくなりました。

 湊斗の素っ気ない返事が、扉越しに聞こえてくる楽しそうな声が、流しに置かれた空っぽのお椀が、私の衝動を掻き立てます。湊斗の脚にすがり、今までの非礼を詫びて、また前みたいに仲の良い夫婦に戻ってほしいと、そう言えたらどれだけ楽だったでしょうか。だけど全ては私が始めたことであり、既に色んな物が変わっていました。それを今更変えることなんて出来ないと、私は思っていました。

 それでも眠れない夜、私はワイヤレスイヤホンを耳に差して、チューボーの実況を聞きます。まだニコ動に上がっていたあの時代の実況です。今聞けば音質も映像も決して良いと言える物ではありませんが、それでもやっぱり、聞いていると心が落ち着きました。

 :::

 私がナノマシンの治験について説明を受けたのは、湊斗が配信者として徐々に成功し始めていた頃でした。

 その日、私は湊斗と一緒に京大病院へと行きました。私の定期検診は湊斗も連れ添ってくれていて、関係が冷えていても、まだその習慣を続けてくれていたのです。ただ、前のように道中の何気ない会話は、ずっと減っていましたが。

 診察を受けると、先生から「私の体に役立つかもしれないから」と治験を勧められました。詳細はここで聞いてくれと、大学病院の地図を渡されました。

 私と湊斗は地図に沿って、普段脚を踏み入れない棟にある『先端医療研究開発室』に訪れました。入り口にはもう一つ『iRIN普及推進室』という看板が掛かっていて、名前の物々しさとは裏腹に、高級な美容室のような受付でした。カウンターに座るお姉さんが首に水色のスカーフを巻いていたのをよく覚えています。

 案内された個室で待っていると男性が入ってきました。初めて佐久間さんと出会ったのはその時です。皺一つ無いスーツ姿で、目が細く、短い髪と広い肩幅が印象的で、一目見たとき高校時代に付き合っていたヒロト君みたいだと思いました。顔の感じが似ていたのです。だけどいつだって陽気に話していたヒロト君とは違って、佐久間さんは冷たさすら感じる淡々とした口調でした。まるで岩のようだと思いました。発する一言一言に途方もない重みを感じられました。

 簡単な挨拶と共に差し出された名刺には、佐久間さんのフルネームとともに、『治験コーディネーター』と書かれていました。

「iRIN≪アイリン≫は体内修復知能ナノマシンの略称で、当院の岡野教授が開発した医療用微小機械です。五年前にノーベル賞を受賞したので、ニュースで見かけた事もあるかと思います。最近ではメディアへの露出も少なくなりましたが、国内での普及は進んでいます。特に予防医療の分野での発展は著しく、政府は近い将来、万能ワクチン的な立ち位置で全国民への投与を考えています」
「はぁ」

 私は思わず気のない返事をしてしまいました。その当時、ナノマシン医療とかiRIN≪アイリン≫は、ちょっと前にテレビで話題になったすごいヤツ位の認識で、まだ私のような一般市民には縁の遠いものでした。

「つまり、数あるワクチン全ての代替としてiRIN≪アイリン≫を投与する、という意味です。iRIN≪アイリン≫は理論上、アップデートによってウィルスに免疫を持てます。地球上に存在するあらゆるウィルスに、です。ただし、現在の使用対象はあくまで健康な方に限られていて、基礎疾患をお持ちの方への投与はまだ認可されておりません」

 佐久間さんは声色を変えて「それで」と言い、肘を突いて少しだけ体をこちらに寄せました。まるで悪い話をするみたいに。

「ここからが本題なのですが、国も当院もそろそろ次の段階に進みたいと考えています。外部のウィルスに対する免疫だけで無く、体内での要因に対する予防や治療です。特に優先して進めたいのが自己免疫疾患や移植後の免疫反応の制御です。橘さんを例に言えば、これまでの症状に合わせた複雑な投薬が、全てiRIN≪アイリン≫一つで賄えることになります。免疫抑制剤が不要になるのです。もし実現できれば、医療の構造そのものが変わります」

 佐久間さんは段々と饒舌になる自分を戒めるように一呼吸おきました。そして最初の淡々とした語り口に戻って、

「そこで、橘さんにもぜひご協力頂きたいのです。これは橘さんにとっても決して悪い話では無いと思います。iRIN≪アイリン≫は安全性の高い治療ですし、もし万が一の自体があっても当院のスタッフが全力で対応いたします。直接的な費用負担もありませんし、順調に進めば免疫抑制剤の無い生活が手に入ります。こちらは詳細が載ったパンフレットとなりますが、」

 そう言って佐久間さんは大学病院のロゴが印刷されたA4の茶封筒を差し出しました。

「ここまでで何かご質問はあるでしょうか?」
「あ、えっと」

 私は躊躇いながら、チラリと湊斗を見ました。湊斗は何を考えているのかよく分からず、ただ目の前の茶封筒を見つめていました。

「これって、絶対、ではない、ですよね?」

 佐久間さんは眉を微かにひそめて「絶対とは?」と訊ねました。私は「あ、えっと」と視線を逸らしながら、

「あの、今説明してもらった治験を受けなきゃいけない、っていう意味じゃ無いっていう……」
「それは勿論、橘さんがお決めになる事ではありますが」

 佐久間さんは少しだけ言い淀んで、

「どういった点で不安をお持ちでしょうか。もし良ければより専門的な話が出来るドクターや、入院生活のサポートを担当する者にもつなげることが出来ます。収入などで不安があるのでしたら社会福祉士にも、」
「あ、いえ、不安、というよりも」

 私はあっちこっちに視線を飛ばして考えをまとめようとしました。だけど、上手い言い方が見つからなくて、気付けばこちらをじっと見ている湊斗と目が合いました。その目は私を心配していると言うより、何を言い出すのか不安に思っているようでした。

「あまり、私には必要が無いかな、って」

 多分時間にしたらほんの一瞬だったと思いますが、気まずい沈黙が流れました。だけど佐久間さんはポツリと、

「本心ですか?」

 え?

 と思わず口に出ました。佐久間さんの問いは、まるでおなかの底からポンっと出てきたような素朴な物で、それまでプロフェッショナルな雰囲気のあった佐久間さんに似つかわしくないと思えたのです。

 だけど佐久間さんは「あ、いえ」と小さく首を振り、すぐ淡々とした口調に戻りました。

「勿論、強制ではありません。リスクもゼロだとは到底言えないですし、漠然とでも不安を感じられるのは当然かと思います。ですが、資料を読んでから決めても別に遅くは無いので、もしなにかあればこちらに、」

 と言って名刺を私に差しだしました。

「どうかご検討をお願いします」

 :::

「どういう事、あれ」

 病院のベンチに座り会計待ちをしていると、それまで黙っていた湊斗がそう口を開きました。

「どういう事、って?」

 素でそう訊ねました。本当に、何のことか分からなかったのです。

「だから、さっきの治験」
「断った事?」
「それもあるけど、必要ないって。どういう事?」
「どういう事って言われても」
「薬、使わなくて良くなるかもしれないんだろ? お金だって浮くし、それにお前だって暮らしやすくなるだろ」
「でも、絶対そうなる訳じゃ……治験って、効果が分からないからする物だと思うし」
「それでもやってみる価値あるだろ」

 私はなんと返して良いのか分かりませんでした。唾ばっかり飲んで黙り込んでいると、無視していると思ったのか湊斗は幾分か語気を荒げて、

「俺の肝臓、あげたの忘れたの?」
「え?」
「俺は、澪の体が良くなって欲しいから、肝臓をあげたんだよ。俺だって怖かったよ。自分の腹を切って、肝臓を半分取り出すなんて。でも俺はやったよ? 澪のために。澪が元気になってくれればって思ったから。でも、澪は違うの? リスクがあるのは当たり前だろ? それを飲み込んで、もっと自分の体を良くしたいって思わないの? 思わないんだったら、俺は何のために肝臓をあげたの?」

 怒っている。心で伝わる怒りでは無く、言葉にして私に怒りをぶつけている。湊斗からそうやってまっすぐに怒りをぶつけられたのは初めてで、私はなんと答えていいのか、まるで分かりませんでした。喉がきゅっと締まったような、不快な感覚が生まれて、何度唾を飲み込んでもそれは消えることはありませんでした。

 はぁ。

 とため息が聞こえました。見ると湊斗は立ち上がり、

「もういいよ」

 私を見向きもせず、そのまま立ち去ってしまいました。喉の不快感は変わらず、胸が引き締められたように息がしにくかったです。私のスマホの、病院の会計アプリが計算を終了しましたというメッセージが来て、それでも私は立ち上がれず、ベンチに座っていました。

 :::

 もし、今くらい冷静に、そして時間をかけて自分の考えをまとめられたら。私は治験を受けない理由をこう答えたと思います。

 私は、私自身がそこまでして生きていい命だとは思えないのです。

 私は生まれた時から、知っている人知らない人含めて沢山の人によって、生きてきました。もし時代が違えば、生まれてすぐに死んでいた命なのに。

 そうやって生かされた私は、最愛の人を不幸にしています。小さい頃は父さん、母さんの枷になり、今は旦那の重りとなっています。それでいて、自分自身が変わる事を心底恐れています。昔、母さんから言われた言葉がずっと刺さっていて、それを取ろうともしないで、今のままやり過ごそうとしているのです。

 だからこれは、緩慢な自殺なのです。

 臆病な私は、今すぐ自分で命を絶つ勇気すらありません。だから、その代わりに、出来るだけ他人の迷惑にならず、自分の力だけで生きて、死のうと思っています。

 これまで、私は沢山の幸せを貰いました。

 だから、もうこれ以上の幸せはいりません。今は少しずつ、貰った幸せを返している最中なのです。

 ただ、それだけの話です。
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