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7-2.二人の夜について(Hパート)
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目と鼻の先に如月さんの顔がある。
ワインの匂いと、上から漂うシャンプーの香り。
心臓は鼓動を早く打ち続けている。
ペニスの膨らみが収まる気配はない。
如月さんの寝息に耳を済ませながら、手をゆっくり下の方へと持っていく。ロングスカートはすでにはだけ、長くて細い脚が顕になっている。膝に触れ、そのままストッキングの感触を確かめながら上へとずらしていく。如月さんの顔に変化はない。太ももの肉を手のひらで包んだときも、そしてその更に奥にあるショーツに触れたときも。
刺繍が編まれているのか、如月さんの秘部を包むショーツはザラザラした。手のひら全体でその刺繍を撫でる。その奥にある、もっといやらしい場所のぬくもりが、ショーツ越しに伝わっている。お酒のせいなのか、それとも如月さんが持つ本来の熱なのか、焼けるほどの熱さを感じた。
如月さんが起きないことを知って手の動きは大胆になる。だけどもし起きたら、そう考えると顔から目を離すことができない。指先がショーツと太ももの境目に触れ、僕は生唾を飲み込み、ゆっくりその隙間に指を差し込んでいく。
触れた陰毛は柔らかくて薄く、ショーツを介さない如月さんの熱は心臓の鼓動を更に早めた。ショーツをずらしながら指先をもっと奥へ。陰毛に包まれた割れ目へあっという間に到達する。
濡れてはいなかった。
お腹に近い方から割れ目をさすり、ビラビラを広げて入り口に触れる。熱はあるけれどそこに愛液と言えるようなぬめりはなかった。そのまま指先をなん往復かさせても如月さんは目覚めず、また愛液が滲み出ることもなかった。
レイプ。強姦。
浮かんだ言葉をかき消すために頭を振る。けれど何度否定しても指先はそれをするための準備を、如月さんの内側に求めている。やっていることはオスそのもので、その気持ちはおもちゃをねだる子供みたいに幼稚だ。ペニスにつばをつけて無理やりねじ込んでしまえばいい。いや、ショーツを剥ぎ取って直接舐めてしまえ。誘ってきたのは向こうだ。酒に酔ってた? そんなつもりじゃなかった? 知るか、僕だってそんなつもりはなかった。だけどその気にさせたのはそっちじゃないか。
私、処女なんです。
動きを止める。ゆっくり、その名残を確かめながら指を引き抜く。代わりにペニスに触れ、いつもしているように筒にした手を上下させる。
起きても構わない。だけど最後までできないのならせめて。
僕はワンピースをとめているボタンを外し、その下のキャミソールをめくりあげる。水色の、やはり刺繍が入ったブラジャー。仰向けになってもなお膨らみを保ち続ける胸があらわになる。鼻先が触れるほどに顔を近づける。すこしだけ汗を掻いているけれどその匂いはしなかった。いや、興奮でそれどころではなかっただけなのかもしれない。膝立ちになって、しごいていない左手でブラごと胸に触れる。形が変わるほどに掴む。かすかに如月さんの目尻が動いて、だけどまぶたが開くことはなかった。僕の脚と如月さんの脚が触れ、ペニスを意図的に膣へ向けながらしごき続ける。
目の前の如月さんを見ながら僕はその体を弄ぶ様を妄想している。縛りたい。手首をきゅっと結んで頭の上に、大きく広げた脚の間に座り込み、ブラからこぼれた胸の真ん中にある乳首に舌先を這わせている。
「ご主人さま……! だめです、だめ……」
熱く滾ったペニスを押し付けると逃げるように腰をそらし、だけどほとんど動けない如月さんは結局その熱を受け入れるしか無い。乱暴に撫でる膣の割れ目にはすでにシミができるほどの愛液。少し力を込めるとあっさり中に入って、指先でかき混ぜると更にいやらしい粘液が溢れてくる。
「あ、いや、そんな激しく、しないでください……」
息が荒いのは妄想の自分も現実の自分も同じだ。乳首から口を離し、太ももを腕で抱え込んで、如月さんの体をぐっと自分の方に抱き寄せる。これから何が行われるかを察して体をよじるが、その抵抗すらも興奮を掻き立てる。
「お願い、私、初めてなんです。だからどうか、許して……」
潤んだ瞳で僕を見つめる。現実の如月さんは眠っている。僕は如月さんのショーツをずらし、粘ついた膣へ一気にペニスをねじ込む。
「っっ、ん、ああぁぁぁぁ」
長く、徐々に細くなる嬌声を聞きながら僕は如月さんの中をひたすらに感じる。初めてのペニスを受け入れる締め付け、体の内側でようやく合わさった熱。両手を如月さんの顔の隣に突き、乱暴に動かす。何度も、何度も。その度に如月さんは耐えきれない声を上げ、僕もまた如月さんの膣の感触に声を上げそうになる。
息が荒い。動かす手の先で亀頭が赤くぷっくり膨らんでいる。もうだめだ、と僕は目をつむる。妄想の僕も、もう限界だった。そのまま、如月さんの奥めがけて射精をする。
「ーーーーーーーーっ」
長い射精だった。
出しながらも何度かピストンを繰り返し、たまったものを吐き出す。興奮が引いて冷静さが舞い戻る。
目の前の惨状とその片付けを思う。どこに飛んだんだろうか、服にどれだけかかっているだろうか。ティッシュはどこにあったか、いや濡れたハンカチのほうが良いか。メイド服を理由付けてクリーニングに出さないと。ゆっくりゆっくり目を開ける。
真っ先に飛び込んできたのは、同じように目を開けた如月さん。
「……?」
如月さんは顔にかかった精子を指で拭い取り、不思議そうにそれを見つめる。あんなところまで飛んでいたのか、という思いが遥か遠くで生まれる。僕は萎んだペニスを掴んだまま、固まってしまった。
嫌われた。
捕まるとかよりもまっさきに、如月さんに嫌われる事を恐れた。いつもの冷静な目から本当の熱が冷めてどこかへ行ってしまうと思った。
だけど如月さんは半端に開いた目で指先の精子を見続け、次の瞬間、それを咥えた。喉が上下に動いて飲み込むのを、僕は確かに見た。口も半開きのまま、如月さんが僕の目を見る。
子供みたいだった。
寝起きの子供。
「ご主人様?」
甘い声。
「お掃除、致します」
如月さんは床の上に跪き、僕のペニスを咥えた。
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ワインの匂いと、上から漂うシャンプーの香り。
心臓は鼓動を早く打ち続けている。
ペニスの膨らみが収まる気配はない。
如月さんの寝息に耳を済ませながら、手をゆっくり下の方へと持っていく。ロングスカートはすでにはだけ、長くて細い脚が顕になっている。膝に触れ、そのままストッキングの感触を確かめながら上へとずらしていく。如月さんの顔に変化はない。太ももの肉を手のひらで包んだときも、そしてその更に奥にあるショーツに触れたときも。
刺繍が編まれているのか、如月さんの秘部を包むショーツはザラザラした。手のひら全体でその刺繍を撫でる。その奥にある、もっといやらしい場所のぬくもりが、ショーツ越しに伝わっている。お酒のせいなのか、それとも如月さんが持つ本来の熱なのか、焼けるほどの熱さを感じた。
如月さんが起きないことを知って手の動きは大胆になる。だけどもし起きたら、そう考えると顔から目を離すことができない。指先がショーツと太ももの境目に触れ、僕は生唾を飲み込み、ゆっくりその隙間に指を差し込んでいく。
触れた陰毛は柔らかくて薄く、ショーツを介さない如月さんの熱は心臓の鼓動を更に早めた。ショーツをずらしながら指先をもっと奥へ。陰毛に包まれた割れ目へあっという間に到達する。
濡れてはいなかった。
お腹に近い方から割れ目をさすり、ビラビラを広げて入り口に触れる。熱はあるけれどそこに愛液と言えるようなぬめりはなかった。そのまま指先をなん往復かさせても如月さんは目覚めず、また愛液が滲み出ることもなかった。
レイプ。強姦。
浮かんだ言葉をかき消すために頭を振る。けれど何度否定しても指先はそれをするための準備を、如月さんの内側に求めている。やっていることはオスそのもので、その気持ちはおもちゃをねだる子供みたいに幼稚だ。ペニスにつばをつけて無理やりねじ込んでしまえばいい。いや、ショーツを剥ぎ取って直接舐めてしまえ。誘ってきたのは向こうだ。酒に酔ってた? そんなつもりじゃなかった? 知るか、僕だってそんなつもりはなかった。だけどその気にさせたのはそっちじゃないか。
私、処女なんです。
動きを止める。ゆっくり、その名残を確かめながら指を引き抜く。代わりにペニスに触れ、いつもしているように筒にした手を上下させる。
起きても構わない。だけど最後までできないのならせめて。
僕はワンピースをとめているボタンを外し、その下のキャミソールをめくりあげる。水色の、やはり刺繍が入ったブラジャー。仰向けになってもなお膨らみを保ち続ける胸があらわになる。鼻先が触れるほどに顔を近づける。すこしだけ汗を掻いているけれどその匂いはしなかった。いや、興奮でそれどころではなかっただけなのかもしれない。膝立ちになって、しごいていない左手でブラごと胸に触れる。形が変わるほどに掴む。かすかに如月さんの目尻が動いて、だけどまぶたが開くことはなかった。僕の脚と如月さんの脚が触れ、ペニスを意図的に膣へ向けながらしごき続ける。
目の前の如月さんを見ながら僕はその体を弄ぶ様を妄想している。縛りたい。手首をきゅっと結んで頭の上に、大きく広げた脚の間に座り込み、ブラからこぼれた胸の真ん中にある乳首に舌先を這わせている。
「ご主人さま……! だめです、だめ……」
熱く滾ったペニスを押し付けると逃げるように腰をそらし、だけどほとんど動けない如月さんは結局その熱を受け入れるしか無い。乱暴に撫でる膣の割れ目にはすでにシミができるほどの愛液。少し力を込めるとあっさり中に入って、指先でかき混ぜると更にいやらしい粘液が溢れてくる。
「あ、いや、そんな激しく、しないでください……」
息が荒いのは妄想の自分も現実の自分も同じだ。乳首から口を離し、太ももを腕で抱え込んで、如月さんの体をぐっと自分の方に抱き寄せる。これから何が行われるかを察して体をよじるが、その抵抗すらも興奮を掻き立てる。
「お願い、私、初めてなんです。だからどうか、許して……」
潤んだ瞳で僕を見つめる。現実の如月さんは眠っている。僕は如月さんのショーツをずらし、粘ついた膣へ一気にペニスをねじ込む。
「っっ、ん、ああぁぁぁぁ」
長く、徐々に細くなる嬌声を聞きながら僕は如月さんの中をひたすらに感じる。初めてのペニスを受け入れる締め付け、体の内側でようやく合わさった熱。両手を如月さんの顔の隣に突き、乱暴に動かす。何度も、何度も。その度に如月さんは耐えきれない声を上げ、僕もまた如月さんの膣の感触に声を上げそうになる。
息が荒い。動かす手の先で亀頭が赤くぷっくり膨らんでいる。もうだめだ、と僕は目をつむる。妄想の僕も、もう限界だった。そのまま、如月さんの奥めがけて射精をする。
「ーーーーーーーーっ」
長い射精だった。
出しながらも何度かピストンを繰り返し、たまったものを吐き出す。興奮が引いて冷静さが舞い戻る。
目の前の惨状とその片付けを思う。どこに飛んだんだろうか、服にどれだけかかっているだろうか。ティッシュはどこにあったか、いや濡れたハンカチのほうが良いか。メイド服を理由付けてクリーニングに出さないと。ゆっくりゆっくり目を開ける。
真っ先に飛び込んできたのは、同じように目を開けた如月さん。
「……?」
如月さんは顔にかかった精子を指で拭い取り、不思議そうにそれを見つめる。あんなところまで飛んでいたのか、という思いが遥か遠くで生まれる。僕は萎んだペニスを掴んだまま、固まってしまった。
嫌われた。
捕まるとかよりもまっさきに、如月さんに嫌われる事を恐れた。いつもの冷静な目から本当の熱が冷めてどこかへ行ってしまうと思った。
だけど如月さんは半端に開いた目で指先の精子を見続け、次の瞬間、それを咥えた。喉が上下に動いて飲み込むのを、僕は確かに見た。口も半開きのまま、如月さんが僕の目を見る。
子供みたいだった。
寝起きの子供。
「ご主人様?」
甘い声。
「お掃除、致します」
如月さんは床の上に跪き、僕のペニスを咥えた。
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