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可愛い幼馴染がTSしないかなって思ってたら自分がTSしちゃっていろいろわからされた話

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「あっ、しくった」
床に座った幼馴染が呪詛を吐く。画面では彼の操るのキャラがダメージを受けていた。

 俺は後ろの椅子から自キャラをフォローに動かす。首を曲げると彼の細いほつれた毛が目に入る。ほわほわとして柔らかそうだ。

 彼の名は忍。俺はクラスの女子全員よりずっとかわいいと思ってる。実際女の子と間違えられたことは一度や二度ではない。

 TSって言葉を知った俺は忍が女の子になった姿をおかずにしていつも抜いていた。
 あぁ、もう、女の子じゃなくてもいいや、そのままお尻に、、。そういう妄想をした次の日は忍の顔を見ると恥ずかしかった。

「たけし、どうしたの?」
 あぁ忍ごめんよ、俺はお前を汚している。

 忍の家は俺の家と同じマンションの上の階。なのでいつもどちらかの家に行ってゲームをしてた。今日はうちでネットワーク連携でクラスのやつと戦ってる。
クラスのマドンナのまきも同じチームだ。
クラスの女の子はほとんどが忍ねらい。まきも同じだろう。
一方の男子はまきを狙ってるのが多い。

 俺はごまかすように別なことを言う。
「そういや忍お前昨日どこ行ってたんだ?お前の家いっても誰もいないし」
「まぁ、ちょっとな」
 濁すように忍が答えた。

「母さんも出かけてて昼飯用意してないし、帰ってきたのも遅かったし」
「うちのママもどっか行ってて帰ってきたの遅かったの。疲れたからご飯作ってくれなくて総菜ですませるって」
 まきもボイチャでぐちる。

「僕はお母さんのところに行ってたんだ。麗子さんは買い物じゃないかな?」
 忍のお母さんは離婚して今は少し離れたところに住んでいる。麗子さんは継母。忍と仲が悪いわけではない。むしろベタベタくっついてる。でも忍はママとかお母さんとかよばないで麗子さんと呼ぶ。
ちょっと気になるけど、話はそこで終わりゲームに集中する。勝負は3回やって2勝1敗だった。

◆◆◆

 その晩、なにか自分が二つに分かれてずれるようなそんな感じがした。気になったけれど眠気が勝ってそのまま寝ていた。

◆◆◆

 目が覚めるとすでに日が高かった。起きるとなんか体がおかしい。

まず胸をさわるとたゆんと柔らかくゆれる。
えっ? 見ると、おっぱいが……あった。

おっぱいがあるということは……、パジャマの上から股間をさわるとつるんとしてる。
パジャマを引っ張って覗き込むと……ないないない!チンチンがない!

おれ、女になってるぅぅぅぅ。
どうしよう、そう思ってると部屋のドアが開けられた。

「たけし、いくら夏休みでもそろそろおきなさい。あら起きてるなら早く顔を洗って。朝ごはん食べてちょうだい」

 かあさんは女になった俺を気にしてない?声を掛けるとそのまま出て行った。
ダイニングに行くと冷めた朝食を母さんが温めていた。時計を見ると11時。朝ごはんというより昼ご飯?

「大学生になって気が抜けたのかわからないけどもう少ししゃんとしなさい。それに家の中でもブラジャー位しなさいね。シャツから透けてるわよ」

 やっぱり俺が女なのを気にしていない、というより前から女だったみたいに話している。

「はーい」
 おれはその様子をみて考える。もしかしたらまだ起きてない?寝てる?夢を見てる?

 朝食を食べた俺は部屋に戻り身なりを整える。
ブラジャーのつけ方もなぜか覚えている。
軽くメイクをするつもりが、ナチュラルメイクって結構大変なんだな。思ったより時間が掛かってしまった。

「ちょっと出かけてくる」
 かあさんに声を掛けてメッセージ送って忍の部屋に向かった。
 この格好を見て忍がどんな反応するかな。夢の中なら何でもできるし。

 ワクワクしながらエレベーターにのる。下から乗ってきた男の子が俺の胸を見て顔を赤らめうつむいた。
可愛いねぇ。

 忍の部屋のチャイムを押すのとほぼ同時にドアがあいた。

「きたね、入りなよ」
 あれ?思ったより反応うすくない? でも、先導する忍の首筋がかすかに赤い気がする。

 平日だから忍の両親は出かけている。家には忍は一人だった。
「とりあえず部屋で話そうぜ」

 いつものように忍の部屋に入ると、
「その辺座って。飲み物持ってくる」

 いつもだと直ぐにゲームを立ち上げるけど、忍は黙ったまま俺の胸を見ている。
ちょっといたずら心が沸いて俺は忍の横に移動して横から抱きついてみた。
そしてむにゅっと胸を腕に押し付けてみる。 

「へぇー、たけしって女になるとおっぱい大きいのな」
 なんで、なんで、こんな反応、思ったより落ち着いてない?
 さすがに夢?

忍はそのまま俺の方を向くと服の上から胸をわしづかみにした。
「Eカップかな?Gカップくらいあるかな、やっぱりおばさんに似て大きいな!」

「ちょっとまって、なにするの」
 それには答えずこんどはキスをしてきた。

「むぅ、、」
 忍の舌が俺の口の中をねぶる。忍、慣れてない? これも夢だから?
いつもの忍だったらこんなことしないし、おっぱいとか見ると顔を赤くしそうだけど。

 長い間キスをしていたような気がしたけど実際は数十秒くらい? 
「男が一人でいるところに来るってたけしも期待してたんだよね」
 違う、俺は忍をからかいたくて。

 どすん! 忍は俺を床に押し倒す。
「ちょっ、まってまって、むぐぅ……」
 またキスをしながら、器用に背中のホックを外してブラジャーを脱がす。
露わになった胸を忍がやわらかに触れる。すでに立っている乳首を軽くさわられると電気が走るような感じがした。
「あん、、えっ、なに?」
「へぇ、たけしって声もかわいくなってるな、大丈夫優しくしてあげるから、僕に任せて」

 ただ胸をさわられただけなのに、身体から力が抜けてしまう。
そのままなすがままに服を脱がされる。丸裸にされた俺は床に寝転がされ、かろうじて手で胸と股間を隠す。

「あっ、そんな、いやぁ、なんなの?」
 忍は手をどけて、股間に舌を這わせてきた。
「いやっ、そんなところ、汚いから、だめぇ!」
「たけしに汚いところなんかないよ」
 いや、そんな葉が浮くようなセリフ、どこで覚えたんだ。
 忍は女の子の大事なところをわざと避けるように、内腿や下腹をていねいになめまわす。
触ってくれそうでさわってくれない。そうされると、なんか切なくなる。

「あん、なんかおかしいのぉ、こんなの知らない、いや、いやだけどいいの、いいの」
「えへへ、いい反応するなぁ。もっとするとどうなるかな」
 なんかおっさんみたい。そう思いながらも忍を拒めない。股間だけでなく、胸も触られる。体中が敏感になったようだ。俺はビクンビクンと陸に上がった魚のように反り返る。

「だいぶぬれて来たね。ごめん、もう我慢できないや、入れるね」
 そう言うと、忍は体の割りに大きいおちんちんを俺の股間の膣口にあわせる。

「いやーー、やめてぇ、それだけは、おねがいだから、やめてぇぇ」
 俺は全力で抵抗しようとしたけれど体に力が入らない。
 体を引き裂くように忍のものが侵入してくる。

「いたぃぃぃ、いたいよぉ、ねぇ、ぬいてぇ、いたいのぉ」
「ごめんね、たけしのなか気持ちよすぎてぬけない、ちょっと我慢してね、すぐよくしてあげるから」

 そう言いながら耳元を舐め、片手で胸のてっぺんの小さめの乳首を掌転がすようになでる。

「なに、なに、これぇ、いたいのにぃ、へんになるぅ、初めてなのにぃ、こんなのぉ」
「えへへ、たけしの逝き顔、かわいいなぁ、こんな顔するんだぁ」
「いやだぁ、はずかしいぃ、やめて、みないでぇ」
 俺がそう言うと忍は俺の頬に耳に首筋にキスを落し動きを速めた。
「あぁぁぁ、なにぃ、なんなん、きもちいぃぃ❤」
「たけし、好きだよ」
「おれも、おれも、しのぶ、すきいぃぃ」
 なに、おれ、すごく恥ずかしいこと言わされている、いや言っている。
忍の顔が切なそうになる。あぁ、もう、出るのかな。
「がまんできないもう、出すよ」
「だして、いっぱい出してぇ、中にちょうだいぃぃ」
 何を言ってるんだ俺。中に出されたら子供ができちゃう。そう思ってももう止められない。
「うぅ……」
 忍も初めてのはずなのに、俺も初めてのはずなのに、散々にイカサレ、初めてのセックスで胎内に射精された。

「ねぇ、一度で満足するって思ってないよね」
 その後四つん這いにされて後ろから一度、汗を落としたいからとお風呂場に行ったらまた発情した忍にお風呂場で一度襲われた。


◆◆◆

「へぇー、昨日の晩になにかずれるような感じ、ねぇ」
「ふつう、友達が女になってしかも歳上になったら先にそれを気にするだろう」
 そうなじると忍はてへっっという顔で、
「だって、好みドンピシャの女がそっちから飛び込んできたら抱くでしょ」
 と答えた。
「それにお前もぼくの名前呼びながらオナニーしてたでしょ」
 ななな、なんでそれを。
「あぁ、お前のおばさんとエッチしているときに聞いたよ」
「かあさんったら何でも言うんだから、、、、エッチしているときぃ?」
「そう、エッチしている時。お前全然気が付かないんだな」
「おおおお、おまえ、いつから」
「もう、二年前かな。お前がいないとき遊びに行ったらなんかムラムラして抱きついたら押し倒された」
 忍はすました顔で答える。
「あんなに簡単にしてくれるなら、初めてもおばさんにしてもらえばよかった」

「私ももっと早くに手お出せばよかったって思ってるの」
 部屋の入り口から母さんの声がした。
「忍ちゃん、たけしちゃん、どうだった」
 麗子さんも入ってくる。
「最高!すごくよかった」
 忍が答える。
「そう、ちょっと妬けちゃう、かな」
 麗子さんが答える。

「ちょっとまって、麗子さんはともかく母さんなんで来たの」
「親に向かってなんで来たのはないでしょ。かわいい娘が初体験したら気になるでしょ」
 それはちょっとおかしいと思う。でも麗子さんも隣でうんうんと頷いていた。
「ちゃんと せつめい して くれますよ ね」
ぼくが低い声を出してもあまり迫力がないようだ。
「わかってるわよ、説明してあげるから、そんな怖い顔しないの」

◆◆◆

「で、忍がムラムラして麗子さんを押し倒した、と」
「そうなの、あのころからうちの人エッチしてくれなくて」

「で、つぎに俺の代わりに母さんをおしたおした」
「最初はおっぱいばっかりさわってかわいかったわぁ」

「あとは麗子さんや母さんのところに遊びにきたおばさんたちを片端から」
「えへへっ、ぼくって何も知らないおとなしい子に見えるからね、まみちゃんのお母さん、あとは教頭の中村先生とか幼稚園の、、」
「もういい、、、一昨日、母さんも麗子さんもまみちゃんのおばさんもいなかったのは、、」
「たけし、それは聞いちゃだめよ、ひ、み、つ」
「母さん……今更……」

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