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第7章 ドーソンダンジョン編
02.転移の門
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頑張れ、俺。
俺達ならできる、ドーソンのみんなを救うんだ。
「お、俺た「私達が、転移魔法でお前達をドーソンに送ってやる!」・・・」
カルディアの声にかき消された・・・。
どうやら、お姉さんの言葉に触発されたのは、俺だけじゃなく、カルディアもだった。でかい声で言い切った。
その後、めっちゃ注目されて顔を真っ赤にしてる。
「あのエルフのねーちゃんは、純白のコップじゃねーか」
「Dランクで40階層のオーガ倒した奴らだろ」
「あの病んでる魔女がいるとこだろ」
ギルドのお姉さんが、拡声魔道具を持ってカルディアのそばに来た。
「みなさん聞いてください!Dランクで40階層のボスを倒したパーティの純白のコップが私たちをドーソンに送り届けてくれるそうです!お願いします。カルディアさん」
急に拡声魔道具を差し出されて、受け取ったカルディアの手は震えていた。顔は、真っ赤だ。無理しやがって。カルディアの震える手を握る。
カルディアがこっちを一瞬みて、ぎゅっと強く握り返して来た。
「私たちが、お前達をドーソンに送り届ける。転移魔法を使えば、ドーソンと王都を繋げて行き来できるようにできる」
いいぞ、純白のコップ!
・・・ディア!カールディア!カールディア!
どこからともなく、カルディアコールがかかる。
クライマックス感がすごい。まて、おまえら、まだ始まってすらいねーからな。
お姉さんが拡声魔道具を受け取り、コールを制御して今後の予定を話しだした。さすがだ。
「では、これより、各自討伐の準備を整え、ギルドの受付に集合してください。純白のコップの準備が整い次第、転移します!では、一時解散」
皆、足早にギルドの会議室を出て行く。やる気満々だ。
「タケシ、ありがとう。よーし!ドーソンを救うぞ!」
「お、おう。わかった。やろう」
とりあえず転移作戦を考える。
「ドーソンに今転移できるのは俺だけだから、まず、俺が転移のドアを開く。俺とカルディアでドーソンに行こう。そして、カルディアが王都に向けて転移の門を開くんだ。俺のよりでかいから、同時に数人が転移できる。もし、アディさんが来てくれたら、王都側からも門を開いてもう。そうすれば、もっと多くの人を転移できる」
これで行こう。
ギルドのお姉さんにも作戦を伝えて、準備ができたら実行することになった。
「マークかエリサ、悪いけどアディをーー」
「大丈夫よ、タケシ君。もう来てるわ」
すでにいた。
「エリサが呼んでくれたのよ、あなたがカルディアの手を握ってる時に。作戦も聞いてるから大丈夫よ。任せてちょうだい」
「そ、そうですか。よろしくお願いします」
とりあえず、討伐の準備もしないと。みんなでギルド併設の売店にいって回復薬とかを多めに準備した。魔法が使えない時にために。
一通り必要なものを購入したので準備OKだ。
受付に行き、お姉さんに準備完了を告げ、作戦実行に移った。
では、まず第1弾として、俺がドーソンにいるであろう、ガイさんの魔力を追ってどこでも○ア転移のドアを開ける。
王都ギルドのお姉さんも行くことになった。
どうか、無事でいてくれ。あとトイレとか行ってないでください。ガイさん。
この前の、アディさんのお風呂事件がフラッシュバックする。
思い切ってドアを開けると・・・
ギルドの受付だった。あっぶね。
目の前には、怪我をしている冒険者たちが、力なく座っていた。
生気がない・・・。
あぶなかった、遅れてたらどうなっていたことか・・・。
「た、タケシか?」
ガイさんの声が、ドアの後ろから聞こえて来た。
「ガイさん!お久しぶりです、無事でよかった」
「おお、タケシか、いきなりドアが出現して焦ったが、これはなんだ魔術か?」
「そうです、魔術のようなものです。これで王都と行き来できるんですよ、状況はどうーー」
「ガイ!」
ギルドのお姉さんが、ガイさんに抱きついた。
「ミナ・・・よせ、そんなことをしてる場合じゃない」
「ご、ごめんなさい。つい・・・無事でよかった。紹介するわ、こちら王都からドーソン支援にきた純白のコップのみなさん」
え?こ、これは・・・おや、あの助けては、そうゆうことですか。
まったく、困ったものですなぁ。
「そうか。タケシのパーティか、いい仲間に出会えたようだな。いろいろ話したいが、これが終わってからだ」
「わかりました、ちょっと待ってくださいね。今うちのパーティメンバーが、もっとでかい転移の門を開きますので。カルディア頼んだ」
「まかせろ。外に開いた方が良さそうだな、天井が低いから。いってくる」
そういって、ギルドの外にでかい門を作って王都のギルドの外に繋げた。
そして、その隣にアディさんの門も出現して開いた。
これで一度に10人ぐらいが同時に行き来できるぐらいの広さの門が開いた。
門を維持するために、カルディアとアディさんは、転移魔法に魔素を送り続けることになった。
「こ、これは、すごい」
門を見たガイさんが驚いてる。
それもそうだろう。いきなり王都と繋がるなんて、色々とんでもない状態だ。
ファンタジーだからなせる技だな。
「ガイ、王都のCランク以上の冒険者に緊急指令がでたの、だから、見てほら」
ぞろぞろと、屈強な冒険者たちが門から出てくる。映画のワンシーンのようにスローモーションに見えているのは俺だけだろう。
ドーソンの冒険者たちに生気が戻り、歓喜の渦に包まれた。
「よし、冒険者の転移と並行して、隣の門で、残ってる街の住人や病人や重傷者を王都に移動だ」
ガイさんが的確に指示に出し始めた。
そして、あらかた王都の冒険者が出てきたのを確認して、ガイさんが喋り始めた。
「王都の冒険者の諸君。ドーソンのギルドマスターのガイだ。今回の緊急指令への参加、心から感謝する」
拡声魔道具も使ってないのに、でかい声であたりに響き渡る。
え、ガイさんギルドマスターだったの!?一切そんな話聞いてない。
「今、ダンジョン前の最前線に、AランクパーティとDランクパーティ達がいて頑張ってくれている。彼らはすで疲弊しきっている。頼む。彼らを助け、魔物の討伐を引き継いでくれないか」
兄貴達・・・無事でいてくれ・・・。
今度は、拡声魔道具を持ったミナさん(王都の受付のお姉さん)が喋り始めた。
「王都で部隊編成した通り、まずは第1部隊に割り当てられた人たち、前に出て来てください」
第1部隊になった人たちが、ガイさんとミナさんの前に集合する。
「よし、第1部隊の諸君。これよりダンジョン前の最前線に向かう。今、無理そうだと思うものは、抜けてもらって構わない。大丈夫、ペナルティなんて私がさせない」
誰も離脱するものはいなかった。さすがCランク以上の冒険者だ。覚悟が違うのかもしれない。
「全員の協力に深く感謝する。では、私に付いて来てくれ。魔物どもに目に物見せてやろうではないか」
こうして、ガイさんと第1部隊の冒険者たちは最前線に向かって行った。
ちなみに、俺たち純白のコップは、第2部隊だ。
第2部隊は、第1部隊の後ろで交代まで待機することになっている。
そのため、そろそろ出発する時間になりそうだ。
エリサは、静かに。壁に寄りかかって待っている。
あれ、マークがいない。
あいつどこ言ったのか、あたりを見回すとアディさんの転移の門を見つめていた。
あ、なんかこの展開、絶対聞きたくないことを言いそうだなこいつ。
マークが俺に気がついて、寄って来た。
「すまない、もうそろそろか」
「お、おう。そろそろだ。行こう」
「なぁ、タケシ。俺この依頼が終わったらーー」
「おいバカやめろ、それ以上は喋るな。マーク頼む、その先は言わないでくれ。ジンクスみたいなものだ。詳しくはあとで話す」
危ない危ない。不用意にフラグを立てるなって。マジで。
とりあえず、フラグはへし折っていくスタイルだ。
俺達ならできる、ドーソンのみんなを救うんだ。
「お、俺た「私達が、転移魔法でお前達をドーソンに送ってやる!」・・・」
カルディアの声にかき消された・・・。
どうやら、お姉さんの言葉に触発されたのは、俺だけじゃなく、カルディアもだった。でかい声で言い切った。
その後、めっちゃ注目されて顔を真っ赤にしてる。
「あのエルフのねーちゃんは、純白のコップじゃねーか」
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急に拡声魔道具を差し出されて、受け取ったカルディアの手は震えていた。顔は、真っ赤だ。無理しやがって。カルディアの震える手を握る。
カルディアがこっちを一瞬みて、ぎゅっと強く握り返して来た。
「私たちが、お前達をドーソンに送り届ける。転移魔法を使えば、ドーソンと王都を繋げて行き来できるようにできる」
いいぞ、純白のコップ!
・・・ディア!カールディア!カールディア!
どこからともなく、カルディアコールがかかる。
クライマックス感がすごい。まて、おまえら、まだ始まってすらいねーからな。
お姉さんが拡声魔道具を受け取り、コールを制御して今後の予定を話しだした。さすがだ。
「では、これより、各自討伐の準備を整え、ギルドの受付に集合してください。純白のコップの準備が整い次第、転移します!では、一時解散」
皆、足早にギルドの会議室を出て行く。やる気満々だ。
「タケシ、ありがとう。よーし!ドーソンを救うぞ!」
「お、おう。わかった。やろう」
とりあえず転移作戦を考える。
「ドーソンに今転移できるのは俺だけだから、まず、俺が転移のドアを開く。俺とカルディアでドーソンに行こう。そして、カルディアが王都に向けて転移の門を開くんだ。俺のよりでかいから、同時に数人が転移できる。もし、アディさんが来てくれたら、王都側からも門を開いてもう。そうすれば、もっと多くの人を転移できる」
これで行こう。
ギルドのお姉さんにも作戦を伝えて、準備ができたら実行することになった。
「マークかエリサ、悪いけどアディをーー」
「大丈夫よ、タケシ君。もう来てるわ」
すでにいた。
「エリサが呼んでくれたのよ、あなたがカルディアの手を握ってる時に。作戦も聞いてるから大丈夫よ。任せてちょうだい」
「そ、そうですか。よろしくお願いします」
とりあえず、討伐の準備もしないと。みんなでギルド併設の売店にいって回復薬とかを多めに準備した。魔法が使えない時にために。
一通り必要なものを購入したので準備OKだ。
受付に行き、お姉さんに準備完了を告げ、作戦実行に移った。
では、まず第1弾として、俺がドーソンにいるであろう、ガイさんの魔力を追ってどこでも○ア転移のドアを開ける。
王都ギルドのお姉さんも行くことになった。
どうか、無事でいてくれ。あとトイレとか行ってないでください。ガイさん。
この前の、アディさんのお風呂事件がフラッシュバックする。
思い切ってドアを開けると・・・
ギルドの受付だった。あっぶね。
目の前には、怪我をしている冒険者たちが、力なく座っていた。
生気がない・・・。
あぶなかった、遅れてたらどうなっていたことか・・・。
「た、タケシか?」
ガイさんの声が、ドアの後ろから聞こえて来た。
「ガイさん!お久しぶりです、無事でよかった」
「おお、タケシか、いきなりドアが出現して焦ったが、これはなんだ魔術か?」
「そうです、魔術のようなものです。これで王都と行き来できるんですよ、状況はどうーー」
「ガイ!」
ギルドのお姉さんが、ガイさんに抱きついた。
「ミナ・・・よせ、そんなことをしてる場合じゃない」
「ご、ごめんなさい。つい・・・無事でよかった。紹介するわ、こちら王都からドーソン支援にきた純白のコップのみなさん」
え?こ、これは・・・おや、あの助けては、そうゆうことですか。
まったく、困ったものですなぁ。
「そうか。タケシのパーティか、いい仲間に出会えたようだな。いろいろ話したいが、これが終わってからだ」
「わかりました、ちょっと待ってくださいね。今うちのパーティメンバーが、もっとでかい転移の門を開きますので。カルディア頼んだ」
「まかせろ。外に開いた方が良さそうだな、天井が低いから。いってくる」
そういって、ギルドの外にでかい門を作って王都のギルドの外に繋げた。
そして、その隣にアディさんの門も出現して開いた。
これで一度に10人ぐらいが同時に行き来できるぐらいの広さの門が開いた。
門を維持するために、カルディアとアディさんは、転移魔法に魔素を送り続けることになった。
「こ、これは、すごい」
門を見たガイさんが驚いてる。
それもそうだろう。いきなり王都と繋がるなんて、色々とんでもない状態だ。
ファンタジーだからなせる技だな。
「ガイ、王都のCランク以上の冒険者に緊急指令がでたの、だから、見てほら」
ぞろぞろと、屈強な冒険者たちが門から出てくる。映画のワンシーンのようにスローモーションに見えているのは俺だけだろう。
ドーソンの冒険者たちに生気が戻り、歓喜の渦に包まれた。
「よし、冒険者の転移と並行して、隣の門で、残ってる街の住人や病人や重傷者を王都に移動だ」
ガイさんが的確に指示に出し始めた。
そして、あらかた王都の冒険者が出てきたのを確認して、ガイさんが喋り始めた。
「王都の冒険者の諸君。ドーソンのギルドマスターのガイだ。今回の緊急指令への参加、心から感謝する」
拡声魔道具も使ってないのに、でかい声であたりに響き渡る。
え、ガイさんギルドマスターだったの!?一切そんな話聞いてない。
「今、ダンジョン前の最前線に、AランクパーティとDランクパーティ達がいて頑張ってくれている。彼らはすで疲弊しきっている。頼む。彼らを助け、魔物の討伐を引き継いでくれないか」
兄貴達・・・無事でいてくれ・・・。
今度は、拡声魔道具を持ったミナさん(王都の受付のお姉さん)が喋り始めた。
「王都で部隊編成した通り、まずは第1部隊に割り当てられた人たち、前に出て来てください」
第1部隊になった人たちが、ガイさんとミナさんの前に集合する。
「よし、第1部隊の諸君。これよりダンジョン前の最前線に向かう。今、無理そうだと思うものは、抜けてもらって構わない。大丈夫、ペナルティなんて私がさせない」
誰も離脱するものはいなかった。さすがCランク以上の冒険者だ。覚悟が違うのかもしれない。
「全員の協力に深く感謝する。では、私に付いて来てくれ。魔物どもに目に物見せてやろうではないか」
こうして、ガイさんと第1部隊の冒険者たちは最前線に向かって行った。
ちなみに、俺たち純白のコップは、第2部隊だ。
第2部隊は、第1部隊の後ろで交代まで待機することになっている。
そのため、そろそろ出発する時間になりそうだ。
エリサは、静かに。壁に寄りかかって待っている。
あれ、マークがいない。
あいつどこ言ったのか、あたりを見回すとアディさんの転移の門を見つめていた。
あ、なんかこの展開、絶対聞きたくないことを言いそうだなこいつ。
マークが俺に気がついて、寄って来た。
「すまない、もうそろそろか」
「お、おう。そろそろだ。行こう」
「なぁ、タケシ。俺この依頼が終わったらーー」
「おいバカやめろ、それ以上は喋るな。マーク頼む、その先は言わないでくれ。ジンクスみたいなものだ。詳しくはあとで話す」
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