杏梨ちゃんは癒されたい

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【R-18】甘々な元カレの始まり②望むことしてあげる 4月16日

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ベットにそうたを押し倒した。

そうたの手が優しくニットの下から入ってくる。それにこたえるように杏梨ははニットを脱ぎ、上半身下着だけの姿になった。


黒のレースに赤のラインの入ったブラジャー、そうたのためにセクシーなのを選んだ。本当は金田のために買ったけれど、ろくにみてくれなかったものだ。

そうたは目を輝かせて、じっと杏梨の身体にみいってくれた。


そうたの手を伸びてきて、ブラジャーのホックをプチンと外す。

胸があらわになる。


そのとたん、そうたの目が一点に集中するのを感じた。自分の身体の唯一かえられないコンプレックスをまじまじとみられている。

恥ずかしくて思わず顔をそらしてしまった。

「…っ、恥ずかしいから、あんまり見ないでよ。いいから早くっ…しよ?」

これ以上じろじろみえないように手で胸を隠す。

「なんで?めちゃくちゃ綺麗で可愛いよ。」

不思議そうなそうたの言葉に杏梨は首をふる。

「…そんなことない。残念そうにされたし…」

杏梨の乳首は陥没している。初めて金田の前で裸をみせたとき、胸のあたりで視線がとまり、金田の口元がゆがんで残念そうになったのを杏梨はよく覚えていた。
金田は杏梨の胸をあまり触らない。
この乳首は恥ずかしい、コンプレックスだ。


思い出すと悲しくてうなだれてしまった。


「彼氏に?なんか言われた?」

そうたの声は優しい。そうたの手がなだめるよう杏梨の腕を撫でる。

「だからっ別れたって…」

「杏梨が俺に連絡してくるとか、よっぽど弱ってるんだなって思ったよ?」

「えっちで忘れたいことあったんでしょ?」

「冷えちゃうから、一旦お洋服きな?」


別れてないのをそうたはお見通しのようだった。えっちで嫌なことを忘れるのも全部しってたっていうのか。付き合ってたときから知っていたんだろうか?

そうたは脱いであったニットに手を伸ばし杏梨のお腹の前に乗せてくれた。

手で顔を覆った杏梨は首をふる。

「っく…いいから抱いてよ…」

優しくしないで、セックスで忘れさせて。

声が震えた。


そうたの手が杏梨を横に倒れるように誘導し、優しくベットに寝転ばした。

布団を身体の上にかけてくれる。

「杏梨の望むことしてあげるから、ちょっとあったかくして、落ち着きな?」

なんでそんな優しいの?

頭をなでてくれる。

肩が震える。


「杏梨、話したくないなら話さなくていいよ。
どうして欲しいか教えて?」

なんでそんなに優しいの?

「っく、ぇぐっ、気持ちよくし…て、忘れさせて、っく、全部!」

そうた、お願い忘れさせて。

「わかった。寒かったり嫌だったらいってね」

そうたは杏梨の手にそっとキスをした。肩や腕に優しくついばむようにキスを落としていく。

お腹、おへそをなでられる。
「きれいなくびれ。まだジムに通ってるの?杏梨はすごいなぁ」

杏梨の頭にキスをして、優しく頭をなでてくれる。

ちゅっちゅっと繰り返しながら

耳元で「杏梨は本当にきれいだよ」と囁いてくれる。

そのまま、耳に舌をそわせて、ゆっくりとなぞられる。

「下着可愛いね。杏梨によく似合ってた」

そんなこと金田は言ってくれなかった。


舌を耳の中にいれて、くちょくちょと舐められる。

「相変わらず、スタイル抜群だよね」

ジム行ったり、食事もボディケアも頑張ってるんだよ。

耳元に息をふっと吹き掛けてくる。

「かわいすぎてみとれちゃった。彼氏がうらやましいわ」

彼氏はろくに私をみてくれないの。

耳を甘噛みされる。

「でも今は俺が杏梨を気持ちよくする」

気持ちよくして欲しい。金田はくれないの

れろれろと耳を舐め回される。

「可愛いおっぱいみせてほしい」

可愛くないよ?

そうたはお願いーっと言って抱き締めてきた。
頭にキスをされ、杏梨は顔を隠していた手を外して、こおりの顔をじっとみてしまった。

「可愛くないもん…」

そうたの目が私をみてる。

「いや、めっちゃ可愛くて俺が死にそうだけと?」

死なないで。嬉しい。

そうたの手が杏梨の顔を優しく包み、ついばむようなキスをされた。

「可愛い杏梨ちゃん、甘えていいよ」

「よく頑張ったね」

そうたは私のことわかってくれる。ほんとはずっと甘えたかった。

鼻の頭にキスをされる。

ただ、ただ、優しいそうたに、急に自分が恥ずかしくなり、杏梨は顔を背けた。

言わないといけない。

「…彼氏とは別れてない。嘘ついてごめんなさい…。」

軽蔑されるかな?

そうたの手が大丈夫だよというように、頭をなでてくれる。

「彼氏構ってくれなくて、挙げ句の果てに寂しいなら他に男作れって言われて、そのあと連絡もなくて…」

「全部忘れたくて、そうたに連絡したの…」


勇気を出して、卑怯な自分を告白する。

「そっか、そんなに俺とのえっちがきもちくて恋しかった~?」

私の言葉にそうたはちゃかすように声をかけた。

「んっ…それもそうだけど、そうたは私を傷つけないし、優しいから…つい頼っちゃったの」

「自分からふっといて、都合いい女でごめんね…」

自分の最低さに思わず涙が浮かぶ。

「わかってたよ~、でも俺も同じっ!ははっ正直彼女から連絡来なくて、気分落ちててさ。杏梨きてくれて助かったの。
何か杏梨に頼られるの嬉しいし。俺でもできることあるんだ~?みたいな?
だから、俺のためにも、杏梨は甘えて、俺に癒させてよ」

そうたは少し疲れた笑顔で言った。

そうたも辛いの?私が頼ったら少しは役に立つ?


「…そうた。そうたはいつも優しいね、ありがと」

優しいねそうたにキスをする。

「優しくはないよ…」そうたは呟いて自虐的に少し笑っている。

「んじゃ、まぁいただきますね~」

笑いながら、そうたは杏梨のおっぱいにしゃぶりついてきた。





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