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3章 冒険の始まりと動き出す王国
60 大岩が多いわ
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「オキス、他にどのぐらいあるか分かるか?」
エランが確認してくる。
僕は魔力探知を洞窟の奥へ向けた。
かなりの反応が返ってくる。
そしておかしな場所を発見した。
「かなり沢山散らばってますね。
それと山みたいな巨大な魔力の塊の反応がありました。」
「魔物か?」
「分かりません。
動いてはいないようです。」
「もしかしてお宝の塊!」
エリッタは諸手を挙げて喜ぶ。
「ふむ・・・危険だな。」
エランは危険な気配を感じているようだ。
「えーなんで。
お宝の塊だよ。
行くだけ行って確かめてみようよ。
オキスも見てみたいでしょ。」
「興味はありますが、何があるかわからないし。」
この洞窟の違和感が僕を警戒させる。
何か嫌な感じがするのだ。
「ほら、興味があるんでしょ。
何があるかどうか確かめに行くんだから問題なし。」
エリッタは先に進みたいようだ。
エランは腕組みをして考えている。
「分かった、慎重にな。
いつでも引き返せるように、退路は意識しておけよ。」
先に進むことになった。
そして先へ進むと、魔晶石が所々に散らばっている。
「まだまだいっぱいあるね。」
エリッタはずっとニヤニヤしている。
僕は警戒しながら進んでいく。
「ん、出口か?」
奥の方に外の光が差し込んでいる場所がある。
慎重に進む。
そしてあっけなく外に出てしまった。
光に目が慣れるのを待つ。
そして辺りを見回すと、ここは断崖絶壁に囲まれた窪地だった。
「ここから直接出られそうには無いな。」
エランが絶壁を見渡す。
見たところ、ここは登れそうに無い。
窪地はかなり広い。
東京ドームよりは大きいだろう。
そして八メートル級の大岩がいくつか落ちていた。
「・・・。
あの岩からですね、魔力が流れてくるのは。」
「ちょっと調べてみようよ。」
僕達は窪地の中に進んだ。
大岩を確認してみる。
よく見ると何か見覚えがあるような模様だ。
「なにか亀の甲羅みたいな模様ですね。」
「ああ、そうだな。
さすがにこんな大きな亀がいたら大変だけどな。」
エランが笑いながら答える。
「いいじゃん、大きい方が。
アタイだったらペットにするよ。」
エリッタはそう言うと、岩に乗ってを足でゴツゴツ叩く。
「おい、エリッタ。」
「なに?エラン。」
「ペットが動き出したぞ。」
そう言うとエランは大剣を抜いた。
僕は岩から離れる。
エリッタは慌てて飛び降りる。
「どうする?ペットにするなら今のうちだぞ。」
「冗談、とっととずらかろう。」
僕達は洞窟の入り口を確認する。
「ちっ、他にもか。」
大岩だと思っていたのは亀の魔物だった。
全部で五匹、既に洞窟までの直線ルートはふさがれている。
僕は魔術回路を編む。
亀の魔物は僕達に狙いを付けた。
そのうちの一匹が、大きさからは想像できないほどの速度で突っ込んでくる。
僕達は散開する。
その瞬間にエランが剣で亀の手に一撃を入れ、エリッタは頭に鉄串を放つ。
「弾かれた。」
エランとエリッタが同時に言う。
ヤバい、無茶苦茶堅い。
突撃してきた亀は、そのまま岩壁にぶつかる。
轟音と共に揺れが生じる。
無駄だと思ったのか、エランは大剣を背中に提げる。
僕達は洞窟に向かって走り出す。
洞窟までのルートを塞いでいる亀の魔物が僕達に狙いを定めた。
僕は雷撃魔法を放つ。
亀の魔物はびっくりして動きを止めた。
良しと思ったのもつかの間。
魔法に集中していたせいで、段差に足を取られよろける。
「オキス、危ない。」
僕はエリッタに突き飛ばされた。
次の瞬間エリッタが吹っ飛ぶ。
「ぐっ。」
エリッタが地面に叩きつけられた。
別の亀の魔物が突進を仕掛けてきていたのだ。
エリッタは動かない。
さっきの亀の魔物がエリッタに狙いを付けている。
僕は再び魔術回路を編む。
「エラン、エリッタを連れて先に洞窟へ。
僕が足止めをします。」
「オキス、囮なら俺がやる。」
「僕じゃ素早くエリッタを運べません。
早く。」
「くそ、すぐ戻ってくる。
子供を囮に使った卑怯者とは言われたくないからな。」
僕は電撃魔法を放つ。
エリッタを狙っていた亀の魔物の動きが止まる。
エランはエリッタを抱えて走った。
彼らは間に合いそうだ。
僕も洞窟へ走った。
しかし亀の魔物が突進してくる。
このままだと避けきれない。
僕は魔導力を発動させた。
身体能力が向上する。
回避に全力を向け、何とか避けきった。
亀の魔物はそのまま洞窟の入り口付近に突っ込む。
次の瞬間、轟音と共に・・・洞窟の入り口が崩れたのだった。
四面楚歌を無双中。
エランが確認してくる。
僕は魔力探知を洞窟の奥へ向けた。
かなりの反応が返ってくる。
そしておかしな場所を発見した。
「かなり沢山散らばってますね。
それと山みたいな巨大な魔力の塊の反応がありました。」
「魔物か?」
「分かりません。
動いてはいないようです。」
「もしかしてお宝の塊!」
エリッタは諸手を挙げて喜ぶ。
「ふむ・・・危険だな。」
エランは危険な気配を感じているようだ。
「えーなんで。
お宝の塊だよ。
行くだけ行って確かめてみようよ。
オキスも見てみたいでしょ。」
「興味はありますが、何があるかわからないし。」
この洞窟の違和感が僕を警戒させる。
何か嫌な感じがするのだ。
「ほら、興味があるんでしょ。
何があるかどうか確かめに行くんだから問題なし。」
エリッタは先に進みたいようだ。
エランは腕組みをして考えている。
「分かった、慎重にな。
いつでも引き返せるように、退路は意識しておけよ。」
先に進むことになった。
そして先へ進むと、魔晶石が所々に散らばっている。
「まだまだいっぱいあるね。」
エリッタはずっとニヤニヤしている。
僕は警戒しながら進んでいく。
「ん、出口か?」
奥の方に外の光が差し込んでいる場所がある。
慎重に進む。
そしてあっけなく外に出てしまった。
光に目が慣れるのを待つ。
そして辺りを見回すと、ここは断崖絶壁に囲まれた窪地だった。
「ここから直接出られそうには無いな。」
エランが絶壁を見渡す。
見たところ、ここは登れそうに無い。
窪地はかなり広い。
東京ドームよりは大きいだろう。
そして八メートル級の大岩がいくつか落ちていた。
「・・・。
あの岩からですね、魔力が流れてくるのは。」
「ちょっと調べてみようよ。」
僕達は窪地の中に進んだ。
大岩を確認してみる。
よく見ると何か見覚えがあるような模様だ。
「なにか亀の甲羅みたいな模様ですね。」
「ああ、そうだな。
さすがにこんな大きな亀がいたら大変だけどな。」
エランが笑いながら答える。
「いいじゃん、大きい方が。
アタイだったらペットにするよ。」
エリッタはそう言うと、岩に乗ってを足でゴツゴツ叩く。
「おい、エリッタ。」
「なに?エラン。」
「ペットが動き出したぞ。」
そう言うとエランは大剣を抜いた。
僕は岩から離れる。
エリッタは慌てて飛び降りる。
「どうする?ペットにするなら今のうちだぞ。」
「冗談、とっととずらかろう。」
僕達は洞窟の入り口を確認する。
「ちっ、他にもか。」
大岩だと思っていたのは亀の魔物だった。
全部で五匹、既に洞窟までの直線ルートはふさがれている。
僕は魔術回路を編む。
亀の魔物は僕達に狙いを付けた。
そのうちの一匹が、大きさからは想像できないほどの速度で突っ込んでくる。
僕達は散開する。
その瞬間にエランが剣で亀の手に一撃を入れ、エリッタは頭に鉄串を放つ。
「弾かれた。」
エランとエリッタが同時に言う。
ヤバい、無茶苦茶堅い。
突撃してきた亀は、そのまま岩壁にぶつかる。
轟音と共に揺れが生じる。
無駄だと思ったのか、エランは大剣を背中に提げる。
僕達は洞窟に向かって走り出す。
洞窟までのルートを塞いでいる亀の魔物が僕達に狙いを定めた。
僕は雷撃魔法を放つ。
亀の魔物はびっくりして動きを止めた。
良しと思ったのもつかの間。
魔法に集中していたせいで、段差に足を取られよろける。
「オキス、危ない。」
僕はエリッタに突き飛ばされた。
次の瞬間エリッタが吹っ飛ぶ。
「ぐっ。」
エリッタが地面に叩きつけられた。
別の亀の魔物が突進を仕掛けてきていたのだ。
エリッタは動かない。
さっきの亀の魔物がエリッタに狙いを付けている。
僕は再び魔術回路を編む。
「エラン、エリッタを連れて先に洞窟へ。
僕が足止めをします。」
「オキス、囮なら俺がやる。」
「僕じゃ素早くエリッタを運べません。
早く。」
「くそ、すぐ戻ってくる。
子供を囮に使った卑怯者とは言われたくないからな。」
僕は電撃魔法を放つ。
エリッタを狙っていた亀の魔物の動きが止まる。
エランはエリッタを抱えて走った。
彼らは間に合いそうだ。
僕も洞窟へ走った。
しかし亀の魔物が突進してくる。
このままだと避けきれない。
僕は魔導力を発動させた。
身体能力が向上する。
回避に全力を向け、何とか避けきった。
亀の魔物はそのまま洞窟の入り口付近に突っ込む。
次の瞬間、轟音と共に・・・洞窟の入り口が崩れたのだった。
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