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終章 世界の終わりと創世の伝説
213 果断に向かう花壇前
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ブリデイン王国の状況は悪い。
クルセイダーズの猛攻を受けている状態だ。
オブリエン帝国とブリデイン王国は現在同盟状態にある。
少し前までの敵対状態を考えれば滑稽な話だけれど、今は教会やクルセイダーズの方が厄介な敵となっているのだ。
遺跡街レイネスでは幹部会議が招集され、対応を協議することになった。
その中には僕も含まれている。
会議にはとりまとめ役のエンドールの他にリプリアやエリッタ、その他各セクションの重要人物が集まっている。
僕が代表をやっていたときは、ほとんどの方針は僕が決定していたのでこういう会議は行っていない。
どうやら僕が街を離れたときから、会議が行われるようになったようだ。
各セクションの幹部達は、救援は帝国に任せるべきだという意見が大半を占めた。
エンドールは中立、王国出身のエリッタは難しい顔をしている。
リプリアは意見を表明していない。
その中で僕は救援要請に応じることを提案した。
現在、武器の在庫にはある程度の余裕がある。
飛行船の実地テストも兼ねて、行動を開始すべきだと意見を述べた。
とは言っても僕は新参者だ。
賛同を得るのは難しいだろうと思っていた。
しかし一部の幹部達が救援要請に応じる方へ意見を変える。
僕が大賢者オキスの再来という目を向けているシンパ達だ。
そして後押しするようにリプリアも救援に賛成という態度をとったことだ。
大賢者オキス直属の部下の発言は大きい。
黙って難しい顔をしているエリッタは救援要請に賛成のはずだ。
しかし出た言葉はそうでは無かった。
「今は戦いに備えて力を蓄えるべきだよ。
王国のことは王国自身で何とかするべき何だ。
元はと言えば身から出た錆なんだから、アタイ達が危険を冒す理由は無い。」
オキス直属幹部の意見が割れた。
これによってどちらに付くべきか迷う他の幹部達。
「このまま何もしなければ、王国は制圧されてしまいます。
そうなれば神の遺物で造兵しているクルセイダーズはますます強くなってしまうでしょう。」
僕は危険性を訴えた。
「アグレト、アンタは新参なんだから黙ってなよ。
オキスの代わりにでもなったつもりかい?
アタイは認めないからね。」
そう言って僕を睨むエリッタ。
この時、僕は理解した。
エリッタが反対しているのは、僕の意見に従いたくないからなのだと。
僕に賛成したらオキスを裏切ることになると考えているのだ。
「エリッタ、冷静になりなさい。
誰の意見であっても関係ありません。
何が最善なのかが重要なのです。」
リプリアがエリッタに言う。
「リプリア、アンタはオキスを裏切る気?
そりゃそうか。
元々は魔王アストレイアの為に動いてたんだから。
やってられない。」
エリッタはそう言うと部屋を飛び出していった。
そして会議での結論はいったん保留となった。
僕はエリッタを探す。
いた、施設の中庭にある花壇で花を見つめていた。
青い花だった。
思い出無双か。
クルセイダーズの猛攻を受けている状態だ。
オブリエン帝国とブリデイン王国は現在同盟状態にある。
少し前までの敵対状態を考えれば滑稽な話だけれど、今は教会やクルセイダーズの方が厄介な敵となっているのだ。
遺跡街レイネスでは幹部会議が招集され、対応を協議することになった。
その中には僕も含まれている。
会議にはとりまとめ役のエンドールの他にリプリアやエリッタ、その他各セクションの重要人物が集まっている。
僕が代表をやっていたときは、ほとんどの方針は僕が決定していたのでこういう会議は行っていない。
どうやら僕が街を離れたときから、会議が行われるようになったようだ。
各セクションの幹部達は、救援は帝国に任せるべきだという意見が大半を占めた。
エンドールは中立、王国出身のエリッタは難しい顔をしている。
リプリアは意見を表明していない。
その中で僕は救援要請に応じることを提案した。
現在、武器の在庫にはある程度の余裕がある。
飛行船の実地テストも兼ねて、行動を開始すべきだと意見を述べた。
とは言っても僕は新参者だ。
賛同を得るのは難しいだろうと思っていた。
しかし一部の幹部達が救援要請に応じる方へ意見を変える。
僕が大賢者オキスの再来という目を向けているシンパ達だ。
そして後押しするようにリプリアも救援に賛成という態度をとったことだ。
大賢者オキス直属の部下の発言は大きい。
黙って難しい顔をしているエリッタは救援要請に賛成のはずだ。
しかし出た言葉はそうでは無かった。
「今は戦いに備えて力を蓄えるべきだよ。
王国のことは王国自身で何とかするべき何だ。
元はと言えば身から出た錆なんだから、アタイ達が危険を冒す理由は無い。」
オキス直属幹部の意見が割れた。
これによってどちらに付くべきか迷う他の幹部達。
「このまま何もしなければ、王国は制圧されてしまいます。
そうなれば神の遺物で造兵しているクルセイダーズはますます強くなってしまうでしょう。」
僕は危険性を訴えた。
「アグレト、アンタは新参なんだから黙ってなよ。
オキスの代わりにでもなったつもりかい?
アタイは認めないからね。」
そう言って僕を睨むエリッタ。
この時、僕は理解した。
エリッタが反対しているのは、僕の意見に従いたくないからなのだと。
僕に賛成したらオキスを裏切ることになると考えているのだ。
「エリッタ、冷静になりなさい。
誰の意見であっても関係ありません。
何が最善なのかが重要なのです。」
リプリアがエリッタに言う。
「リプリア、アンタはオキスを裏切る気?
そりゃそうか。
元々は魔王アストレイアの為に動いてたんだから。
やってられない。」
エリッタはそう言うと部屋を飛び出していった。
そして会議での結論はいったん保留となった。
僕はエリッタを探す。
いた、施設の中庭にある花壇で花を見つめていた。
青い花だった。
思い出無双か。
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