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一章 チュートリアルな第一層
6 昇天してしまいそうな商店に焦点を当てる
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講習会が終わりふと空を見上げると、夕暮れの空だった。街は夕方になっても人通りは多い。そろそろ宿を見つけなければ。それっぽい場所をふらふらと歩いていると、ベッドを模した看板があった。どう見ても宿屋だ。僕は吸い込まれるように中に入った。
中は食堂のような作りになっており、カウンターに店主らしきおじさんが立っている。僕は怖ず怖ずと近づいた。「食事か?」と店主が聞いてくる。僕は一泊したいと言うと、連れがいるかどうかを聞いてきたが「いない」と答えると、「5000シュネ、前金だ」と言った。僕は旅費として別に持っていたお金を二泊分払う。すると店主は奥から誰かを呼んだ。すると太ったおばさんがやってくる。「宿のお客さんかい?こっちだよ。」と、僕の顔を見ただけですぐに案内をした。
僕は案内された部屋のベッドの上に座る。上等とは言えない作りではあったものの、不潔感は無い。僕は部屋に荷物を置くと、さっきのカウンターに戻り、パンとシチューと鶏肉のセットを頼んだ。1200シュネだった。食べ終わった後、早々に部屋に戻る。ベッドに寝転がると、今までの疲れが吹き出したためか、気絶するかのように意識が遠のいていった。
朝だ。毎日早起きの習慣のおかげで、早朝に目が覚めた。僕は街を散歩することにした。早朝のため、店はまだやっていないようだ。しかしすでに開店準備が始まっている。露天もテントを張ったり、商品を並べたりしている。よく見ると、それぞれの店が営業許可証を掲示している。無許可で勝手に営業しているわけでは無いらしい。
街はゴチャゴチャしてはいるけれど、不衛生な感じはしない。ゴミもそんなには落ちていない。意外に秩序のある場所なのかもしれない。コミュ障だから、街の様子を誰かに聞いたり出来ないのだ。僕はフラスコの絵の看板を目にとめる。もしかして薬屋だろうか?どうやらすでに営業しているようだ。
中に入ると、魔法使いのお婆さん意外に見えない人物が、グツグツと煮立つ大釜をかき混ぜている。一瞬、店に入ったことを後悔した。お婆さんは僕を見るなり「見習い冒険者かい?まあ、好きに見ていきな」と言った。
お言葉に甘えて、店の中を見て回る。よく分からない干物や謎の粉末、怪しい色の液体、調合用らしき道具、その他ポーションも色々な種類が置かれている。せっかくなので昨日もらったポーションがいくらなのか確認してみる。
ライフポーション(低) 8000シュネ
スタミナポーション(低) 3000シュネ
結構高い。今後どのくらい使うことになるか分からないけれど、時間ごとにガブガブ飲んでいたら、あっという間に破産だ。さらにライフポーションの上位の値段を確認してみる。「高ぁ」僕はボソリと声に出してしまった。誰が使うんだよ、こんなに高いの?
ライフポーション(中) 2万シュネ
ライフポーション(高) 30万シュネ
ライフポーション(特) 400万シュネ
お婆さんがヒャッヒャッヒャと魔女みたいな笑い方をしてこう言った。
「見習いなら高いと思うの無理はないさね。でもね、下の層を探索している冒険者は買っていくんだよ。命は大事だからね。まあ、お前さんのような見習いは、まずは素材集めから始めるといいさね。ダンジョンでキノコやコケ、虫なんか色々あるからここにもって来るさね。買い取ってやるよ。」
ここまでの旅費や宿代と食事代なんかで、すでに所持金は6万2000シュネしか残っていない。素材集めはお金を稼ぐ手段の一つとして考えておく必要があるだろう。でも一つ疑問が浮かぶ。
「あのぉ、魔物なんかからは素材はとれないんですか?」
その質問に対して、お婆さんはヒャッヒャッヒャという声を大きくして言う。
「もちろん魔物からもそれなりに価値があるものがとれる。しかし右も左も分からない初心者様が、果たして集めてこられるのかね。」
その言葉に僕は反論することが出来なかった。
気を取り直して次の店に向かう。杖の看板、つまり魔法の店だ。僕はワクワクしながら中へ入る。「いらっしゃいませ」そう接客したのは綺麗なお姉さんだった。僕はモジモジしながら、どんなものを売っているのか聞いた。杖や魔法を覚えるためのスクロール、魔法の道具等を置いているらしい。魔法を覚えるためには適性が必要で、戦闘経験を積んだり魔法を使うことによって、より高度な魔法の取得が可能になる。せっかくなので僕の適性を確認してもらう。測定には手を握る必要があるらしい。お姉さんに手を握られている間、ずっとドキドキしていた。これが血圧検査だったら、即入院を勧められるだろう。
そして告げられたのは「現時点では魔法の取得は難しいようです」という悲しい結論だった。僕は魔法には向かないらしい。しかし経験を積むと魔法が覚えられるようになることもあるらしいので、絶対に駄目なわけでは無い。未来に希望を持ちたいと思う。
次に向かった店は武器屋だ。看板は剣と盾だった。店の中には様々な武器や盾、鎧が並ぶ。ワクワクしながら商品を眺めていると、筋肉ムキムキのオヤジが声をかけてきた。
「新入りか?見たところ、これからダンジョンに挑戦する冒険者だろ。お勧めはこれだ。」
そう言うと一本の槍を僕に見せた。1.5メートルぐらいの長さで、柄は木で出来ている。槍頭は金属製で鋭く尖っており、若干の返しが付いている。すぐ近くにオール金属製の槍があった。僕はそちらの方に興味を引かれる。
「新入りはすぐそっちに目が行きやがる。よし、持って見ろ。」
オヤジが金属製の槍を片手で引き抜き、僕に渡してくる。僕はそれを受け取った。「うごぉ」あまりの重さに、両手で持ったにもかかわらずよろける。それなりに体を鍛えているつもりだったけれど、重すぎてまともに構えることすら出来ない。こんな状態で魔物を攻撃するなんて、考えるまでも無く不可能だ。ふらふらしている僕から金属製の槍を片手でひったくるオヤジ。どれだけ力持ちなんだよ?
今度は最初に勧められた槍を持ってみる。軽い。さっきのが重すぎたからだろか、すごく軽く感じる。値段を見ると3万シュネだった。買えなくは無いけれど、このまま買うと切羽詰まった状態になりそうなので、「考えた後、また来ます」と言って店を出た。
こんなところで布の服と竹槍で出発しなければならない勇者の気持ちを味わうことになるとは。
中は食堂のような作りになっており、カウンターに店主らしきおじさんが立っている。僕は怖ず怖ずと近づいた。「食事か?」と店主が聞いてくる。僕は一泊したいと言うと、連れがいるかどうかを聞いてきたが「いない」と答えると、「5000シュネ、前金だ」と言った。僕は旅費として別に持っていたお金を二泊分払う。すると店主は奥から誰かを呼んだ。すると太ったおばさんがやってくる。「宿のお客さんかい?こっちだよ。」と、僕の顔を見ただけですぐに案内をした。
僕は案内された部屋のベッドの上に座る。上等とは言えない作りではあったものの、不潔感は無い。僕は部屋に荷物を置くと、さっきのカウンターに戻り、パンとシチューと鶏肉のセットを頼んだ。1200シュネだった。食べ終わった後、早々に部屋に戻る。ベッドに寝転がると、今までの疲れが吹き出したためか、気絶するかのように意識が遠のいていった。
朝だ。毎日早起きの習慣のおかげで、早朝に目が覚めた。僕は街を散歩することにした。早朝のため、店はまだやっていないようだ。しかしすでに開店準備が始まっている。露天もテントを張ったり、商品を並べたりしている。よく見ると、それぞれの店が営業許可証を掲示している。無許可で勝手に営業しているわけでは無いらしい。
街はゴチャゴチャしてはいるけれど、不衛生な感じはしない。ゴミもそんなには落ちていない。意外に秩序のある場所なのかもしれない。コミュ障だから、街の様子を誰かに聞いたり出来ないのだ。僕はフラスコの絵の看板を目にとめる。もしかして薬屋だろうか?どうやらすでに営業しているようだ。
中に入ると、魔法使いのお婆さん意外に見えない人物が、グツグツと煮立つ大釜をかき混ぜている。一瞬、店に入ったことを後悔した。お婆さんは僕を見るなり「見習い冒険者かい?まあ、好きに見ていきな」と言った。
お言葉に甘えて、店の中を見て回る。よく分からない干物や謎の粉末、怪しい色の液体、調合用らしき道具、その他ポーションも色々な種類が置かれている。せっかくなので昨日もらったポーションがいくらなのか確認してみる。
ライフポーション(低) 8000シュネ
スタミナポーション(低) 3000シュネ
結構高い。今後どのくらい使うことになるか分からないけれど、時間ごとにガブガブ飲んでいたら、あっという間に破産だ。さらにライフポーションの上位の値段を確認してみる。「高ぁ」僕はボソリと声に出してしまった。誰が使うんだよ、こんなに高いの?
ライフポーション(中) 2万シュネ
ライフポーション(高) 30万シュネ
ライフポーション(特) 400万シュネ
お婆さんがヒャッヒャッヒャと魔女みたいな笑い方をしてこう言った。
「見習いなら高いと思うの無理はないさね。でもね、下の層を探索している冒険者は買っていくんだよ。命は大事だからね。まあ、お前さんのような見習いは、まずは素材集めから始めるといいさね。ダンジョンでキノコやコケ、虫なんか色々あるからここにもって来るさね。買い取ってやるよ。」
ここまでの旅費や宿代と食事代なんかで、すでに所持金は6万2000シュネしか残っていない。素材集めはお金を稼ぐ手段の一つとして考えておく必要があるだろう。でも一つ疑問が浮かぶ。
「あのぉ、魔物なんかからは素材はとれないんですか?」
その質問に対して、お婆さんはヒャッヒャッヒャという声を大きくして言う。
「もちろん魔物からもそれなりに価値があるものがとれる。しかし右も左も分からない初心者様が、果たして集めてこられるのかね。」
その言葉に僕は反論することが出来なかった。
気を取り直して次の店に向かう。杖の看板、つまり魔法の店だ。僕はワクワクしながら中へ入る。「いらっしゃいませ」そう接客したのは綺麗なお姉さんだった。僕はモジモジしながら、どんなものを売っているのか聞いた。杖や魔法を覚えるためのスクロール、魔法の道具等を置いているらしい。魔法を覚えるためには適性が必要で、戦闘経験を積んだり魔法を使うことによって、より高度な魔法の取得が可能になる。せっかくなので僕の適性を確認してもらう。測定には手を握る必要があるらしい。お姉さんに手を握られている間、ずっとドキドキしていた。これが血圧検査だったら、即入院を勧められるだろう。
そして告げられたのは「現時点では魔法の取得は難しいようです」という悲しい結論だった。僕は魔法には向かないらしい。しかし経験を積むと魔法が覚えられるようになることもあるらしいので、絶対に駄目なわけでは無い。未来に希望を持ちたいと思う。
次に向かった店は武器屋だ。看板は剣と盾だった。店の中には様々な武器や盾、鎧が並ぶ。ワクワクしながら商品を眺めていると、筋肉ムキムキのオヤジが声をかけてきた。
「新入りか?見たところ、これからダンジョンに挑戦する冒険者だろ。お勧めはこれだ。」
そう言うと一本の槍を僕に見せた。1.5メートルぐらいの長さで、柄は木で出来ている。槍頭は金属製で鋭く尖っており、若干の返しが付いている。すぐ近くにオール金属製の槍があった。僕はそちらの方に興味を引かれる。
「新入りはすぐそっちに目が行きやがる。よし、持って見ろ。」
オヤジが金属製の槍を片手で引き抜き、僕に渡してくる。僕はそれを受け取った。「うごぉ」あまりの重さに、両手で持ったにもかかわらずよろける。それなりに体を鍛えているつもりだったけれど、重すぎてまともに構えることすら出来ない。こんな状態で魔物を攻撃するなんて、考えるまでも無く不可能だ。ふらふらしている僕から金属製の槍を片手でひったくるオヤジ。どれだけ力持ちなんだよ?
今度は最初に勧められた槍を持ってみる。軽い。さっきのが重すぎたからだろか、すごく軽く感じる。値段を見ると3万シュネだった。買えなくは無いけれど、このまま買うと切羽詰まった状態になりそうなので、「考えた後、また来ます」と言って店を出た。
こんなところで布の服と竹槍で出発しなければならない勇者の気持ちを味わうことになるとは。
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