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五章 寒々ホワイト、第五層
110 そのクッキー食う気?
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48日目。
途中、狼の群れのスルーに成功しようやくボス部屋直前までやってきた。目の前にあるのは氷の城。ファンタジーっぽい雰囲気を十二分(じゅうにぶん)に醸している。
「サドンさんは・・・いませんね。中かも知れません、急ぎましょう。」
箱庭で朝風呂を済ませたスコヴィルが言った。急ぐ・・・まあ、急ごうかなあ。湯冷めしないといいね。
氷の城には巨大で立派な門があった。しかしそれは開け放たれている。特に門番もおらず、そのまま中へ入ることが出来た。
「あれ? 温度が・・・。」
中に入った僕達は驚いた。城の中は寒くないのだ。もしかしてと思い、氷の柱に触れてみる。冷たくない。ガラス? いや違う。ガラスでも触れたら多少は冷たいと感じるものだ。これは例えるなら・・・発泡スチロール。しかし軟らかくは無い。強度はかなりありそうだ。まあ、柱に強度が無かったら、城はとっくにぶっ潰れているだろう。
無機質な氷の城を進む。氷は青の短波長が吸収されにくい性質があり、城フロア全体が青白くなっている。所々、自分の姿が鏡のように映り込んでいて、それにイチイチ警戒する間抜けな僕。人の姿が急に映り込むと結構怖いんだよ? ちなみにスコヴィルは落ち着いて進んでいる。さすがだ。
しばらく進んでいくと、ガラスのテーブルが並んでいるテラスのような場所に出た。そして再び人の姿が映り込む。
「やあ、アフタ。待ってたよ。」
僕はビクッとなった。だってまた自分の姿が映り込んでいるものとばかり思っていたのに急に声が聞こえたのだから、驚かない方がおかしい。
「サドン・・・。」
僕は声の主の名を呼んだ。
「おや、どうしたんだいアフタ。まるで死人に会ったような顔をして?」
サドンはテーブルで優雅にティータイムを楽しんでいた。死亡フラグ立ちまくりだから、実は十中八九死んだと思ってたんだよね。半ば諦めてたんだけど、それは内緒の話にしておこう。
「怪我をしていたと聞いて、心配してたんだけど。」
「ああ、それなら大丈夫だよ。それよりもせっかくだ。一緒にお茶でもいかがかな?」
サドンは少しだけいつもより顔色が悪かった。ただそれだけだ。そして彼は、僕とスコヴィルをテーブルに招き寄せた。僕達が座ったところで指をパチンと鳴らす。すると目の前に紅茶とクッキーが現れた。まるで魔法だ。いや、魔法のある世界だから問題ないのか? でも、こういう系統の魔法ってどうなってるんだ?
僕はスコヴィルの方を見る。この魔法に対して驚いている様子は無い。駄目だ、参考にならない。顔はクッキーに向いていないんだけど、視線のがクッキーを追っていることは完全にバレバレだ。
「さあ、お茶をしながら話をしよう。ここなら邪魔は入らない。」
いや、こういう展開って重要なことを話そうとした瞬間にグフっとかいう声が聞こえて、胸に矢とか剣とかが突き刺さるんだよね。念のため事前にイナゴンズを警戒のため辺りに散らしてある。とにかくお約束が怖い。
僕は紅茶にもクッキーにも手を付けなかった。スコヴィルは・・・クッキーを食ってらっしゃる。
「第五層に来たら情報を教えてくれるんだったよね? それと僕のことを疑っていたみたいなんだけど、全部説明して欲しい。」
「もちろん持っている情報は話すとも。遠回しな話は無しだ。核心から入ろう。まずボロディアに関して。彼はこの世界、ゲームの作者だ。」
「それはスコヴィルさんに聞いた。もう少し詳しい説明が欲しい。」
「ボロディアとはアーマレッリで会った。僕がPCだと分かると色々と教えてくれたよ。まず彼は、僕達と状況はほとんど変わらない。」
サドンの話によると、ボロディアは自分の作ったゲームに取り込まれてしまったらしい。状況的には他のPC達とあまり変わりが無い。唯一違うことがあるとすれば、作者ならこの世界のシステムを知り尽くしているはずなのだ。僕がそれをサドンに確認した。
「残念ながら知らないようだ。彼がデザインしたのはダンジョンの第一層まで。それ以降はAIが勝手に作ったらしい。だから作者が知らない仕様がてんこ盛り。面白い話だろう?」
サドンは笑いながら話している。いや、全然面白くないぞ。
「ちなみにボロディアのユニークスキルはクラスタプライオリティの操作。このゲームは分散型システムなんだそうだよ。」
僕はそれがどういうものか考えた。そしてとんでもない能力であることを確信した。
「それ、完全にチートだよね? もしかして敵や空間のリソース割り当てを変更できたりするとか?」
「さすがアフタ。その通りだよ。」
「ヒデェ。」
たぶんそれ無敵だ。この世界にいる限り、その能力に勝てるヤツはいない。さすが作者。一人だけ無茶苦茶なスキルを持っている。例えば僕とボロディアが戦ったら、僕のリソースに制限がかかる。そうなると何も出来ないまま、一方的に攻撃を受けて、僕にターンが回ってくるのは死んだ後だ。
「まあ、何かしらの制約はあるらしいけど、そこまでは教えてもらえなかったよ。そしてボロディアは言っていた。元の世界に戻る鍵はAIだと。ボロディアはシステムのテンプレートは作ったけれど、主要部分を組み立てたのはAIだ。つまりそのAIを何とかする必要があるんだ。」
何というか、解決の糸口が見えたようで実は全然見えてない?
「単刀直入に聞こう。AIギスケを作ったのはアフタ、君なのかい?」
サドンは僕を見てそう言った。
途中、狼の群れのスルーに成功しようやくボス部屋直前までやってきた。目の前にあるのは氷の城。ファンタジーっぽい雰囲気を十二分(じゅうにぶん)に醸している。
「サドンさんは・・・いませんね。中かも知れません、急ぎましょう。」
箱庭で朝風呂を済ませたスコヴィルが言った。急ぐ・・・まあ、急ごうかなあ。湯冷めしないといいね。
氷の城には巨大で立派な門があった。しかしそれは開け放たれている。特に門番もおらず、そのまま中へ入ることが出来た。
「あれ? 温度が・・・。」
中に入った僕達は驚いた。城の中は寒くないのだ。もしかしてと思い、氷の柱に触れてみる。冷たくない。ガラス? いや違う。ガラスでも触れたら多少は冷たいと感じるものだ。これは例えるなら・・・発泡スチロール。しかし軟らかくは無い。強度はかなりありそうだ。まあ、柱に強度が無かったら、城はとっくにぶっ潰れているだろう。
無機質な氷の城を進む。氷は青の短波長が吸収されにくい性質があり、城フロア全体が青白くなっている。所々、自分の姿が鏡のように映り込んでいて、それにイチイチ警戒する間抜けな僕。人の姿が急に映り込むと結構怖いんだよ? ちなみにスコヴィルは落ち着いて進んでいる。さすがだ。
しばらく進んでいくと、ガラスのテーブルが並んでいるテラスのような場所に出た。そして再び人の姿が映り込む。
「やあ、アフタ。待ってたよ。」
僕はビクッとなった。だってまた自分の姿が映り込んでいるものとばかり思っていたのに急に声が聞こえたのだから、驚かない方がおかしい。
「サドン・・・。」
僕は声の主の名を呼んだ。
「おや、どうしたんだいアフタ。まるで死人に会ったような顔をして?」
サドンはテーブルで優雅にティータイムを楽しんでいた。死亡フラグ立ちまくりだから、実は十中八九死んだと思ってたんだよね。半ば諦めてたんだけど、それは内緒の話にしておこう。
「怪我をしていたと聞いて、心配してたんだけど。」
「ああ、それなら大丈夫だよ。それよりもせっかくだ。一緒にお茶でもいかがかな?」
サドンは少しだけいつもより顔色が悪かった。ただそれだけだ。そして彼は、僕とスコヴィルをテーブルに招き寄せた。僕達が座ったところで指をパチンと鳴らす。すると目の前に紅茶とクッキーが現れた。まるで魔法だ。いや、魔法のある世界だから問題ないのか? でも、こういう系統の魔法ってどうなってるんだ?
僕はスコヴィルの方を見る。この魔法に対して驚いている様子は無い。駄目だ、参考にならない。顔はクッキーに向いていないんだけど、視線のがクッキーを追っていることは完全にバレバレだ。
「さあ、お茶をしながら話をしよう。ここなら邪魔は入らない。」
いや、こういう展開って重要なことを話そうとした瞬間にグフっとかいう声が聞こえて、胸に矢とか剣とかが突き刺さるんだよね。念のため事前にイナゴンズを警戒のため辺りに散らしてある。とにかくお約束が怖い。
僕は紅茶にもクッキーにも手を付けなかった。スコヴィルは・・・クッキーを食ってらっしゃる。
「第五層に来たら情報を教えてくれるんだったよね? それと僕のことを疑っていたみたいなんだけど、全部説明して欲しい。」
「もちろん持っている情報は話すとも。遠回しな話は無しだ。核心から入ろう。まずボロディアに関して。彼はこの世界、ゲームの作者だ。」
「それはスコヴィルさんに聞いた。もう少し詳しい説明が欲しい。」
「ボロディアとはアーマレッリで会った。僕がPCだと分かると色々と教えてくれたよ。まず彼は、僕達と状況はほとんど変わらない。」
サドンの話によると、ボロディアは自分の作ったゲームに取り込まれてしまったらしい。状況的には他のPC達とあまり変わりが無い。唯一違うことがあるとすれば、作者ならこの世界のシステムを知り尽くしているはずなのだ。僕がそれをサドンに確認した。
「残念ながら知らないようだ。彼がデザインしたのはダンジョンの第一層まで。それ以降はAIが勝手に作ったらしい。だから作者が知らない仕様がてんこ盛り。面白い話だろう?」
サドンは笑いながら話している。いや、全然面白くないぞ。
「ちなみにボロディアのユニークスキルはクラスタプライオリティの操作。このゲームは分散型システムなんだそうだよ。」
僕はそれがどういうものか考えた。そしてとんでもない能力であることを確信した。
「それ、完全にチートだよね? もしかして敵や空間のリソース割り当てを変更できたりするとか?」
「さすがアフタ。その通りだよ。」
「ヒデェ。」
たぶんそれ無敵だ。この世界にいる限り、その能力に勝てるヤツはいない。さすが作者。一人だけ無茶苦茶なスキルを持っている。例えば僕とボロディアが戦ったら、僕のリソースに制限がかかる。そうなると何も出来ないまま、一方的に攻撃を受けて、僕にターンが回ってくるのは死んだ後だ。
「まあ、何かしらの制約はあるらしいけど、そこまでは教えてもらえなかったよ。そしてボロディアは言っていた。元の世界に戻る鍵はAIだと。ボロディアはシステムのテンプレートは作ったけれど、主要部分を組み立てたのはAIだ。つまりそのAIを何とかする必要があるんだ。」
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サドンは僕を見てそう言った。
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