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八章 夢幻の空間、第八層
169 参加が増える三角形
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初撃はブレアの一撃だった。彼女が振るったアダマンタイトの剣は、三角形の魔物達を立ち所に粉砕した。距離にして、10メートル範囲の魔物達を木っ端みじんに吹き飛ばしていく。サドンのように接近する必要すら無いのだ。剣なのに遠距離攻撃、オーラのようなものを纏っているのだけれど、それがなんなのか僕にはよく分からない。
スコヴィルは風の魔法で一体ずつ確実に仕留めていく。サドンはブレアの射程範囲外の三角形達を接近しつつちょこまかと倒している。僕はスバードを召喚して、敵の正確な数をカウントすることにした。
僕の方へ接近してくる三角形達は、ブレアが一瞬で葬っていく。さすが剣聖、魔法顔負けの圧倒的な攻撃力だ。その間に僕はスバードから送られてくるデータを分析する。どうやら三角形を生み出している本体の魔物がいるらしい。僕は位置を探らせようとスバードを前進させた。
ビシ!!!
そんな音が聞こえたと思った瞬間、スバードが花火のようにバラバラに散っていった。浮き上がってきた三角形の攻撃をまともに食らったようだ。他の三人の強さが異常なので相手のレベルが認識しにくい。しかしさすがに第八層の魔物。フェニックス化したスバードが一瞬も耐えきること無くバラバラにされたのだ。そのおかげで本体の位置が割れた。
「正面の微妙にタイルが歪んでいるところ、あそこに本体がいる!」
僕は叫んだ。それに呼応するように、ブレアがその場所に剣先を向ける。そして剣を突き立てる。アダマンタイトの剣からは、エネルギーの塊のようなものが突き抜けていく。そして本体がいるであろう位置をえぐり取るように破壊した。
「ピギィィィ!!!」
姿を見せたのは鳥だか怪獣だかよく分からないフォルムをした、カクカクした魔物だった。昔のゲームみたいな荒いポリゴンで、さっきの三角形とは違い、線では無くきちんと面になっている。
ブレアの一撃で、すでにかなりのダメージを負っているようだ。そこへ一瞬で距離を詰めたサドンが首に相当する部分を切り裂く。
バキィィン!
ポリゴン面っぽいものがバラバラと飛び散っていく。さすがは首狩りサドン、その攻撃によって敵本体は頭と体がバラバラになった。しかしまだ動いている。今度はブレアが敵本体に近づいていく。そして剣の届く位置まで近づいたところで、アダマンタイトの剣を振り抜いた。凄まじいエネルギーの渦が発生し、敵本体が巻き込まれる。そして消滅した。ゼロ距離の方が威力が高いらしい。
カラン
核(コア)が音を立ててタイルの上に落ちた。どうやら倒したようだ。侍擬きと戦ったときのブレアは、本当に手加減していたんだと思い知らされた。射程の長さと圧倒的な攻撃力、これは実力的にサドンの方が分が悪いのでは無いだろうか?
ブレアは核を拾い上げて、僕の方へ歩いてきた。
「他に反応は?」
「大丈夫・・・だと思う。今、スバードが自己再生中だけど、さっきのデータからすると、本体は一匹だけみたい。」
やられたのがスバードで良かった。復活属性のおかげで時間経過で元に戻る。
「さすがに第八層だけあって、敵の能力が上がってますね。かなり強めに魔力を込めないと、あの三角形は破壊出来ないレベルでした。」
そう言ったスコヴィルだったけれど、表情には余裕があった。
「まあ、アフタがいる限りどんな魔物が出ても対処可能さ。この調子で次も頼むよ。」
サドンが僕に二指敬礼(にしけいれい)をする。いや、全然対処可能じゃ無いから。初っぱなの直立不動の勇士を見ていないのだろうか?
とりあえず気をつけなければいけないのは、今回は本体が変な感じで潜伏していたことだ。タイルの歪みで判断したものの、あれは光学的なものなのか、テレポーターのように空間を歪めていたものか、後でデータを解析してみる必要があるだろう。
スコヴィルは風の魔法で一体ずつ確実に仕留めていく。サドンはブレアの射程範囲外の三角形達を接近しつつちょこまかと倒している。僕はスバードを召喚して、敵の正確な数をカウントすることにした。
僕の方へ接近してくる三角形達は、ブレアが一瞬で葬っていく。さすが剣聖、魔法顔負けの圧倒的な攻撃力だ。その間に僕はスバードから送られてくるデータを分析する。どうやら三角形を生み出している本体の魔物がいるらしい。僕は位置を探らせようとスバードを前進させた。
ビシ!!!
そんな音が聞こえたと思った瞬間、スバードが花火のようにバラバラに散っていった。浮き上がってきた三角形の攻撃をまともに食らったようだ。他の三人の強さが異常なので相手のレベルが認識しにくい。しかしさすがに第八層の魔物。フェニックス化したスバードが一瞬も耐えきること無くバラバラにされたのだ。そのおかげで本体の位置が割れた。
「正面の微妙にタイルが歪んでいるところ、あそこに本体がいる!」
僕は叫んだ。それに呼応するように、ブレアがその場所に剣先を向ける。そして剣を突き立てる。アダマンタイトの剣からは、エネルギーの塊のようなものが突き抜けていく。そして本体がいるであろう位置をえぐり取るように破壊した。
「ピギィィィ!!!」
姿を見せたのは鳥だか怪獣だかよく分からないフォルムをした、カクカクした魔物だった。昔のゲームみたいな荒いポリゴンで、さっきの三角形とは違い、線では無くきちんと面になっている。
ブレアの一撃で、すでにかなりのダメージを負っているようだ。そこへ一瞬で距離を詰めたサドンが首に相当する部分を切り裂く。
バキィィン!
ポリゴン面っぽいものがバラバラと飛び散っていく。さすがは首狩りサドン、その攻撃によって敵本体は頭と体がバラバラになった。しかしまだ動いている。今度はブレアが敵本体に近づいていく。そして剣の届く位置まで近づいたところで、アダマンタイトの剣を振り抜いた。凄まじいエネルギーの渦が発生し、敵本体が巻き込まれる。そして消滅した。ゼロ距離の方が威力が高いらしい。
カラン
核(コア)が音を立ててタイルの上に落ちた。どうやら倒したようだ。侍擬きと戦ったときのブレアは、本当に手加減していたんだと思い知らされた。射程の長さと圧倒的な攻撃力、これは実力的にサドンの方が分が悪いのでは無いだろうか?
ブレアは核を拾い上げて、僕の方へ歩いてきた。
「他に反応は?」
「大丈夫・・・だと思う。今、スバードが自己再生中だけど、さっきのデータからすると、本体は一匹だけみたい。」
やられたのがスバードで良かった。復活属性のおかげで時間経過で元に戻る。
「さすがに第八層だけあって、敵の能力が上がってますね。かなり強めに魔力を込めないと、あの三角形は破壊出来ないレベルでした。」
そう言ったスコヴィルだったけれど、表情には余裕があった。
「まあ、アフタがいる限りどんな魔物が出ても対処可能さ。この調子で次も頼むよ。」
サドンが僕に二指敬礼(にしけいれい)をする。いや、全然対処可能じゃ無いから。初っぱなの直立不動の勇士を見ていないのだろうか?
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