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本編 魔神の誕生と滅びの帝都
21 解明された改名の理由
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あの時の金貨のおかげで旨い物が食えたよ。
礼を言っておく。」
俺は金貨の礼を言った。
「ケイスケさん駄目です。
殿下、失礼しました。
あの・・・もしかしてギッシュとは、さっきの蝶のことでございますか?」
イリンが俺を遮るように金貨女に話しかけた。
殿下?
殿下って言うと電化製品の親戚か?
俺は家電量販店へいくと、パンフレットを見ながら現物チェックをするのが好きなんだよね。
いいよね、電化製品。
「そうですね、そこで灰になったみたいですけど。」
金貨女は俺の作った魔法の炎を指さす。
「ああ、そいつはすまなかったな。
明るいところが好きだったんだろう。
残念だな。」
ふと思ったのだが、蛾と蝶の性質は同じなんだろうか?
まあどうでもいいか。
「その変梃(へんてこ)な火はあなたが?」
金貨女が俺に聞いてきた。
「そうだ、人間の魔力を使わずに魔法の炎を作り出す新発明だ。」
俺は自慢げに言った。
「そう・・・つまりあなたの責任ですね。
アグレス、どうするべきだと思いますか?」
金貨女の斜め後ろにもう一人の女がいた。
たしかあの時も一緒にいた奴だ。
「責任をとっていただくべきだと存じます。
ギッシュの代わりになっていただいてはどうでしょう?」
「そうね、そうしましょう。
あなたの名前は?」
「ケ・イ・ス・ケ。」
俺は名前を間違えられないように、ハッキリと発音した。
「変な名前ですね、ギスケ。」
「いや、俺はケ・イ・ス・ケ。」
大事なことだからもう一度言う。
もしかして燃えかすになったギッシュというのと、俺の名前を合成したのだろうか。
ギスケという名前は、俺が元の世界に残してきた演算ライブラリの名前だ。
オープンソースで公開している。
さすがにそれを知っているとは思えない。
「あなたはギッシュの代わりです。
だから以前の名前はお捨てなさい。
ギスケ、あなたは今日から私のペットです。」
「はぁ?」
俺は素っ頓狂な声をあげてしまった。
そんな中、味方になってくれそうな人物が現れた。
エルシアだ。
「おう、エルシアいいところへ。」
「何かあったの?ギスケ。」
「え?」
「ギスケ、どうしたの?」
エルシアは完全に俺をギスケと呼ぶ体勢に入っている。
「いやいやいや。」
「殿下、わたくしが預かっている下男が粗相をしたようで申し訳ございません。」
「構いません。
責任をとってもらうことになりましたから。」
「おいおいおい。」
「さあ、行きましょう。」
「行くってどこへ?」
「ギスケは私のペットです。
ペットがどこに行くかなんて聞くまでもありません。」
「アレの詳細はイリンに聞いておくから大丈夫よ。」
そう言って手を振るエルシア。
大丈夫じゃねえよ!
なんだか知らないけれど、とんでもないことになってしまった。
礼を言っておく。」
俺は金貨の礼を言った。
「ケイスケさん駄目です。
殿下、失礼しました。
あの・・・もしかしてギッシュとは、さっきの蝶のことでございますか?」
イリンが俺を遮るように金貨女に話しかけた。
殿下?
殿下って言うと電化製品の親戚か?
俺は家電量販店へいくと、パンフレットを見ながら現物チェックをするのが好きなんだよね。
いいよね、電化製品。
「そうですね、そこで灰になったみたいですけど。」
金貨女は俺の作った魔法の炎を指さす。
「ああ、そいつはすまなかったな。
明るいところが好きだったんだろう。
残念だな。」
ふと思ったのだが、蛾と蝶の性質は同じなんだろうか?
まあどうでもいいか。
「その変梃(へんてこ)な火はあなたが?」
金貨女が俺に聞いてきた。
「そうだ、人間の魔力を使わずに魔法の炎を作り出す新発明だ。」
俺は自慢げに言った。
「そう・・・つまりあなたの責任ですね。
アグレス、どうするべきだと思いますか?」
金貨女の斜め後ろにもう一人の女がいた。
たしかあの時も一緒にいた奴だ。
「責任をとっていただくべきだと存じます。
ギッシュの代わりになっていただいてはどうでしょう?」
「そうね、そうしましょう。
あなたの名前は?」
「ケ・イ・ス・ケ。」
俺は名前を間違えられないように、ハッキリと発音した。
「変な名前ですね、ギスケ。」
「いや、俺はケ・イ・ス・ケ。」
大事なことだからもう一度言う。
もしかして燃えかすになったギッシュというのと、俺の名前を合成したのだろうか。
ギスケという名前は、俺が元の世界に残してきた演算ライブラリの名前だ。
オープンソースで公開している。
さすがにそれを知っているとは思えない。
「あなたはギッシュの代わりです。
だから以前の名前はお捨てなさい。
ギスケ、あなたは今日から私のペットです。」
「はぁ?」
俺は素っ頓狂な声をあげてしまった。
そんな中、味方になってくれそうな人物が現れた。
エルシアだ。
「おう、エルシアいいところへ。」
「何かあったの?ギスケ。」
「え?」
「ギスケ、どうしたの?」
エルシアは完全に俺をギスケと呼ぶ体勢に入っている。
「いやいやいや。」
「殿下、わたくしが預かっている下男が粗相をしたようで申し訳ございません。」
「構いません。
責任をとってもらうことになりましたから。」
「おいおいおい。」
「さあ、行きましょう。」
「行くってどこへ?」
「ギスケは私のペットです。
ペットがどこに行くかなんて聞くまでもありません。」
「アレの詳細はイリンに聞いておくから大丈夫よ。」
そう言って手を振るエルシア。
大丈夫じゃねえよ!
なんだか知らないけれど、とんでもないことになってしまった。
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