悪役我儘王女から前世の記憶を取り戻しマジメ王女(JK王女)になった途端周りの男共が急に溺愛してきちゃったんだけど!?

杏仁豆腐

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第六話③

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 大聖堂跡地。その場所はかつて勇者と聖女が魔族と対峙した場所だった。この場所はこの世界と魔界のゲートがある(ゲーム設定の知識)。
 ここから魔族が現れる。
 私達王国直属のパーティと冒険者ギルトからきたAランクパーティ『ブラックソードスワイア(黒剣銃士)』が待ち構えていた。

 冒険者パーティメンバーとは事前に顔合わせをしてあった。
 全員女性ということで意気投合したのを思い出す。
 ゲームでは偉そうなリーダーで、他のメンバーも王族は冒険者より弱い。足手まとい。といった態度だったが、この世界の彼女達はお互いを尊重し、私達を見下す態度はしなかった。
 流行りここでもゲームとは違っていると思った。

「王女殿下。この作戦でよろしいでしょうか?」
「ええ。これで行きましょう。スールズさん、私達はと持ち戦う同士。お気遣いはいらないわ。話しやすい言葉で大丈夫ですわ」
「殿下がそう言ってくれるのあれば。お言葉に甘えさせてもらう」
「ええ。アルーシャさん、スクルドさん、ウェスタさん、皆さんもそいうことで宜しくですわ」
「殿下、私達に敬称はいらないって。呼び捨てで頼むぜ」
「そう。わかったわ、スールズ」
「私の事はスーでいいぜ。あとアル、ルド、スタ、こんな感じで宜しく」
「わかったわ、スー・アル、ルド、スタ、宜しくね」
「「「よろしく…」」」

 マル、ルド、スタたちは小さく頷いた。お互いのステータスを確認した後魔魔族討伐作戦を立てた。


そして決戦場へと戻る。皆それぞれの配置へ着くと魔族の登場に息をひそめていた。臨戦態勢のまま回線の時を待っていると、急に目の前にワープホールのような穴が現れた。おそらくここから魔族が出てくるのだろ。
 作戦通り出てきた瞬間に魔法で一撃食らわせてやる。私は火炎魔法『ファイヤーボール(大火球)』の詠唱を開始した。

 アフロディーナは光聖魔法『ホーリーアロー(十字架の光)』の準備、彼女を守るように、アグニとカミーラが前を守っていた。

 反対側のスー達。スー、アルは前線で臨戦状態で待機。後方支援としてルドが黒魔法『サンダーストーム』の準備、スタがパーティメンバーの支援魔法『エリアブースト』の準備をしていた。

「出てきますわっ!皆、攻撃開始っ」
「おーっ!!」

 ワープホールから現れたのは、魔法学園に先生布告してきた魔族だった。私の工芸開始の号令で魔法の一斉攻撃が開始された。魔族は私たちの魔法攻撃をもろに喰らった。爆撃で煙で魔族の姿が見えない。暫くすると魔族が翼を羽ばたきながら宙に浮かんだ。

「いきなり攻撃とは…。ここに来ることが分かっていたようだな。待ち伏せご苦労。しかしこれクラの攻撃で私を倒せるわけないでしょ。全く、脆弱な人間共よ。攻撃とはこういうことを言うのだっ!」

 魔族は手を前に翳し無詠唱魔法を放った。アフロディーテが光聖魔法『ライトウォール』で魔族の攻撃を防いでくれた。

「アフロディーテ、助かりましたわ」
「いえ、それより次が来ますっ!!」

 魔族はさらに無詠唱魔法『ファイヤーウォール』を放った。私たちはそ交わしながら体制を整える。前衛部隊が一斉攻撃を開始する。

「魔族めっ!これでも喰らえぇ!」
「お前の好きはさせないっ」
「俺たちがこの国を守るんだっ」
「私たちのことも忘れずにっ」

 ディルの剣術スキル『ソールカット』、アグニの魔法剣『アイスソード』、スーの大剣術スキル『斬撃』、アルの短剣術『ファントム』、それぞれの大技が魔族へ攻撃した。更に私は固有スキル『クインズブレッシング』を使用。頭の中でアナウンスの声が聞こえた。

「スキル、『クインズブレッシング』を使用しますか?」
「イエスよ!」
「スキル発動。この場のパーティメンバーに120%の状態向上効果が約20分間継続します」
「皆、ステータス向上のスキルを発動したわっ!存分に攻撃をお願いねっ!!」
「「「了解っ!!」」」

 全員が一斉攻撃開始。魔族は防壁魔法で辛くも守っている感じに見えた。
 流石皆優秀な戦士たち、私の力なくても勝てるんじゃないのかしら。それにしても私の能力って本当にチートよね…。これがゲーム設定の『悪役王女』なのかしら。全く違う気がしてきてならないわ…。
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