誰が悪役(アリオン)を殺したか

ひまたろう

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犯人探求編

62.師弟契約

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「お前はローゼルアリオンなのか?」

 ロギルジョーからのその質問に、私の神経は一瞬で研ぎ澄まされる。枕元に置いてある巾着袋をすぐに手に取り、ロギルジョーの記憶を抹消するために戦闘態勢に入ろうとした。

 しかし。

 そのような反応は予想していたこと、そして私は怪我を負っているために動きが鈍いこと。ロギルジョーはあっという間に私に距離を詰め、両腕を絡めとる。

「・・・今の動きは、つまり肯定っていうことなんだな?」
「あはは、外からの不審者にびっくりしただけだよ。ロギルジョーだったんだね。安心した。一旦離してくれないかな?」
「いや、あんたがローゼルアリオンご本人なら、俺の腕を振り払ったとたんに闇魔法で脳を弄ってくるだろ?させねえよ」

 これは、まずい。そもそもどうして、こいつはこんなところで私の盗み聞きなんてしていた?

「アリオン、お前のことについて、個人で調べてたんだよ。以前にエセ聖女と闇魔法で揉めたこと、妙な情報通、学園入学以来の最高点数、そしてドレイヴン教授と戦ったときの不自然な流れ。どれもこれもお前が関わっている。一介の学生にしては、流石に怪しすぎる」
「・・・それで、私の正体を突き止めてどうしたいんだ?」

 私の口調が変わったことを直に聞き、ロギルジョーは息を呑む。窓越しに私の喋り口調については聞いていただろうが、それでも自分に向けられたことがショックなのだろう。けれど腕の拘束は緩めず、私たちの厳しい視線は交差する。

「本当にローゼルアリオンなのか。なんで生きて・・・。いや、ローゼルアリオンが死んだ時期とアリオンの入学の時期が噛み合わない。身代わりを使った?いや、死体は俺も確認して、確かに本物だった。生きているのは、まさか兄貴の奴、不死鳥の守りを渡したんじゃねえだろうな・・・?」

 ぼそぼそつぶやきながら思考を整理している。大正解だ。本当に、年齢と見た目の割に察しのいい男のように思う。試しに腕に力を入れるが、しかし私の筋肉のこわばりを察知しては更に強い力で押し返す。

「放せ、いつまでこの私の上に乗っている」
「アリオン、それが本当の喋り方なんだな。ったく、せっかく友達が出来たと思ったのに、正体が闇の支配者って誰が予想つくんだよ」

 ロギルジョーは空笑いをする。しかし、こいつはどうして私の部屋に押し入った?私の正体を知ったのなら、何も知らない人間であればそのまま撤退するはず。なんといったって、私は悪名高きあのローゼルアリオンであるからだ。通常であれば一対一では分が悪いと思うはずなのだ。観察力のある奴ならなおさらそう思うはず。

「すると、お前はひょっとして私を殺した犯人か?だから確実に殺そうと?」
「そもそも殺された当人が犯人知らねえってことに驚くのがまず。ちげえよ、俺がもしその犯人だったらここに入る前に雷を落としてるっつーの!!話をさせてくれ!お前がローゼルアリオンなら、頼みがあるんだよ!!」

 まあ、それもそうか。

「とりあえずどけ。お前が何をしに来たか知らんが、聞いてから記憶を消してもいいだろう」
「ああ、助かるよ。ったく、アリオンの顔して中身が前魔塔主のせいで調子が狂うぜ」

 ロギルジョーは腕を離す。

「あんな他人に依存している兄貴を初めて見たぜ。マラカイ殿も、いつもふざけているけれどあそこまで御茶らけてるのは珍しいか。本当、知ってる奴らの全然知らない一面が広がってて、幻覚かと思って思わず部屋に入っちまったよ」
「あれは・・・偶々だ。私たちは普段はもっとまじめな話をだな・・・」
「絶対嘘だとは思うがそれより、本題に入るぞ」

 本題。ロギルジョーがこの私、ローゼルアリオンに対して抱く願い。一体何を持ち掛けるつもりなのか。

「俺をお前の弟子にしてほしい」
「出来ん。ではお前の記憶を消す」
「まーてまて。それはあれだろ、弟子の枠をマラカイ殿で消費しているからっていう奴だろ?」
「聞いていたなら結構。それともなんだ、契約をせずに弟子になりたいというのか?愚か者め」

 魔法使いの弟子というのは特別な意味を持つ。個人が積み上げてきた魔法という技術そのものを、他人と共有するのだ。故に師匠にメリットが無いため、小間使いを得るという利点を有することで成立する契約なのだ。だというのに契約自体が無ければ、師匠側は自分の技術を放出して終わる。

 一生懸命勉強してきた人間が、何もしてない人間に脳を共有させてやるのに等しい。そう、ふざけるなという話なのだ。

「出来るんだよ、契約が。裏技がある」
「無いわ!!それが出来たら苦労せん!!」
「あるんだよ。聞いて損はさせねえぜ?」

 ロギルジョーは咳払いし、喉を整える。緊張しているのだろう。

「まあ、盗み聞きして今、この技が使えるって気が付いたんだけどな。いいか。事前に確認するが、ローゼルアリオン。お前は一度死んで、兄貴によって蘇生された。違うか?」
「・・・チッ」
「あんた、肯定するときにいつも舌打ちで返すのか?そういうことするから嫌われるんだぞ?」
「うるさい!続けろ!」

 10代の小僧に諭されてたまるか。私は話の続きを促す。

「すると、あんたの体は一度、体内の契約状態に変化が起きた状態になるんだ」
「嘘をつけ。私はマラカイと念話が使えている。ということは契約はこの身体でも維持できている」
「そう、師弟契約は魂の契約。死んだ人間とも契約が維持されるよな。でも、魔法使いは生まれ変わった時に、肉体を持って生まれてくる。その段階でやっと新しい契約を結べることが出来るんだよ」

 つまり、魔法使いが新たに赤子となった際に、やっと空き判定が出るということか?いや、正確には新しい肉体になった時に、だろう。しかし、なんでこいつはそんな大それたことを知っているんだ。

「王族だから知ってるんだよ。特に俺は兄貴と違って子供の頃に親父から色々話を聞いてんだ。過去に不死鳥の守りを使った人間に、師匠が二人いる人間がいたらしい」
「ふむ、アウレリウスは一方で幼少期は冷遇されていたからそのような話を聞いていないと。やはり国王は父親ではない。父親は私こそが相応しい」
「・・・・・それで、話を続けるんだけどな」

 父親の下りを話したときに、一瞬化け物を見るような視線を向けられた。言いたいことがあるならはっきり言え。

「つまりはローゼルアリオン。あんたは弟子をもう一人取れるんだ。その枠に俺を選んでほしい」
「選ばん!!帰れ!!」
「こんな貴重な情報を教えてやっただろ!?お前、知らなかったらどのみち永遠に使わなかっただろうが!!」
「私に何のメリットもない上に、お前を弟子に取ること自体が息子への裏切りなんだよ!!」
「兄貴があんたの息子なら弟の俺もあんたの息子になるだろうが!!」
「ならんわ!!」

 お互いに大声を出し尽くし、ぜぇぜぇと息切れをする。クソ、傷が開いた気がするぞ。しかしてロギルジョーも決して引かない。それどころか熱が入ってるのか更に近づいてくる。

「見返りでこちらからあんたにいくつか差し出すつもりだよ!一つ目、どうやら犯人捜しをしているようだな?それに俺も付き合ってやるよ」
「すでに変態の元弟子と可愛い息子が手伝ってくれている。いらん」
「でも残念ながら、二人とも感情で動く側面がある。だからジェルドの情報については耳を塞いでいた。違うか?」

 それには私も黙る。こいつから以前ジェルドの平民融和の話を聞いたが、マラカイとアウレリウスからは決して引き出せない話だっただろう。

「なにより俺の命はあんたにとって、捨てても構わない命。すると、聞き込み調査で、あんたの代わりに容疑者からヘイトを請け負うことだってできる。あんたが調査をすれば怪しまれて危険だが、俺だったら自然にできるはずだ」

 確かに・・・。私はアウレリウスを積極的に捜査の手伝いから外していたが、原因はあの子の身の安全のため。しかし、別に捨てても惜しくない人間がいるのなら、今以上に動くことが出来よう。
 いや、けれどそんな不確定な条件に是とは言えない。しかしロギルジョーは私が揺れていることに気が付いたのだろう。追い打ちをかける。

「何より俺は同学年。すると、圧倒的にあんたの補佐が細かくできる。いわば相棒みたいな感じだな」
「ふざけるな、孫位年の離れた相棒など聞いたことは無い」
「なんで兄貴のことを息子認識して俺のことは年の差孫認識になってんの!?俺と兄貴二歳差なんだけど!?というかあんた24歳だったよな!?」

 私は口では抵抗するものの、しかし選択肢としては悪くないと思い始める。私が一人で捜査をやっていくには、これから先、限界が出てくるだろう。

「そして二つ目。俺は王位継承権を放棄する。あんた、思うに兄貴に相当肩入れしてないか?出会ったときはどうして兄貴の足を引っ張る俺を手伝おうとしたのかと思ったが、逆だ。あんた、俺の監視をしていたな?」
「監視?してるわけないだろ。隙を見て足を引っ張ろうとしていただけだ」
「よりタチが悪いわ!!・・・まあ、そういうことで俺が継承権を蹴ったら、あんたとしては別に痛いことはないだろ?」

 こいつ、本当に目ざといな。会った時から洞察力もある奴とは思っていたが、まさか私にここまで警戒の目を怠らなかったとは。

「しかし、王位継承権を蹴ってまで弟子入りを志願する理由が分からん。意味が分からんくて気持ち悪いからやはり帰れ」
「3年前の星辰魔導議会、俺もいたんだよ。観客に。マラカイ殿の年だった。あんた、あの破壊王を手玉に取ってたよな?」
「・・・まあ、あいつが殺人を犯さないように場の魔力を調整していたな」
「感動したんだよ。マラカイ殿の戦闘力はあんたを凌ぐだろうに、マラカイ殿はあんたに膝を屈していた。力で劣っても勝つことが出来る光景に、俺は憧れたんだ」

 私はあの時、相手を殺しかけたマラカイに闇魔法を放ち、魔法を撃てないようにして試合を収めたことがあった。その時のことを言っているのだろう。

「俺の雷魔法は強い。雷は最速で、破壊力は桁違い。でも、どれだけ上を極めても上には上がいる。俺が一生を費やしてもマラカイ殿には勝てないし、兄貴に傷一つつけられない。でもそんな最強格の化け物たちに通用するのが、唯一あんただけなんだ。あんたの悪名は知っていた。でもな、それ以上に格好良かったんだよ」

 熱弁するロギルジョー。まるで、戦隊もののヒーローをみる少年のように、その顔は輝いていた。
 憧れ。いままでどれだけ頑張っても、不正という疑惑で見られた私だ。しかし、ロギルジョーのような純粋な魔法使いの理想像として私がいることに、魔法使いとしての誇りを覚える。

 魔法使いとは、元来そうして一般人から羨望を集める対象だというのに。けれど魔塔主だったはずの私にそのような目を向けた者は一人もいなかった。

 そんな中、ロギルジョー。この男はまるで私をダークヒーローであるかのようにキラキラした瞳で私を見ていた。

 第二王子陣営は敵陣営だというのに、そのような憧れの目を向けられては私の毒も抜けよう。

 いいだろう。こいつを弟子にしても。

「そして三つ目」

 三つ目?まだあるのか?

「兄貴の恥ずかしい秘密を教える」
「よし、師弟契約をしよう」
「っておいおいおい。兄貴の恥ずかしい秘密でOK出すの!?そんなダサい流れあるか!?」
「契約するぞ。やり方は分かるな?親指を切ってこちらに向けろ」

 ロギルジョーは残念なものを見る目をこちらに向けたのち、ナイフを取り出して指を切る。そしてこちらにナイフを渡した。魔法使いの指定契約は、このように傷跡を合わせて互いに魔力を流すことで成立する。なお、師匠は私なので私が相手の主導権を握るように調整するが。
 そうして私とロギルジョーは互いにヒリヒリ痛む指を合わせ、魔力を流す。

 契約は結ばれた。

「・・・これで師弟になれた・・・のか?本当にあっという間だったな。体に特別変わりはないようだが」
「よし、今日からお前は私の小間使いだ。念話も自由に使えるようになった。そんなことより早く言え。アウレリウスの秘密を」
「え?マジで兄貴の秘密を知りたいという理由だけで弟子を取る決断したの?マジで?」

 うるさい。あんな純真で無垢な子に秘密があると知って、気にならん奴はおらん。私はとても気になる。凄く気になる。

「兄貴の私物な。ブランドのプリュームの羽ペンを使ってるんだよ。インクはエトワール。キャンドルはクロニクル製を使ってる」
「んん?全部私が魔塔時代に使っていたブランドと一緒だな」
「そう、あんたの私物の情報を集めて、一緒の物を使ってんだよ」

 私の頭の中は、必死に私の情報を集めて同じブランドを探し当て、そこから購入して愛用しているアウレリウスが脳内再生される。

「だからな、兄貴はあんたのストーカーなんだよ。それも年季の入った」
「父さんと一緒の物を使いたい、か。なんて健気なんだ・・・」
「さっきからずっと聞きたかったんだけど、一体どういう経緯があったら六歳下の相手を息子と認識するようになったの?」

 もうすぐ冬季休暇に入り、その際に星辰の祝祭というクリスマスがやってくる。私はあの子に何か、私とおそろいの物を渡そう。ロギルジョーがしつこく質問してくる中、私は静かに画策するのだった
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