4 / 11
クラス替え
ターゲット
しおりを挟む
次の日、音緒はいつも通り登校した。
昨日和山さんが綺麗にして渡してくれたけど、また上履き捨てられてるんだろうな…
雪心に申し訳なく思いながら下駄箱に手をかけた。
しかし、昨日まではゴミ箱扱いされていた音緒の下駄箱に、ゴミなどは入っておらず、落書きなどされていない、昨日雪心が渡してくれた普通の上履きが入っているだけだった。
あ、下駄箱汚すの忘れたんだなあいつら。
ラッキー。
そう思いながら音緒は教室に向かった。
教室に入ると、片須と毒島と目が合った。
うわ、だりぃ。
そう思ったが、2人は音緒に何もしてこなかった。
あいつらも飽きたのか?なら良いんだけど。
しかし、そうではない事に音緒はすぐに気がついた。雪心の机に落書きがされていて、その上にゴミが大量に捨てられていた。
雪心は机のそばに立ち尽くして俯いていた。
「皆ー!今日からターゲット和山に変更な。」
「いいねー。リクト!十六夜、殴ろうとしても避けるし手応えねえもんな!」
だっせえ奴ら…
そう思いながら、音緒は無言で雪心の机を片付け始めた。
昨日和山さんが綺麗にして渡してくれたけど、また上履き捨てられてるんだろうな…
雪心に申し訳なく思いながら下駄箱に手をかけた。
しかし、昨日まではゴミ箱扱いされていた音緒の下駄箱に、ゴミなどは入っておらず、落書きなどされていない、昨日雪心が渡してくれた普通の上履きが入っているだけだった。
あ、下駄箱汚すの忘れたんだなあいつら。
ラッキー。
そう思いながら音緒は教室に向かった。
教室に入ると、片須と毒島と目が合った。
うわ、だりぃ。
そう思ったが、2人は音緒に何もしてこなかった。
あいつらも飽きたのか?なら良いんだけど。
しかし、そうではない事に音緒はすぐに気がついた。雪心の机に落書きがされていて、その上にゴミが大量に捨てられていた。
雪心は机のそばに立ち尽くして俯いていた。
「皆ー!今日からターゲット和山に変更な。」
「いいねー。リクト!十六夜、殴ろうとしても避けるし手応えねえもんな!」
だっせえ奴ら…
そう思いながら、音緒は無言で雪心の机を片付け始めた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる