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118話
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夜10時を回ったころ、公達生徒会メンバーはとある廃病院の前に集まっていた。
「みんな集まったわね」
秋がみんなを見回した。
「秋先輩。ホントにするんですか?」
夏は恐々とした表情で廃病院を見上げてプルプルと震えていた。。
「もちろん。夏の心霊スポット探索は定番でしょ」
「まぁ、確かに定番ではあるな」
「面白そうデス!」
壱やハルは乗り気で楽しそうだった。
「ってか、ここはどこなんだ?」
裁は辺りを見回した。
「それは知らないわ!」
「知らないのかよ!」
知らないと堂々と言いきる秋に裁はツッコミをいれた。
「だって作者に無理矢理連れてこられたんだから知るわけないじゃない」
これまた堂々と言いきる秋に裁はため息を吐いたが、理解もできた。
「で、作者。ここはどこなんだ?」
どこ、と聞かれても、見ての通りの廃病院前だとしか言えないわね。
私の答えに裁は盛大なため息を吐いた。
「俺が聞きたいのはここがどこにある廃病院なのかってことだよ」
そこまでの設定は決めてないから適当な町の廃病院ってことにしといて。
今度は公達までため息を吐いた。
「あいかわらずの駄作者っぷりだな」
そんなに褒めないでよ~。
『………………………』
あれ?反応なしなの?
「でも、なにか出てきそうな雰囲気があるよね」
あ~。私ムシして話を進めるのね。
蛍は廃病院を見上げた。
「まぁ。作者が連れてきたからにはまともじゃないだろうな」
「私もそう思う」
龍の言葉に同意しながら万結は龍に抱きついた。
【そうですね。霊の気配とかしますし、確実になにかあると思います】
さて、皆さん覚えているでしょうか?久々に登場してきた公の守護霊の………………。あれ?名前なんだったかしら?
【おい!お前が忘れてどうする!】
【そうですよ!いくら久しぶりの登場だからといって、作者が登場人物の名前を忘れたらいけないでしょう!】
と、いわれてもね~。登場人物も増えてきたし、1・2度しか出てきてない登場人物の名前なんてすぐに忘れちゃうわよ。
【登場してないのではなく、登場させてくれないのです!そこを間違えないでください!】
間違ってはないわよ。
【間違ってます!だって私公さんの守護霊なんですからいつもそばにいるんですよ!だから、登場させようと思えばいつでも登場させれたはずですよ!】
じゃあ、例えばだけど、普段の公の生活の中にえっと…………守護霊ちゃんが日常的に出てきたとしましょう。
【まだ私の名前を思い出してくれないのですか!?】
でも、公以外の人間には見えないし話せない。この場合、守護霊ちゃんが物語の中に登場する意味はあるのかしら?
【ありますよ!たとえ他の人に見えなくても、話ができなくても、登場することによって公さんのサポートをすることができます!そして私の名前は】
守護霊ちゃん。
【違います!幽です!幽!】
あ~。そんな名前だったわね。でも、私が忘れてたくらいだから読者のみんなも忘れていたわよ。
【ウッウッウッ。私ってそんなに影が薄いですか?】
まぁ、守護霊なんだから仕方ないんじゃないの?
【うまいこと言わなくていいですよ!】
【幽。作者のペースにはまってるぞ】
【あっ】
公の言葉にハッとした幽は落ち着きを取り戻した。
ふふふ。守護霊ちゃんをからかったことだし、
【だから幽です】
話を進めるとしましょうか。
夏はあいかわらずプルプル震えて怯えながら廃病院を見上げていた。
「大丈夫だって。みんな一緒に行くんだから」
秋は夏を落ち着かせるために抱きついた。
「う~~~」
それでもイヤな夏は唸っていた。
「それに、生徒会の交流の意味もある廃病院探索だから、ね」
秋がそう言うと、夏の唸りは少しおさまった。
「ってか、こんな交流、俺はイヤだけどな」
廃病院を見上げながら裁が呟いた。
「そうだな」
「それに、作者に連れてこられただけなんだから、生徒会の交流もなにもないわよね」
「どうせ、夏の泣き顔とかを見て愛でたいだけでしょうね」
「それは私も見てみたいデス!」
壱達の会話を聞いた夏は秋を見上げて睨み付けた。
「なにかしら?」
夏から睨み付けられても秋は笑顔をくずさなかった。
そんな笑顔を睨み続けた夏は、何も言わずに秋の腕の中から抜け出ると壱達のもとへ駆け寄った。
「あぁ~、なっちゃ~ん」
秋が夏に向かって手を伸ばすも、夏は当然振り返ることはしなかった。
そんな様子を見ていた公達は苦笑していた。
「壱先輩。もう帰ってもいいんじゃないですか?」
もう怖いとかより怒りのほうが先立っている夏は少し殺気だちながら壱に聞いた。
そんな夏の姿に壱は苦笑した。
「壱先輩」
「お前の気持ちはわかるし、俺も帰りたいと思っているが、作者が連れてきたってことは廃病院探索を終えないことには帰れないだろうな」
壱のその言葉に夏の殺気は霧散し、わかりやすいぐらいに落ち込んだ。
【そういえば、幽】
夏の落ち込む姿を見ながら公はふと思ったことがあり、幽に話しかけた。
【なんですか?】
【さっき霊の気配を感じるとか言ってたよね?】
【はい】
【それって悪霊とかなのか?】
【そこまではわかりません。ですが、公さんは私が護りますので安心してください】
【ありがとう】
お礼を言いながら夏のほうを見ると、夏はハルに抱きついて慰められていた。
「それで、どうするんですか?」
公が問いかけると、壱達は顔を見合わせた。
「行くしかないだろ」
壱の答えに裁や龍達が頷く中、夏はさらに落ち込み、その目には少し涙が浮かんでいた。
そんな夏に近づこうとする秋の襟を冬が掴んで止めた。
「そうと決まれば早速行こうか」
先頭を裁が歩き出したので、公達もそのあとに続いて廃病院に入っていった。
「みんな集まったわね」
秋がみんなを見回した。
「秋先輩。ホントにするんですか?」
夏は恐々とした表情で廃病院を見上げてプルプルと震えていた。。
「もちろん。夏の心霊スポット探索は定番でしょ」
「まぁ、確かに定番ではあるな」
「面白そうデス!」
壱やハルは乗り気で楽しそうだった。
「ってか、ここはどこなんだ?」
裁は辺りを見回した。
「それは知らないわ!」
「知らないのかよ!」
知らないと堂々と言いきる秋に裁はツッコミをいれた。
「だって作者に無理矢理連れてこられたんだから知るわけないじゃない」
これまた堂々と言いきる秋に裁はため息を吐いたが、理解もできた。
「で、作者。ここはどこなんだ?」
どこ、と聞かれても、見ての通りの廃病院前だとしか言えないわね。
私の答えに裁は盛大なため息を吐いた。
「俺が聞きたいのはここがどこにある廃病院なのかってことだよ」
そこまでの設定は決めてないから適当な町の廃病院ってことにしといて。
今度は公達までため息を吐いた。
「あいかわらずの駄作者っぷりだな」
そんなに褒めないでよ~。
『………………………』
あれ?反応なしなの?
「でも、なにか出てきそうな雰囲気があるよね」
あ~。私ムシして話を進めるのね。
蛍は廃病院を見上げた。
「まぁ。作者が連れてきたからにはまともじゃないだろうな」
「私もそう思う」
龍の言葉に同意しながら万結は龍に抱きついた。
【そうですね。霊の気配とかしますし、確実になにかあると思います】
さて、皆さん覚えているでしょうか?久々に登場してきた公の守護霊の………………。あれ?名前なんだったかしら?
【おい!お前が忘れてどうする!】
【そうですよ!いくら久しぶりの登場だからといって、作者が登場人物の名前を忘れたらいけないでしょう!】
と、いわれてもね~。登場人物も増えてきたし、1・2度しか出てきてない登場人物の名前なんてすぐに忘れちゃうわよ。
【登場してないのではなく、登場させてくれないのです!そこを間違えないでください!】
間違ってはないわよ。
【間違ってます!だって私公さんの守護霊なんですからいつもそばにいるんですよ!だから、登場させようと思えばいつでも登場させれたはずですよ!】
じゃあ、例えばだけど、普段の公の生活の中にえっと…………守護霊ちゃんが日常的に出てきたとしましょう。
【まだ私の名前を思い出してくれないのですか!?】
でも、公以外の人間には見えないし話せない。この場合、守護霊ちゃんが物語の中に登場する意味はあるのかしら?
【ありますよ!たとえ他の人に見えなくても、話ができなくても、登場することによって公さんのサポートをすることができます!そして私の名前は】
守護霊ちゃん。
【違います!幽です!幽!】
あ~。そんな名前だったわね。でも、私が忘れてたくらいだから読者のみんなも忘れていたわよ。
【ウッウッウッ。私ってそんなに影が薄いですか?】
まぁ、守護霊なんだから仕方ないんじゃないの?
【うまいこと言わなくていいですよ!】
【幽。作者のペースにはまってるぞ】
【あっ】
公の言葉にハッとした幽は落ち着きを取り戻した。
ふふふ。守護霊ちゃんをからかったことだし、
【だから幽です】
話を進めるとしましょうか。
夏はあいかわらずプルプル震えて怯えながら廃病院を見上げていた。
「大丈夫だって。みんな一緒に行くんだから」
秋は夏を落ち着かせるために抱きついた。
「う~~~」
それでもイヤな夏は唸っていた。
「それに、生徒会の交流の意味もある廃病院探索だから、ね」
秋がそう言うと、夏の唸りは少しおさまった。
「ってか、こんな交流、俺はイヤだけどな」
廃病院を見上げながら裁が呟いた。
「そうだな」
「それに、作者に連れてこられただけなんだから、生徒会の交流もなにもないわよね」
「どうせ、夏の泣き顔とかを見て愛でたいだけでしょうね」
「それは私も見てみたいデス!」
壱達の会話を聞いた夏は秋を見上げて睨み付けた。
「なにかしら?」
夏から睨み付けられても秋は笑顔をくずさなかった。
そんな笑顔を睨み続けた夏は、何も言わずに秋の腕の中から抜け出ると壱達のもとへ駆け寄った。
「あぁ~、なっちゃ~ん」
秋が夏に向かって手を伸ばすも、夏は当然振り返ることはしなかった。
そんな様子を見ていた公達は苦笑していた。
「壱先輩。もう帰ってもいいんじゃないですか?」
もう怖いとかより怒りのほうが先立っている夏は少し殺気だちながら壱に聞いた。
そんな夏の姿に壱は苦笑した。
「壱先輩」
「お前の気持ちはわかるし、俺も帰りたいと思っているが、作者が連れてきたってことは廃病院探索を終えないことには帰れないだろうな」
壱のその言葉に夏の殺気は霧散し、わかりやすいぐらいに落ち込んだ。
【そういえば、幽】
夏の落ち込む姿を見ながら公はふと思ったことがあり、幽に話しかけた。
【なんですか?】
【さっき霊の気配を感じるとか言ってたよね?】
【はい】
【それって悪霊とかなのか?】
【そこまではわかりません。ですが、公さんは私が護りますので安心してください】
【ありがとう】
お礼を言いながら夏のほうを見ると、夏はハルに抱きついて慰められていた。
「それで、どうするんですか?」
公が問いかけると、壱達は顔を見合わせた。
「行くしかないだろ」
壱の答えに裁や龍達が頷く中、夏はさらに落ち込み、その目には少し涙が浮かんでいた。
そんな夏に近づこうとする秋の襟を冬が掴んで止めた。
「そうと決まれば早速行こうか」
先頭を裁が歩き出したので、公達もそのあとに続いて廃病院に入っていった。
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