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120話
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裁判も無事に終わってマスターと公達は廃病院に戻ってきたのですが、マスターはしゃがみこんで床にのの字を書いていじけ始めました。
公達がそんなマスターをムシして先に進もうとした時、
〔シクシクシク〕
また聞こえたきた子供の声は泣いていました。
〔せっかく人が来てくれて遊んでくれると思ったのに、いきなり居なくなっちゃうなんてヒドいよ〕
子供の泣き声に公達は顔を見合わせて戸惑っていました。
「これって、どうすればいいんでしょうか?」
公の視線は裁に向きました。
「どうすればいいと聞かれてもな」
裁は壱を見ました。
「相手をするかムシするかの2択だろ」
壱が提示した2択に公達は頭を悩ませます。
「でも、この子供って幽霊なのよね?」
「廃病院だし、そうなんだろうな」
「だったらムシするのは止めたほうがいいんじゃない?」
その言葉に全員の視線が絆に向きました。
「どうしてだ?」
「だって幽霊だったらムシしてたら何してくるかわからないじゃない」
『あ~』
納得の答えに公達は頷いた。
「でも、相手をする前に確認だけはとっておきましょうか」
すると、絆は落ち込んでいるマスターの頭を叩きました。
「作者。1つ聞きたいんだけど」
「メソメソ」
「作者!」
絆は少し強めにもう1度マスターの頭を叩きました。
「メソメソ。なによ」
「この幽霊の子供って悪霊なの?」
「それはわからないわよ。なんたって私が作った存在じゃないんだから」
「そう。じゃあ、幽霊の子供が遊びたいって言ってるんだけど、相手にしても大丈夫なの?」
「この小説はギャグが基本だから、私が執筆してなかったとしても、ギャグ方面に勝手にいくはずだから大丈夫だと思うわ」
「そう。ありがと」
お礼を言った絆は公達を見ると、話を聞いていた公達は頷き返しました。
その頷きを見た絆は叫びました。
「いいわ!遊んであげる!」
〔ホント!〕
「えぇ」
〔やったー!〕
すると、天井から幽霊の子供が現れた。
「ヒィッ!」
驚きと恐怖で腰が抜けて床に座り込みそうになった夏の腰に公が腕を回し、支えました。
「大丈夫ですか?」
「だだだ大丈夫じゃじゃじゃじゃない」
夏のその答えに、公は仕方ないと思いました。
「楓。夏先輩を少し支えてくれないか?」
「わかった」
楓が夏を支えると、公は夏に背中を向けてしゃがんだ。
すると、楓は夏を公の背中に乗せました。
「いいわよ」
楓の合図をうけた公は立ち上がり、夏をおんぶしました。
「えっ?えぇっ!?公くん!大丈夫だからおろして!」
まさかおんぶされるとはおもっていなかった夏は慌てておりようとするが、腰が抜けて足が動かないので両手で公の背中を押すしか出来ませんでした。
「夏先輩歩けませんよね?」
「う、うん」
「おろした場合、歩けないとここに置いていくしかないですけど、それでもいいですか?」
「それはイヤ!」
力強い「イヤ!」の言葉に公は苦笑しました。
「ですよね。だったらこのままおんぶしていきますね」
「はい」
頷いた夏は大人しくなりました。
〔キャハハ〕
そんな公と夏のもとに子供幽霊がやってきました。
すると、夏は公の背中に顔をうずめました。
〔妹さんをおんぶしてるんだ~。優しいお兄さんだね〕
妹と間違えられた夏は顔をあげると叫びました。
「私のほうが年上だし、兄妹じゃないからね!」
夏に叫ばれた子供幽霊は〔キャハハ〕と笑っていました。
〔そうなんだ~。ゴメンね~〕
笑いながら子供幽霊は飛び回っていました。
「それで、なにして遊ぶんだ?」
公の問いかけに子供幽霊は飛び回るのをやめて公達を見回した。
〔そうだね。それじゃあ、遊ぼうか~〕
そう言うと、子供幽霊は2本指をたてました。
〔遊びは2つ。
1つはかくれんぼ。こっちは僕が隠れるから君達が鬼ね。僕を見つけられたら君達の勝ち。
もう1つは鬼ごっこ。こっちは君達が逃げる側だね〕
それを聞いた裁が手を上げました。
「ちょっといいか?」
〔なに?お兄さん〕
「君はかくれんぼのために隠れるのだろ?」
〔そうだね~〕
「じゃあ、鬼ごっこの鬼は誰がするんだ?」
裁の疑問に公達はハッとしました。
〔あぁ。鬼ごっこの鬼ね。そっちは〕
子供幽霊が指を鳴らすと廊下の向こう側から頭まで全身黒タイツの人間が走ってきました。
「ひぃ!」
怯えた夏はまた公の背中に顔をうずめました。夏ほどではないですが、公達も少しひいていました。
やってきた黒タイツはマスターを立たせると、どこからか取り出したハリセンで顎を下からかちあげると、のけ反ったマスターの顔に向けてさらにハリセンを振り下ろしました。
「イター!」
殴られた顔をおさえてマスターは転がり回りました。
〔あんな感じに鬼に捕まるとなにされるかわからないから気を付けてね〕
「つまり、鬼に捕まらないように気をつけながら隠れている君を探し出さないといけないってわけかい?」
〔そういうことだね!〕
ルールを理解した公達は顔を見合わせた。
「いいわ。やってあげるわよ」
転げ回っていたマスターが立ち上がり、そう宣言しました。
〔他の人達はどうかな?〕
「やるよ」
みんなを代表して壱がそう宣言しました。
〔やったー!〕
子供幽霊は嬉しそうに飛び回りはじめました。
〔それじゃあ早速ゲームスタートだよ〕
そう言って子供幽霊はスーっと消えていきました。
「みんないくわよ!」
「なんでお前が仕切ってるんだよ!」
先頭を歩いていこうとするマスターの頭を蛙が殴りつけました。
公達がそんなマスターをムシして先に進もうとした時、
〔シクシクシク〕
また聞こえたきた子供の声は泣いていました。
〔せっかく人が来てくれて遊んでくれると思ったのに、いきなり居なくなっちゃうなんてヒドいよ〕
子供の泣き声に公達は顔を見合わせて戸惑っていました。
「これって、どうすればいいんでしょうか?」
公の視線は裁に向きました。
「どうすればいいと聞かれてもな」
裁は壱を見ました。
「相手をするかムシするかの2択だろ」
壱が提示した2択に公達は頭を悩ませます。
「でも、この子供って幽霊なのよね?」
「廃病院だし、そうなんだろうな」
「だったらムシするのは止めたほうがいいんじゃない?」
その言葉に全員の視線が絆に向きました。
「どうしてだ?」
「だって幽霊だったらムシしてたら何してくるかわからないじゃない」
『あ~』
納得の答えに公達は頷いた。
「でも、相手をする前に確認だけはとっておきましょうか」
すると、絆は落ち込んでいるマスターの頭を叩きました。
「作者。1つ聞きたいんだけど」
「メソメソ」
「作者!」
絆は少し強めにもう1度マスターの頭を叩きました。
「メソメソ。なによ」
「この幽霊の子供って悪霊なの?」
「それはわからないわよ。なんたって私が作った存在じゃないんだから」
「そう。じゃあ、幽霊の子供が遊びたいって言ってるんだけど、相手にしても大丈夫なの?」
「この小説はギャグが基本だから、私が執筆してなかったとしても、ギャグ方面に勝手にいくはずだから大丈夫だと思うわ」
「そう。ありがと」
お礼を言った絆は公達を見ると、話を聞いていた公達は頷き返しました。
その頷きを見た絆は叫びました。
「いいわ!遊んであげる!」
〔ホント!〕
「えぇ」
〔やったー!〕
すると、天井から幽霊の子供が現れた。
「ヒィッ!」
驚きと恐怖で腰が抜けて床に座り込みそうになった夏の腰に公が腕を回し、支えました。
「大丈夫ですか?」
「だだだ大丈夫じゃじゃじゃじゃない」
夏のその答えに、公は仕方ないと思いました。
「楓。夏先輩を少し支えてくれないか?」
「わかった」
楓が夏を支えると、公は夏に背中を向けてしゃがんだ。
すると、楓は夏を公の背中に乗せました。
「いいわよ」
楓の合図をうけた公は立ち上がり、夏をおんぶしました。
「えっ?えぇっ!?公くん!大丈夫だからおろして!」
まさかおんぶされるとはおもっていなかった夏は慌てておりようとするが、腰が抜けて足が動かないので両手で公の背中を押すしか出来ませんでした。
「夏先輩歩けませんよね?」
「う、うん」
「おろした場合、歩けないとここに置いていくしかないですけど、それでもいいですか?」
「それはイヤ!」
力強い「イヤ!」の言葉に公は苦笑しました。
「ですよね。だったらこのままおんぶしていきますね」
「はい」
頷いた夏は大人しくなりました。
〔キャハハ〕
そんな公と夏のもとに子供幽霊がやってきました。
すると、夏は公の背中に顔をうずめました。
〔妹さんをおんぶしてるんだ~。優しいお兄さんだね〕
妹と間違えられた夏は顔をあげると叫びました。
「私のほうが年上だし、兄妹じゃないからね!」
夏に叫ばれた子供幽霊は〔キャハハ〕と笑っていました。
〔そうなんだ~。ゴメンね~〕
笑いながら子供幽霊は飛び回っていました。
「それで、なにして遊ぶんだ?」
公の問いかけに子供幽霊は飛び回るのをやめて公達を見回した。
〔そうだね。それじゃあ、遊ぼうか~〕
そう言うと、子供幽霊は2本指をたてました。
〔遊びは2つ。
1つはかくれんぼ。こっちは僕が隠れるから君達が鬼ね。僕を見つけられたら君達の勝ち。
もう1つは鬼ごっこ。こっちは君達が逃げる側だね〕
それを聞いた裁が手を上げました。
「ちょっといいか?」
〔なに?お兄さん〕
「君はかくれんぼのために隠れるのだろ?」
〔そうだね~〕
「じゃあ、鬼ごっこの鬼は誰がするんだ?」
裁の疑問に公達はハッとしました。
〔あぁ。鬼ごっこの鬼ね。そっちは〕
子供幽霊が指を鳴らすと廊下の向こう側から頭まで全身黒タイツの人間が走ってきました。
「ひぃ!」
怯えた夏はまた公の背中に顔をうずめました。夏ほどではないですが、公達も少しひいていました。
やってきた黒タイツはマスターを立たせると、どこからか取り出したハリセンで顎を下からかちあげると、のけ反ったマスターの顔に向けてさらにハリセンを振り下ろしました。
「イター!」
殴られた顔をおさえてマスターは転がり回りました。
〔あんな感じに鬼に捕まるとなにされるかわからないから気を付けてね〕
「つまり、鬼に捕まらないように気をつけながら隠れている君を探し出さないといけないってわけかい?」
〔そういうことだね!〕
ルールを理解した公達は顔を見合わせた。
「いいわ。やってあげるわよ」
転げ回っていたマスターが立ち上がり、そう宣言しました。
〔他の人達はどうかな?〕
「やるよ」
みんなを代表して壱がそう宣言しました。
〔やったー!〕
子供幽霊は嬉しそうに飛び回りはじめました。
〔それじゃあ早速ゲームスタートだよ〕
そう言って子供幽霊はスーっと消えていきました。
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先頭を歩いていこうとするマスターの頭を蛙が殴りつけました。
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