幻影の讃美歌

ごさまる

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第一章

〜立ちはだかるもの〜

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「悪」を喰らって行く事に対してのリスクとは、何だろう・・。
当然、そういった疑問を持つのが普通である。

バンッ!             優がテーブルに身をのりだしルシファーを、問いただした。

「・・ルシファー!ダミアンの話している「間に合わなかった場合」って一体どういう事なの!?あなた達一体何物なのっ!?私には何も教えてくれないじゃないっ!・・私にだって・・私にだって!知る権利がある!ねぇ!教えてよっ!?」

するとハデスが大声で叫んだ!

「!この無礼者!口をつつしまぬか!」

シーン・・。

古城に張りつめた空気が流れた。

「♪アハッ、優には、教えられないのだ♪我々の秘密なのだ!アハッ♪」

ふざけたようにダミアンが席を外し、長テーブルの回りをクルクルと踊るように回りだした。

「♪トゥラッタ~トゥラッタ~♪トゥラッタラア♪」

ガタンっ!

!怒りに震えた優が立ち上がり


「・・!私は、あなた達がいう「真の闇」の主なんでしょっ!?だからこそ、知りたいの!知る権利がある!・・ハアハアハア・・ 」

興奮し怒りに震える優に、ダミアンの躍りが止んだ。


「・・答えてもよかろう?ルシファー?」

ダミアンがルシファーに聞くと、ルシファーが静かに席に座った。

「・・・・!?」その様子に優も席に座る。

コツンコツンコツン・・

ダミアンは、笑顔のない顔でルシファーの横に立った。

「俺が話そう・・」

ルシファーがそう言うと、ダミアンは静かにうなずいた。

ハデスとミーミルは、静かに眼を閉じている。

「・・優、貴様が言うことは理解出来た、が・・「もしも「悪」を喰らっていくことが間に合わなかった場合だが・・我々もその事を口にする事は封印術で話せない様になっている・・!」

すかさずダミアンが

「・・愚か者が・・。もしも「理由」を、口にしようとした時は優・・貴様の寿命が尽きるのだ・・。」

「!?ダミアン!」慌てるルシファーを横目に

「・・・・!?!?えっ!?私の寿命って・・!?」

優が愕然と立ち上がった・・。

「それでも貴様は、ルシファー様の口から「理由」が聞きたいかっ!」

ミーミルが強い口調で叫んだ。


「落ち着けミーミル・・」

ルシファーが立ち上がり優の側に歩み寄ると、優が大声で泣き叫んだ!

「どうしてっ!?ねぇっ!どうして!答えなさいよぉ・・もう・・いやーっ!」

泣き叫び崩れる優に、ルシファーが言った。

「それが、お前自身が生み出した「真の闇」の呪縛だ・・貴様の命と引き換えに「理由」をのべることは出来ないのだ・・」


「・・・・!?私が自分で?・・もうわかんないよ・・」

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